KUMONトピックス
Feature Report - 進化し続ける活動
カテゴリーを表示

学習者・OBOG  2016/08/09更新

Vol.168 OB・OG News-研修医  

健康な人が
健康に生きる社会を支えたい
金久保 祐介さん

現在研修医2年目、「家庭医」になることを目指して奮闘中の金久保祐介さん。今回は、公文式英語教材を修了し、KUMONイングリッシュ・イマージョン・キャンプに参加した経験のある金久保さんに、お話をうかがいました。

地域に根差し、地域で求められる医療を提供する「家庭医」を目指して

「家庭医」という言葉は日本では聞き慣れないかもしれませんが、イギリスやアメリカでは、General Practitioner、Family Physicianと呼ばれ、いわゆる家族のかかりつけ医として広く認知されているそうです。地域の方々が抱える健康に関する心配や問題についての相談を受け、診察し、必要な処置や薬の処方、治療などを行います。専門科の受診が必要と判断すれば、その患者さんに適した専門的な病院を紹介します。診療するのは、赤ちゃんからお年寄りまで。年齢や性別、病気の種類などに関わらず、「その地域の人々に求められる医療を提供していくこと」が求められる医師なのです。

現在研修医2年目の金久保さんは、「家庭医」になることを目指し、今は毎月異なる診療科を回って、実際の診療に携わっています。

金久保祐介さんのあゆみ

・小学2年生のとき、公文式教室で英語を学び始める
・小学6年生のとき、KUMONのイングリッシュ・イマージョン・キャンプに参加する
・高校2年生で公文式英語を修了
・東京大学教養学部理科三類に入学
・医師国家試験に合格
・2015年4月から千葉県亀田総合病院にて、家庭医を目指して研修中

Q. 医者を目指すようになったきっかけを教えてください。

A. そもそも僕が医者を目指したのは、自分自身が小さい頃から喘息持ちで、出身地である茨城の診療所にお世話になったことが原点としてあります。夜中や明け方、休日でも構わず喘息の発作は起こります。そのたびに母が先生に連絡をして、診てもらっていました。「お世話になった恩返しをしたい、そのために医者になりたい」という気持ちは小学校低学年の頃にはすでに自分の中にはっきりとありました。

Q. 公文にはいつから通われていましたか?やっていてよかったことは何ですか?

A. 僕が公文に通い始めたのは小学2年生の頃。当時小学6年生だった姉が、中学入学に向けて公文で英語を学び始めたんです。僕はお姉ちゃん子で、“お姉ちゃんと一緒に”という気持ちで公文に入会しました。教科も姉と同じ英語(笑)。

そんなふうに通い始めた公文ですが、僕の夢の第一歩の後押しをしてくれたのが、公文の先生です。小学6年生のとき、公文の先生に「医者になるにはどうしたらいいか」と相談したんです。当時、僕の通っていた小学校から私立の中学を受験した前例はないような状況でしたが、公文の先生は「勉強ができる環境に進んだ方がいい」とアドバイスをくれました。そこから私立中学受験に向けて準備をし、何とか合格することができました。公文をやってよかったことは?と聞かれたら、「公文の先生と出会えたこと」と答えますね。公文の先生からはたくさんのことを学びましたが、特に「自分で考えることがいかに大事か」ということを、教室でのやりとりを通じて教えていただいたと感じています。


KUMONイングリッシュ・イマージョン・
キャンプにて(下側左から2番目が金久保さん)

Q. KUMONのイングリッシュ・イマージョン・キャンプにも参加されたそうですが、キャンプの思い出を聞かせてください。

A. 小学6年生のとき、これも公文の先生の紹介で、毎年夏に公文が開催しているイングリッシュ・イマージョン・キャンプ*に参加しました。これは小学生が世界各国出身のキャンプリーダーたちと英語でコミュニケーションをしながら、生活を共にし、異文化理解を深めるキャンプなのですが、とにかく引っ込み思案だった僕は、初めて長期間一人で親元を離れるという寂しさもあって、キャンプではしょっちゅう泣いていました。それでも、海外からの留学生でもあるキャンプリーダーたちがサポートしてくれて、キャンプ期間を乗り切りました。その時に学んだことは「コミュニケーションをとろうとすれば、耳を傾けてもらえる」、そして「がんばれば何とか英語でコミュニケーションがとれる」ということでした。
*KUMONイングリッシュ・イマージョン・キャンプについては、記事末尾の関連リンクをご参照ください。

このキャンプを経て、英語を学ぶモチベーションは確実に上がりました。その後、英検を受験するなど、少しずつ積極的にチャレンジするようになっていきました。進学した中学・高校は自宅から片道2時間かかるため、教室に通うのも大変でしたが、最終的には高校2年生の頃までお世話になり、英語教材を修了しました。


KUMONイングリッシュ・イマージョン
・キャンプにて英語で発表する金久保さん

Q. 公文式英語で学んだことが、今に活きていると感じることはありますか?

A. 医療の世界の最新の情報は英語でしか手に入らないことも多いため、調べものの際は日常的に英語を使っています。また、今所属している病院には米国から来られている先生がいらっしゃるのですが、英語で行われるカンファレンスの書記役などは積極的に買って出るようにしています。英語を読んだり聞いたりすることに対する抵抗感がないのは、公文で英語を学び、イングリッシュ・イマージョン・キャンプに参加したおかげだと思います。

