インドネシアの学校における公文式パイロット導入を開始
このパイロット導入の開始にあたって、KUMONは丸紅と今後の事業性の共同調査を行う覚書を締結いたしました。
南スマトラ州の州都パレンバンから車で4時間強かかる内陸部。丸紅は約29万ヘクタール(東京都の約1.3倍)の広大な植林地の植林木を原料に製紙用パルプを製造する事業を展開しており、現地で1万人以上の雇用を生み出しています。そのパルプ製造・販売を担う子会社 PT. Tanjung Enim Lestari Pulp & Paper(以下、TEL社)が資金拠出し、財団がCSR活動の一環として運営する学校は、この地域の教育の受け皿として、TEL社の従業員の子どもだけでなく地域に住む子どもたちも数多く受け入れています。このたびKUMONは、丸紅と協働し、この学校へ公文式算数・数学のパイロット導入を開始することになりました。子どもたちに質の高い教育を提供していくことを目指し、その効果を検証してまいります。
学校名:Lematang Lestari School
期間:2023年1月17日~2023年6月
対象:小学3年生
教科:算数・数学(インドネシア語版教材を使用)
<Lematang Lestari School ウェブサイト>
https://www.smplematanglestari.sch.id/
<PT. Tanjung Enim Lestari Pulp & Paper(TEL社)
ウェブサイト>
https://www.telpp.com/
我が校の生徒は、たし算、ひき算などの基本的な四則計算を解くのに時間がかかります。数学は難しいので生徒たちが興味を示しません。パレンバンで公文式教室に通っている子どもが、優秀に育っていることを知りました。公文式学習を通じて生徒の学力を伸ばしたい。このパイロット導入を経て全校生徒に学習してもらいたいと思っています。
公文式学習に大変興味を持ちました。生徒が算数・数学を理解するのにとても役に立つ方法だと思います。生徒だけでなく教員も成長できるように感じました。実際にこの学習法で生徒を指導することが楽しみです。
KUMONは、丸紅とこのパイロットプロジェクトの成果を見定めながら、インドネシア国内の学校法人向けに公文式の普及展開の可能性を探ってまいります。
公文教育研究会 TEL 03-6836-0030