KUMONトピックス
Feature Report - 進化し続ける活動
カテゴリーを表示

KUMONグループの活動  2014/10/28更新

Vol.060 幼児ドリル全面改訂  

大ヒットシリーズ・幼児ドリル
全面改訂の背景
”子どもたちの可能性”を体感していただき、さらに高めていくために

くもん出版の幼児ドリルが1977年の創刊以来、初めて全面改訂されました。累計発行部数7000万部を超える大ヒットシリーズを、装丁・内容ともにゼロから見直すというある意味、冒険ともいえる大改訂には、どのような背景があったのでしょうか。

公文式の「教材」「指導者」を見直すことからスタート

幼児ドリル改訂のプロジェクトを立ち上げたのは3年前の2011年のこと。実は、10年前に表紙のみの改訂は行っていましたが、その際には表紙だけで内容を変える必要はないと判断していました。しかし、子どもたちを取り巻く社会環境の変化、ICT(情報通信技術)を含む家庭学習の手段の増加などから、くもん出版のドリルとしての存在価値を見直すことにしました。

改訂のプロジェクトの活動は、お客様から感想を送っていただく愛読者ハガキを見直したり、公文式指導者へのインタビューなどから、あらためて公文式学習の成果を生み出す要素を分析することからはじまりました。

公文式学習は「教材」と「指導者」、そして「子どもたち」から成り立っています。公文式の「教材」には子どもの学習状況を詳細にモニターし、随時改訂を行っていくしくみがあります。しかし、くもん出版のドリルは、そこまでモニターが徹底できていただろうか、好評であることに甘え、リアルな子どもの変化を見ることから離れてはいなかっただろうかという視点で、その内容を見つめ直してみました。そして学習ステップ・内容・作業量などを徹底的に見直し、子どもたちがもっと楽しく学べるように、ラインナップの統合や改廃を行うなどして、シリーズの冊数も49冊から39冊に再構成しました。

ドリルにおける「指導者」の役割


表紙にそのドリルでの学習内容と
その前後の学習の流れが掲載

拡大する

また、市販のドリルには「指導者」が存在しません。その子にとってちょうどいい教材を与えたり、なぜそこを学習するのかを説明するといった「教室での指導者の役割」は、ご家族、多くはお母さまやお父さまに担っていただくことになります。

そこで、ドリルを学ぶ子どもたちに大人がどのように学習をさせたらよいか、どのような声かけをしてあげたらよいかといった「学習アドバイス」を、これまでより格段に充実させ、ドリルの随所に見やすく配置しました。また、表紙には「このドリルを学習する前に身につけておきたい内容」→「このドリルで学習する内容」→「次に取り組むのにおすすめのドリル」がひと目でわかるよう、ステップ内容を記載しました。裏表紙には、どんなドリルを選んだらよいかを難易度順・年齢順に明示したツリーチャートも載せました。

また、これまで前半4色フルカラー・後半2色刷りというドリルが多かったのですが、「2色刷りのところから学習意欲が下がります」という愛読者ハガキのご意見から、すべてのドリルを全ページ・フルカラーに変更しました。

この改訂プロジェクトにかかわったドリルの担当編集者は言います。「今回、いちから壊して作り直そうと思ったが、やればやるほど、以前のドリルがいかに優れていたかを痛感した。しかし、壊そうとしたプロセスがあったからこそ、その価値を再確認することができた」と。

ドリルを通して“子どもたちの可能性”を体感してもらいたい

プロジェクト活動を進めていくなかで、くもん出版のドリルをご購入いただく理由として「KUMONのものだから(よいものだろう)」というKUMON全体のブランドに対する信頼があることがわかりました。

「“KUMONっていいよね”と言っていただける方を増やすことがイコール、ドリルを通して子どもたちの可能性を感じていただくこと」、そして、そのことがKUMON全体のブランド力をさらに高めていくはずと気づいたメンバーは、その仮説をもって書店の店頭で「ドリルの体験会」という場を設定しました。実際にお子さんにドリルを解いてもらい、できたところをほめ、それを保護者の方々に伝え共有したり、ご家庭で楽しく学習をすすめることができるようにちょっとしたアドバイスをしたところ、予想していなかった結果として、その店舗での月間売り上げが前年同月の倍に伸びました。

「うちの子にはまだこれはできないのでは?」と言うお母さまが「うちの子、こんなこともできるんですね!」と驚き喜んで帰っていかれる様子を見ながら、くもん出版の価値創造の原点は、子どもをきちんと見てそこから学ぶということであり、そして、それをくもん出版の社員全員が感じていかなければいけないのだと再確認したのでした。

これらの学びから、くもん出版では、2014年10月下旬から2015年3月にかけて、全社員が「くもん◯つけ隊」として書店に出向き、のべ100回の「幼児ドリル体験会」を行います。社員みずからが子どもたちにドリルを手渡し、保護者の方にKUMONを伝え、親しみや共感を高めることで、地域にKUMONファンを増やしていくことをめざしています。

※2015年度以降も「幼児ドリル体験会」は継続して実施していく予定です。

これからも、くもん出版は、子どもたちの成長と未来に役立つ商品づくりを通して、社会に貢献していきたいと考えています。


くもん出版の全社員が子どもたちをホメに行きます!書店でお会いしましょう!

