KUMONトピックス
Feature Report - 進化し続ける活動
カテゴリーを表示

学習者・OBOG  2015/01/20更新

Vol.071

未来を創る仕事-日本ユネスコ協会連盟  

vol071_lg_main
小さな
ことの積み重ね
大きなことを成し遂げるになる
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟宍戸亮子さん

現在、日本国内における公文式学習者OB・OGは1,000万人以上。多くの方々が、さまざまな企業・団体の一員として「未来を創る仕事」に関わっています。今回お話を伺うのは、日本ユネスコ協会連盟で「世界寺子屋運動」に携わる公文式OG。現在の活動を中心に、公文式学習との共通点も伺いました。

 


公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
宍戸亮子さん

―― 「世界寺子屋運動」についてきかせてください。

「世界寺子屋運動」は、発展途上国における教育支援を行う活動です。現在は、アフガニスタン、カンボジア、ネパールの3か国で行っています。ここでいう寺子屋とは、「コミュニティ・ラーニングセンター」という施設。戦争や貧困などさまざまな事情で学校に通えない子どもたち、同じく教育を受ける機会がなかった大人までを受け入れて、読み書き計算といった基本的な学力はもちろん、職業技術訓練も行える、すべての年代の人たちが学べる場となっています。

―― 現在はどのようなお仕事をされているのですか?

「世界寺子屋運動」は日本からの一方的な支援ではなく、その国に住む方々が自分たちで運営していくための施設と仕組みを作ることが目的です。ですから私たちには、彼らが自立して持続的に活動できるように、現地スタッフと一体となって運営をサポートする役割があります。

私はいまカンボジアの担当をしていますが、現地の活動のモニタリングのほか、学校での国際理解教育の場などを通じて、日本国内で「世界寺子屋運動」を知ってもらったり、募金をしてくれた方々にいろいろな形で報告したりしています。

―― 国際的な仕事への関心は小さいころからあったのですか?

世界の話題を取り上げるクイズ番組や動物番組を見るのが小さいころから好きだったので、その影響があったかもしれません。大学生のときにアメリカのシアトルにホームステイをしました。その後留学とインターンを経験するなかで、ますます海外での仕事に関心が高まりました。

―― 公文式学習での思い出についてきかせてください。

同じ年代の友だちの影響や周囲の評判もあって、幼稚園の頃から通い始めました。よかったことは、自分のペースと自分に合った学習量だったこと。ハードルを自分で決められるので、やらされ感がなく学習を進められました。

そして地道な努力や苦労したことは、やがて自分の力になることを実感しました。楽をして結論にたどりついたものは、一過性の知識になりがちですが、こつこつと積み上げたものは本物の力になると思います。

―― 公文式学習での経験が現在のお仕事での取り組みに通じていると感じることはありますか?

公文式の学習もそうですが、小さなことの積み重ねが大きなことを成し遂げる力になる、ということでしょうか。

たとえば日本ユネスコ協会連盟では毎年、「書きそんじハガキキャンペーン」という企画を実施しています。あて名を間違えてしまったり、使わないで余ってしまったハガキや未使用の切手をご寄附いただくと、52円のものだと約45円の募金になります。昨年は126万枚のご寄附をいただきました。

一人あたりはほんの数枚かもしれませんが、合計すると何千万円という大きなお金が「世界寺子屋運動」への募金になったのです。一人ひとりの小さな力が大きな国際貢献につながるので、ぜひこのキャンペーンにも関心をもっていただきたいです。

―― いま、公文式学習で学んでいる子どもたちへのメッセージをお願いします。

「世界寺子屋運動」を通じて、どんな国や環境に生まれても、自分の能力を最大限発揮して、社会の力になりたいという思いを持っている子どもたちがたくさんいることを知りました。自分の夢や将来に向かって、大きなことを成し遂げるには、まずは一歩を踏み出して、そして積み重ねることが大切です。自分の経験は嘘をつかないので、ぜひこつこつと納得いくところまで努力をしてほしいですね。公文式学習の経験は、勉強だけじゃなくて、強い気持ちを育てる上でも大事な糧になりますから。


