~TOEFL Primary®/TOEFL Junior®で小学校の英語教育をサポート~
公文教育研究会(代表取締役社長・池上秀徳)の事業部門の1つであるグローバル・コミュニケーション&テスティング(以下GC&T)と学校法人賢明学院(賢明学院小学校校長・板東正)は2022年4月、小学校グローバル教育に関する協定を締結しました。
賢明学院小学校 板東正校長 |
1.概要
世界中の英語検定テストの中で、最も幅広い国々で受け入れられているTOEFL®。今般締結した協定では、 子どもたちがグローバルに活躍する人材となるための英語力向上を目指す「グローバル人材育成プログラム」でのTOEFL Primary®、TOEFL Junior®の活用を通じて、GC&Tは学校法人賢明学院が取り組む小学校英語教育の更なるバージョンアップを共に目指すこととなりました。
学校法人賢明学院は、カトリック校として、「他者との違いを認め、尊重し、世界の平和と発展に自ら貢献できる人間の育成」を建学の精神としています。
英語教育はその特徴の一つで、将来必要とされるコミュニケーション力を育むためにListening・Speaking力を強化すると共に、中学に進学した際に困らない語彙力・Reading力をバランスよく学習できる授業を展開しています。
フラッグフットボールに 取り組む児童 |
語学だけに重点を置くだけでなく、例えば算数教育では、算数の学習内容とプログラミングを深く関連させて学習させることで、児童が試行錯誤しながら自分の思考を論理的に組み立てられるように学ぶことができるようにしています。また、言葉の力は全ての学問の土台ととらえているので、考えをまとめる力を伸ばす方法のひとつとして、毎朝の「朝読書」や、1~4年は週に1回「図書」の時間を設けるなど、工夫し実践しています。
その他の活動として、児童が自主的に参画し、運営に携わる委員会活動やフラッグフットボールなどのユニークなクラブ活動が挙げられます。このように児童が主体的に学習できる、自分の才能を開花できる様々な環境を整えて、これからの時代を生き抜くためのリーダーを育成しています。
2.協定の内容
今回締結した小学校グローバル教育に関する協定の内容は以下のとおりです。
【目的】
相互の資源を活用してグローバル教育を推進し、世界で活躍できるリーダーシップや異文化適応能力の育成を進める
英語科主任・中村直紀教諭 |
1)TOEFL Primary®, TOEFL Junior®を活用した英語力の測定
世界基準のテスト活用で日頃の学習成果を測定し、手応え、モチベーションの促進につなげる。さらに受験結果のTOEFL®スコア分析により、指導法の振り返りからよりよい指導法の追求を実現。
(2)グローバル教員研修
TOEFL®公認トレーナーによる「英語で英語を指導するための指導力・英語力向上研修」
(例)新しい小中学校英語教育に向けて求められる指導と評価クラスルーム・イングリッシュ、効果的なティーム・ティーチング
(3)海外中学・高校入試活用事例の紹介
留学に関するセミナー実施など情報提供を通じて、TOEFL®スコアを活用した最適な留学準備をサポート
(セミナーコンテンツ例)
北米圏の私立中高で求められる英語力
中高留学を実現するためのTOEFL Junior®のターゲットスコア
英語力向上、スコアアップのための効果的な取り組み事例紹介
(4)外国人との交流事業促進
(活動案)アジア諸国で英語を学び、TOEFL®テストにチャレンジしている同世代の生徒たちとの交流
(5)その他、各種課外教育
留学経験者、海外勤務経験者による体験談
「世界基準の英語力はどのような武器となり得るか」「職業世界における英語実践の醍醐味」
<参考資料>公文教育研究会GC&Tが推進する「グローバル人材育成プログラム」
リリースPDF「0513_KUMONと学校法人賢明学院は小学校グローバル教育に関する協定を締結」
公文教育研究会 TEL 03-6836-0030