子どもたちが、様々な国や地域の人々と英語でコミュニケーションし、10日間の共同生活に挑戦するイングリッシュ・イマージョン・キャンプを今年も開催します。 毎年全国から定員を大幅に超える参加希望者が集まる当キャンプ。今回は8年目にして、初の関西での開催となります。それぞれの考え方や文化を知り、地球人としてお互いを理解することの大切さを学びます。 |
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英語を公用語とする国の数は、今や60か国に達し、世界の4分の1から3分の1の人々が日常的に英語を使っていると言われています。そのような中、日本がもっと世界に貢献できるためにも英語をコミュニケーションツールとして扱える人財が求められます。 2001年、私たちは『あえて英語公用語論』(文芸春秋社刊)の著者であり、朝日新聞コラムニスト(現 主筆)の船橋洋一氏から「このままでは日本の教育全体がダメになる。ともに知恵を出し合い活動していこう」という呼びかけを受けました。その後、元大分県知事の平松守彦氏、元立命館アジア太平洋大学(APU)学長の坂本和一氏、職員の方々や学生、上智大学教授の吉田研作氏と学生、国際ジャーナリストの木下玲子氏へとその輪が広がり、イングリッシュ・イマージョン・キャンプのアイディアが引き出されました。その結果、10日間以上の長期キャンプという形では日本で初めての「イングリッシュ・イマージョン・キャンプ」が誕生しました。 英語はネイティブスピーカーだけのものではなく、母国語が違う人同士がコミュニケーションするための道具。やればできるという自信、広い視野を持って、世界の中の自分を感じて欲しい。さらに高い目標に向かい、世界平和の大使となる人財に育ってほしいとの願いをこめて当キャンプを開催しています。 |
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子どもたちが、世界共通語である英語を使ったコミュニケーションの成功体験をもつこと |
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子どもたちが、いろいろな国や地域の人たちとの共同生活を通じて、それぞれの考え方や文化を知り、地球人としてお互いを理解することの大切さを知ること |
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子どもたちが自信を持ち、未知のことにも積極的に挑戦しようとする力、さらに高い目標に向かって努力しようという意欲を高めること |
イングリッシュ・イマージョン・キャンプの合言葉は2つあります。 |
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この2つの言葉は、子どもたちへ、英語の世界に入るときの心構えを伝えています。 大切なのは、英語を間違わずに使うことではなく、間違いを恐れずに、どんどん英語を使おうとする姿勢です。 |
世界各国から集まった人々とともに10日間生活するキャンプを経て、子どもたちは世界の多様性を肌で感じ、視野が世界へ広がっていきます。キャンプを終了後、地球上で起きている問題の現実を知ることやお互いの違いを受け入れて尊重する経験を持ち続ける子どもたちから生まれた、「自分に何ができるかをもう一度考えて、世界の平和のために努めたい」という声をきっかけに考えられたテーマのもと、2006度より過去のキャンプ経験者とその保護者、スタッフが一堂に会する場、平和の大使ネットワーク(Ambassadors of Peace Network)が開催されるようになりました。毎年100名を越える参加者が集います。 |
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