仲間たちとともに世界の課題を考える
APNとは、毎年夏に行われているイングリッシュ・イマージョン・キャンプ(※)に参加した子どもたちとそのご家族、そしてさまざまな国や地域出身のキャンプリーダーが集まり、地球規模の課題について一緒に考えたり、自身の活動や目標を英語で発表して、お互いの成長を確認し、応援し合うイベントです。第9回目を迎えた今回は、21か国から120名が参加し、久しぶりの仲間との再会を楽しむとともに、新たな目標を思い描きました。
※通称EIC。毎年夏に開催されるKUMON主催のイベント。
子どもたちは様々な国と地域出身の学生キャンプリーダーたちと、英語をコミュニケーションツールとして、生活を共にし、お互いを理解することの大切さを学ぶ。2016年のキャンプには322名が参加。
今年のAPNでは「Education」をテーマにしたプログラムが組まれ、参加者は世界には学校に行けない子どもたちがいるという現実を知りました。この問題を解決するためにはどうしたらいいか?〝Build a school“というゲームでは学校を建設することを通して、立場によって物事の見方や考え方が変わってくるということを学びました。子どもたちは頭を悩ませながらも、さまざまな意見を出し合っていました。
違う価値観を知ることで大きく成長する子どもたち
「いろいろ考えることや発表することがあってすごく充実したAPNでした」と話してくれたのはタイでの海外スタディーツアーの学びを発表した菜々さん(中3)。
EIC参加後からAPN発表までの取り組みをそばで見守ってきた菜々さんのお母さまは、菜々さんの変化について、次のように話します。
「今まで公文の教室で勉強していた英語が実際に使えるんだと実感したようです。キャンプリーダーもいろんな国の方がいて、テレビでニュースが流れると『あのキャンプリーダーの国だ』と今まであまり興味を持たなかったことに興味を持ったりしています」
また香帆さん(小4)のお母さまは「自分はこうなりたいという夢を持っているお兄さんやお姉さんと触れ合うことで掴んでいくものもあると思います」と話してくださいました。
子どもたちは年齢も国もまったく違う仲間たちとの出会いのなかで、視野を広げていきます。
夢に向かって踏み出す一歩
APNに参加した子どもたちの将来の夢を聞いてみました。
「海外スタディーツアーに参加して、自分が思っていた以上に世界にはいろいろ深刻な問題があることがわかりました。周りにも同じ目標を持っている人がいますが、僕も国連職員になって世界の役に立ちたいと思っています」(中3 大悟くん)
「将来は医師になりたいです。英語を使って、日本に留まらず世界中の人々の病気を治したりしたいなと思いました」(中3 菜々さん)
将来、子どもたちが世界で活躍する日が楽しみですね!
当日の様子をぜひ動画でもご覧ください。
関連リンク
English Immersion Camp2016|KUMON now!
English Immersion Camp公式ウェブサイト