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KUMONグループの活動  2014/08/26更新

Vol.051 海外のKUMON-海外展開スタートから40年  

「社会に貢献」から
「地球社会に貢献」へと
進化したKUMONの理念
海外展開スタートから今年で40年

1955年、大阪府守口市に初めて公文式教室が誕生(創業は1958年)。それから19年後の1974年、ニューヨークに海外第1号の教室ができました。これを皮切りに、現在では48の国と地域に学びの場が広がっています。

「大阪の公文」から「全国の公文」へ、そしてアメリカへ

1962年(昭和37年)の社内資料に、こんな一文があります。「東京初となる公文式教室を新宿区戸塚町(現在の西早稲田)に開設」。当時、東京での公文式の知名度はほぼゼロだったということも、同じ資料に記されていました。それまでは、公文式教室は大阪府内を中心に数十教室、学習者数も数千という時代。しかし、大阪の教室に通う子どもたちの成長をつぶさに見て、創始者の故・公文公(くもんとおる)は「ぜひ、東京の子どもたちにも公文式を。そして全国の子どもたちに…」と考えていたのでした。

東京進出を契機に、教室も、そこで学ぶ子どもたちも少しずつですが、着実に増えていきました。そして、1969年に国内の学習者数が1万を超え、やがて10万を超えてしばらくしたころ、ニューヨークに海外初の公文式教室(算数・数学)が開かれることになります。1974年のことです。

このときのニューヨークの教室の学習者は、大半が日本人駐在員の子女でした。教室の先生も日本人です。このことは、海外展開の初期にできた公文式教室のほとんどが同じでした。というのも、親の海外勤務に伴い移住した生徒さんたちの「公文はぜひ続けたい」というご要望に応え、海外で教室を開設することが当時は多かったからです。

ニューヨークに続き、1970年代には台湾、ブラジル、ドイツに公文式教室が開設されていきます。こうした海外への広がりにともない、その学習法と効果が地域で評判となり、現地の子どもたちが少しずつ増え、さらに評判を呼ぶ。こうしたくり返しでKUMONは地域に受け入れられ、現地の先生が指導し、現地の子どもたちが学ぶという、現在のスタイルができたのです。

南アフリカにも200以上の教室が

それから40年たった今、48の国と地域で427万の子どもたちがKUMONを学んでいます(2014年3月末現在)。教室もいろいろな場所にできています。ある国の大使館が多い地区の教室は、生徒さんの1/3ほどが大使館員の子女で、十数か国の子どもたちが学んでいます。ブラジル・サンパウロ郊外にある教室は、日本人の感覚からすると「原野のなかの教室」で、「よく通ってくるなぁ」と感嘆してしまうといいます。同じ南半球の南アフリカ共和国には239の教室があり、日本人観光客の方が驚かれることもあるそうです。

48の国と地域には、それぞれ時差があります。たとえば、ブラジルと日本との時差は12時間、ドイツとの時差は7時間。ということは、今、この瞬間も地球のどこかでKUMONを学習している子どもたちがいるのです。40年前とは隔世の感があります。

もちろん、国は違っても、地域が違っても、一歩教室のなかに入ると、そこはKUMONの教室。集中して教材に向かう子どもたちの真剣さが感じられる空気、そして元気に学ぶエネルギーが満ちています。ご紹介している写真で、その一部でも感じていただけたら幸いです。

「社会」から「地球社会」へ

海外展開が進んでいくと、公文をよく知る識者の方たちから、「公文の理念の一部を変えてはどうか」というご提案をいただくようになりました。理念の最後の一節の「社会に貢献」を「地球社会に貢献」へという変更です。「社会」の前に「地球」を加える。2文字加えるだけですが、その重みの変わりようは計り知れません。

そして、社内でも同じように考える社員が増えていたこと、また「それに挑みたい」という意味でも、変えようという結論に至り、2001年に変更しています。私たちはこの理念を一日でも早く実現できるよう、これからも真摯に活動していきたいと考えています。

公文の理念

われわれは
個々の人間に与えられている可能性を発見し
その能力を最大限に伸ばすことにより
健全にして有能な人材の育成をはかり
地球社会に貢献する

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