また、キャンプで学んだ「コミュニケーションをとろうとする姿勢が大切」ということは、今自分が置かれている環境でもとても大切だと感じます。というのも、研修中の今、僕は毎月新しい科に行き、初めて会う方々と一緒に仕事をしています。ここでは積極的にコミュニケーションをとっていかないと仕事が成り立ちません。自分がどういう人間で、どういうことを考えているのかを理解してもらい、同時に相手のことも知る。そのためにコミュニケーションは欠かせません。初めて出会う人たち、ましてや海外からの留学生キャンプリーダーたちと英語で過ごすキャンプを何とか乗り切った経験が、僕を今、支えてくれているのかもしれません。

Q. これからの金久保さんの夢を教えてください。

A. 例えば「病気を治す」ことができたらそれは素晴らしいことですが、治らなくとも「上手に病気と付き合いながら家族と楽しく暮らす」お手伝いをしたり、「健康な人が健康なまま生きる」ために予防的な介入をしたりすることには価値があると思うんですね。それは、「周りの人たちがハッピーに暮らせることに貢献したい」という、僕自身の夢にもリンクしています。仕事を通じてその夢を実現するためにも、日々「笑顔で仕事をすること」を心がけています。自分自身がイキイキと仕事をし、医療にかかわるすべての職種が一緒になって診療を行っていけば、患者さんのハッピーにもつながる。そういう医療を提供できるような家庭医になりたいと思います。 

関連リンク
English Immersion Camp公式サイト

関連記事

学習者・OBOG  2016/09/13更新

Vol.173 OB・OG News-高校生ロボコンチーム「Indigo Ninjas」元代表

自分のやりたいことを伝えれば 共感してくれる人は必ずいる -公文式算数・数学、英語、フランス語修了  岩﨑光里(いわさき ひかり)さん-

KUMONグループの活動  2018/10/16更新

Vol.277 English Immersion Camp 2018

英語をツールに広がる世界 ~イングリッシュ・イマージョン・キャンプ2018開催~

KUMONグループの活動  2016/09/20更新

Vol.174 English Immersion Camp 2016

世界を感じる! 子どもたちが英語を使って 様々な国や地域の学生と 過ごすキャンプ 〜「イングリッシュ・イマージョン・キャンプ2016」開催〜

バックナンバー

KUMONグループの活動  2019/10/21更新

Vol.327 横須賀学院小学校の取り組み

教員と児童の双方に波及効果をもたらす TOEFL Primary®

KUMONグループの活動  2019/10/01更新

Vol.326 メキシコの教室の “Big Man”

数字が怖かったマヌエルさん 公文式学習から得たものは、仕事に 必要なスキルと自信そして学ぶ喜び

KUMONグループの活動  2019/09/24更新

Vol.325 English Immersion Camp 2019

英語を使って世界を身近に ~イングリッシュ・イマージョン・キャンプ2019開催~

KUMONグループの活動  2019/09/17更新

Vol.324 公文式の英語教材

子どもたちが自学自習 しやすくするために 一瞬の「間」も大切に

子育て・家庭学習  2019/09/13更新

Vol.323 親子のきずなづくり

「ことばのやりとり」を通じて、 親子の“歯みがきタイム”を楽しい時間に

KUMONトピックス カテゴリー別インデックス

記事アクセスランキング

おすすめ記事 Recommended Articles
OB・OGインタビュー
Catch the Dream 夢をかなえる力
NEW
Vol.064 後編
小説家
伊与原新さん
自分の手をたくさん動かし続けて 小さな成功体験を積み重ねれば 見える世界は広がっていく
Vol.064 前編
小説家
伊与原新さん
自分の手をたくさん動かし続けて 小さな成功体験を積み重ねれば 見える世界は広がっていく
Vol.063
JAXA 宇宙航空研究開発機構 主任研究開発員
渡辺英幸さん
柔軟な価値観を持ち 変化を不安と思わずに チャンスととらえて楽しもう
Vol.062
国連広報センター所長
根本かおるさん
「好奇心」は大切な原動力 What, Why, Howを自らに問いかけて 思考やものの見方を広げよう
スペシャルインタビュー
Academic Milestones 学びを究める力
NEW
Vol.057 後編
中部大学 副学長 国際センター長
辻本雅史先生
くり返しによる「学びの身体化」で その学びは本物になる 学び続けて生涯自分を成長させよう
Vol.057 前編
中部大学 副学長 国際センター長
辻本雅史先生
くり返しによる「学びの身体化」で その学びは本物になる 学び続けて生涯自分を成長させよう
Vol.056
声楽家
安田祥子さん
歌いかけは親子をつなぐ大切な時間 童謡が持つ日本語の豊かさを大切に
Vol.055
東北大学スマート・エイジング学際重点研究
センター特任教授/村田アソシエイツ代表
村田裕之先生
「人生100年時代」に向け、 自分の「好き」を見つけて 「自分軸」で生きていこう
KUMON now! フェイスブックページ
KUMON now!に「いいね」して、子育てに役立つ情報を受け取ろう!