カンボジアでの寺子屋運動の様子

関連リンク
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
書きそんじハガキキャンペーン

関連記事

学習者・OBOG  2014/09/02更新

Vol.052 未来を創る仕事-サントリー

「やってみなはれ」の精神で 理念や思いを形にする サントリー酒類株式会社 澤田美穂さん

学習者・OBOG  2015/09/15更新

Vol.103 未来を創る仕事-JAL

積み重ねた経験は 自分を助ける道具になる 達成感こそパイロットの醍醐味 日本航空株式会社 櫻井聡史さん

学習者・OBOG  2016/06/21更新

Vol.157 未来を創る仕事-グンゼ

楽しみながら根気よく くり返しやることで新たな力が生まれる グンゼ株式会社 西堀公人さん

学習者・OBOG  2017/09/19更新

Vol.226 未来を創る仕事-EF

「自分で考えて課題を 解決し、進んでいく力」は 目標を実現する力となる イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社  上山美那さん

学習者・OBOG  2016/02/08更新

Vol.135 未来を創る仕事-オムロン

自分の可能性に自信を持つことで さらなる成長にチャレンジできる オムロン株式会社 井垣勉さん

バックナンバー

KUMONグループの活動  2022/08/02更新

Vol.450 子どもの自立を促すために生まれた「くもん さっぷりん」

KUMONが家庭での学習を応援します! ~「くもん さっぷりん」のヒミツ~

KUMONグループの活動  2022/07/19更新

Vol.449 スマート・エイジングを支える公文式学習経験者

一人ひとりに向き合い 楽しく、その人に合った ちょうどの支援を

KUMONグループの活動  2022/07/12更新

Vol.448 療育で活用される公文式

障害児・障害者支援施設から学ぶ 社会生活で必要な力をつけるためのヒント

KUMONグループの活動  2022/06/28更新

Vol.447 放課後等デイサービスでの公文式学習①
(後編)

「ほめる」「待つ」「見守る」ことで 関わるみんなの笑顔と喜びを増やす

KUMONグループの活動  2022/06/21更新

Vol.446 放課後等デイサービスでの公文式学習①
(前編)

「ほめる」「待つ」「見守る」ことで 関わるみんなの笑顔と喜びを増やす

KUMONトピックス カテゴリー別インデックス
記事アクセスランキング
おすすめ記事 Recommended Articles
OB・OGインタビュー
Catch the Dream 夢をかなえる力
NEW
Vol.090 前編
スキージャンパー
渡邉陽さん
「やり抜く力」を身につけて 楽しみながらあきらめずに続けよう
Vol.089
モデル・インフルエンサー
山口厚子さん
悩んだからこそ気づいた「自分の幸せ」 周囲の目を気にせず 「わが道」を堂々と進んでいこう
Vol.088
絵本作家
きもとももこさん
人にはそれぞれ“すわる場所”がある やりたいことを見つけて続けていけば きっとそこへたどり着ける
Vol.087
ピアニスト
中川優芽花さん
「まずは行動して、失敗して、学ぶ」 プロセスは 音楽にも勉強にも大切なもの 失敗しても、すべての経験は力になる
スペシャルインタビュー
Academic Milestones 学びを究める力
NEW
Vol.071 後編
メディアと広報研究所 主宰
尾関 謙一郎さん
多角的な見方を磨き、 自分だけの価値を見つけよう
Vol.071 前編
メディアと広報研究所 主宰
尾関 謙一郎さん
多角的な見方を磨き、 自分だけの価値を見つけよう
Vol.070
特別対談 未来を生きる子どもたちのために③
学び合いが創り出す KUMONならではのホスピタリティ
Vol.069
特別対談 未来を生きる子どもたちのために②
生涯にわたって必要なのは 自ら「自学自習」できる力
KUMON now! フェイスブックページ
KUMON now!に「いいね」して、子育てに役立つ情報を受け取ろう!