中学校の部に選定されました!
鳥居きみ子の夫、鳥居龍蔵は「知の巨人」ともいわれ、明治から昭和時代にかけて活躍した人類学者です。彼の生涯や研究業績を紹介した本はたくさんありますが、きみ子のことを紹介した本は、これまでほとんどありませんでした。


▲ゲル前の鳥居一家 1908年6月 西チャロットのゲル前 (写真提供:徳島県立鳥居龍蔵記念博物館)
人類学に一生を捧げた夫婦と子どもたちの、夢中で追い求める情熱や後世に残した功績など、読み始めたらやめることができず、最後のページまで一気に読んでしまいました。
自分の考えや信念、やりたいことに打ち込み続ける精神力など、生きていくうえで誰もが見つけたい「夢中になれるモノ」に出逢えたことに、憧れや羨ましさを感じられる一冊でした。(くもん出版読者アンケートより)
大人としては興味深かったです。昭和初期で、女性が活躍するにはまだ難しい時代に、研究者として母として、どのように生きたのか勉強になりました。(くもん出版読者アンケートより)
研究のため、夫とともにまだ赤ちゃんだった子を連れてモンゴルに行き、その後も家族とともに厳しい自然や戦争の中、冒険と波乱にみちた調査を続けた人類学者・鳥居龍蔵ときみ子。特に民族学者として成長していくきみ子の生き方は若い人に力を与えることでしょう。
1944年生まれ。徳島大学教育学部卒。県立・私立高校国語教師として勤務。著書に、『お遍路ウォーク』『まぶらいの島』(ともに、くもん出版)、『天使の歌声:徳島少年少女合唱団ものがたり』(編集工房ノア)、『おいべっさん』(解放出版社)、『スクールゾーン:こどものための詩集』(らくだ出版)、『天地と:竹内紘子詩集』(近代文芸社)など。
<書誌情報>
書名:鳥居きみ子 家族とフィールドワークを進めた人類学者
著者:竹内紘子
解説:岸積
対象:小学校高学年から
判型・ページ数:四六判・184ページ
本体サイズ:縦19.4×横13.5×厚さ2.0cm
ISBN:9784774333861
NDCコード:913
発売年月:2024年2月
発行:くもん出版
https://shop.kumonshuppan.com/view/item/000000003522
徳島県立鳥居龍蔵記念博物館
https://torii-museum.bunmori.tokushima.jp
リリースPDF「『鳥居きみ子』(くもん出版刊)が青少年読書感想文全国コンクール中学校の部に選定されました!」
株式会社くもん出版
〒141-8488 東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア11F
メールアドレス:kouhou@kumonshuppan.com
くもん出版サイト:https://www.kumonshuppan.com/