インド公文10年のあゆみ
KUMONは、2005年4月にインドのニューデリーにインド第1号教室を開設しました。当時、KUMONという教育サービスはインド国内で認知されておらず、ゼロからのスタートでした。長期的な公文式教育の普及を視野に入れ、まずはインドという国の風土や文化に根差していくため、組織の基盤形成や「人づくり」に軸をおいた経営を開始。企業理念や公文式教育法の価値を真に理解できる人材の採用と育成に膨大な時間を費やしました。そして、教室数の拡大より、開設した教室における指導の質の向上に重点を置きました。
このようなニューデリーでの地道な活動を基盤に、2013年からはニューデリー以外の都市への展開を開始しました。広大な国土を持つインドでは、都市や地域によって経済や文化は大きく異なります。そのため、教室での指導の質は変えることなく、都市や地域ごとの市場格差に適した都市別地域別の会費設定を導入。2015年10月現在、インド・スリランカを管轄するインド公文は、ニューデリーを含む4拠点にサポートオフィスを設置し、13都市で85教室を展開しています。学習者数も1万1千を超えました。(インドとスリランカの公文式教室では、現在数学と英語が学ばれています。学習者数はのべ教科数となります。)
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