関連リンク
くもんの幼児ドリル | くもん出版
「くもんの幼児ドリル」シリーズを全面改訂 | プレスリリース

関連記事

KUMONグループの活動  2017/12/19更新

Vol.240 「くもんの幼児ドリル」誕生から40年

累計9700万部突破!! 「くもんの幼児ドリル」1977年の発売以来 子どもたちの学ぶ楽しさ、できる喜びを応援

KUMONグループの活動  2017/04/28更新

Vol.206 くもん出版が子どもから学ぶ場

お客さまとの接点から新たな価値を生み出す ~くもん出版の各種体験会、上野の森親子フェスタ~

バックナンバー

KUMONグループの活動  2019/02/19更新

Vol.295 茅ケ崎市 脳の健康教室

95歳でいきいき暮らす秘訣とは?

KUMONグループの活動  2019/01/29更新

Vol.294 公文式の施設導入――
ひまわり学園真美ケ丘自立訓練校

学習によって生まれた 訓練生の「自信」と職員の「モチベーション」 お互いの「信頼関係」

KUMONグループの活動  2019/01/22更新

Vol.293 持続可能な教育支援と国際貢献

バングラデシュでの取り組みが 首相官邸国際広報映像として 世界各地のCNNで放送!

KUMONグループの活動  2019/01/15更新

Vol.292 公文書写―公文書写教室編

あらゆる世代の方々が それぞれの目標に向かって

KUMONグループの活動  2019/01/11更新

Vol.291 仲間たちとともに60周年
~Honda TV出演~

60周年コラボレーション HondaTV × 公文式

KUMONトピックス カテゴリー別インデックス

記事アクセスランキング

おすすめ記事 Recommended Articles
OB・OGインタビュー
Catch the Dream 夢をかなえる力
NEW
Vol.060 後編
環境省対馬自然保護官事務所
堺真由子さん
遠回りしたとしても 「好き」な気持ちを大切に 一歩を踏み出せば夢は近づく
Vol.060 前編
環境省対馬自然保護官事務所
堺真由子さん
遠回りしたとしても 「好き」な気持ちを大切に 一歩を踏み出せば夢は近づく
Vol.059
ジャズヴォーカリスト
古瀬里恵さん
何ごとも続けることが力になる その力が自信となって チャレンジする勇気につながる
Vol.058
コピーライター
佐々木圭一さん
「伝え方」を学べば、  人の心を動かし行動を変えられる。  子どもたちの夢を後押しできる。
スペシャルインタビュー
Academic Milestones 学びを究める力
NEW
Vol.052 後編
國學院大學文学部哲学科教授
藤澤紫先生
江戸文化に「遊び心」があふれていたように 学びの中にも「遊び心」を見つけていこう
Vol.052 前編
國學院大學文学部哲学科教授
藤澤紫先生
江戸文化に「遊び心」があふれていたように 学びの中にも「遊び心」を見つけていこう
Vol.051
跡見学園女子大学 学長
笠原 清志先生
心を開き、異質なものへの 素直な興味を持ち続けよう
Vol.050
大阪市立大学大学院 経営学研究科 教授
山田 仁一郎先生
「学問」は先人から受け取った 人類の「知恵の蓄積」 未来につなぐため、学び続けよう
KUMON now! フェイスブックページ
KUMON now!に「いいね」して、子育てに役立つ情報を受け取ろう!

What’s
KUMON?

これまでも。これからも。
KUMONはずっと
「学ぶ集団」であり続けます。

KUMONは、50を超える国と地域に、「学び」を提供しています。

乳幼児から高齢者まで。
生涯を通じて学ぶ喜びをお届けします。

Baby Kumon / 書籍・知育玩具 / 学校・施設・企業への導入 /
認知症の予防と維持・改善 / 書写 /
日本語/ フランス語/ ドイツ語

公文教育研究会
代表取締役社長
池上 秀徳

指導者も社員も
「子どもから学ぶ」。
KUMONはいつも
学び続ける集団です。

私たちが大切にしている、創始者の
ことばがあります。

学ぶ力は、やがて生きる力へ。
KUMONは一組の親子の
絆から生まれました。

KUMONは、公文式学習を通して、
「生きる道を自らの力で切り拓いて
いける健全で有能な人材」の育成を
目指しています。

公文式教材のひみつを
わかりやすくご紹介。

公文式になくてはならない
指導者の役割とは。

私たちには「夢」があります。教育を通じて世界平和に貢献することです。

時を越えて。国境を越えて。
すべては、一人ひとりのために。

日本の子どもたちから
世界中の人たちへ。

    • KUMONグループ会社一覧
    • さまざまな場で「個人別・
      ちょうどの学習」を実践。
      世界各地に広がっています。
    • お問い合わせ・資料請求
      KUMONへのご意見、ご質問などを
      お寄せください。
    • お問い合わせ
    • ロゴに込められた想い
    • この、KUMONのロゴ。どこかで見かけたことありませんか?
      このロゴには私たちの想いがたくさんつまっています。