KUMON45番目の展開国として、バルカン半島南部に位置する国 ギリシャに直営教室が開設されました。使用している教材は英語を母語とする国で用いられる算数・数学教材です。
11月6日、首都アテネの中心部にある教室で開催されたオープニング・セレモニーでは、教室のあるイリオポリ地区に住む家庭を中心に約100名が参加。現地での公文式への高い期待を感じさせる場となりました。
オープニング・セレモニーの様子
■アテネで実施された記者会見/オープニング・セレモニー
首都アテネの中心部にあるキング・ジョージ・パレスホテルで行なわれた記者会見には、地元有力紙アポゲヴマティーニ新聞をはじめ数社が出席。公文式教育法の紹介、世界での展開状況をビデオで説明した後、イリオポリ教室指導者兼アテネ支局長(ヨーロッパ・アフリカ公文管轄)アタナシア・シスコウのスピーチ、公文教育研究会社長の角田秋生、ヨーロッパ・アフリカ公文社長の山脇浩(※)の挨拶を通じて、「自学自習」と「保護者の役割の重要性」を紹介しました。その後に交わされた地元メディアとの質疑応答では、「会費はいくらか?」、「教科は算数・数学だけなのか?」といった基本的な情報から、「学年を越えることで、子どもたちが得るものは?」、「教材は随時改訂されているのか?」など多岐にわたる質問が出ました。(※)KUMONグループ組織図(略図)
イリオポリ教室指導者 アタナシア・シスコウ
記者会見から数時間経った夕刻には、本格的な普及活動に向けて7月から準備を進めてきた直営教室兼アテネ支局に会場を移しオープニング・セレモニーを開催。教室のある地域の方々を含め約100名が見守る中、シスコウと角田がテープカットを行いました。その後の懇親会では、KUMONの社員が公文式教育法の説明をすることにより、参加された多くの方々にKUMONへの理解を深めていただく機会となりました。
教材を説明する社員(右手)
■母国ギリシャにかける思い
シスコウは母国ギリシャで学生時代を過ごした後、両親の住むドイツへ渡り、外国人子弟を対象とした特別プログラムの指導教育に従事。その後1992年からドイツ公文に勤務し、直営教室での指導を担当するなど、ドイツにおける公文式の普及に携わってきました。今回のギリシャでの教室開設は本人の強い意思もあり、実現する運びとなりました。
イリオポリ教室の様子
■関連ウェブサイト
ギリシャ公文 (英語表記)
ニュースリリースに関するお問い合わせ先
公文教育研究会 TEL 03-3234-4401