~絵本・子育てがテーマのコミュニティサイト「ミーテ」~
【アンケート調査結果】“子育てと仕事”アンケート
94.3%の子育てママが「絵本の読み聞かせは子育てに役立つ」と実感!
日本公文教育研究会〔代表取締役社長:児玉皓二(こだまこうじ)〕が運営する子育て・絵本をテーマにしたコミュニティサイト「ミーテ」(https://mi-te.kumon.ne.jp/)では、「子育てと仕事」についてのアンケート調査を会員対象に実施しました。現在仕事をしていない方には“理想の働き方”を、現在仕事をしている方には“実際の働き方やメリット”をうかがい、限られた時間での子どもとの関わり方や工夫などをあわせて調査しました。結果として、多くの方が「絵本の読み聞かせは子どもとの関わりに大変役立つ」と実感していることがわかりました。
<調査概要>
●テーマ:教えて!「子育てと仕事」アンケート
●調査項目:理想の働き方=仕事を始める時の子どもの年齢、働き始める時に重視したいこと
実際の働き方=仕事を始めた時の子どもの年齢とメリット・デメリット
子どもとの関わりで大事にしていること、具体的な工夫方法
限られた時間で読むおすすめ絵本、働くママ・パパを応援する絵本などについて
●調査対象:全国にお住まいのミーテ会員
●調査方法:WEBアンケート
●時期:2011年5月17日~5月23日
●回答件数:600件(現在働いていない方:300人/現在働いている方:300人)
●子どもの年齢:0歳代(19.5%) 1歳代(21.5%) 2歳代(15.5%) 3歳代(12.3%) 4歳代(10.0%) 5歳代(6.7%) 6歳以上(12.0%) その他(2.5%)
●子どもの人数:1人(53.2%) 2人(36.5%) 3人(7.8%) 4人(1.5%) 子どもがいない(1.0%)
【調査結果の概要】
1)子育てと仕事「理想の働き方」と「実際の働き方」
Q.(現在働いていない方に)子育てをしながらいつか仕事をしてみたいと思いますか?
はい 268人(89.3%)/いいえ 32人(10.7%)
■仕事をしてみたい理由
・子育ての感覚を持ちつつ、それをいかす仕事に就きたいから。
・子育てをする上でも、たくさんのことは学べるけれど、それ以外の社会からの刺激を受けて、自分も成長をしたい。もっといろんな知識や経験を身につけたいから。
・子どもが幼稚園に行ったり、小学校に行ったりするようになると、自分の自由になる時間が持てると思うので、自分のやりたかった仕事に挑戦したい。
Q.(現在働いていない方は)どのような働き方をしたいですか?
(現在働いている方は)どのような働き方をされていますか?
現在働いていない方 | 現在働いている方 | |
正社員(フルタイム) | 18人(6.7%) | 115人(38.3%) |
正社員(時間短縮勤務) | 26人(9.7%) | 33人(11.0%) |
契約社員・派遣社員 | 12人(4.5%) | 18人(6.0%) |
パート・アルバイト | 195人(72.8%) | 97人(32.3%) |
自営業 | 9人(3.4%) | 23人(7.7%) |
その他 | 8人(2.9%) | 14人(4.7%) |
合計 | 300人(100%) | 300人(100%) |
Q.(現在働いていない方は)お子様が何歳から仕事を始めたいですか?
(現在働いている方は)お子様が何歳から仕事を始めましたか?
現在働いていない方 | 現在働いている方 | |
0歳 | 2人(0.7%) | 128人(42.8%) |
1歳 | 26人(9.7%) | 101人(33.7%) |
2歳 | 13人(4.9%) | 27人(9.0%) |
3歳 | 66人(24.6%) | 19人(6.3%) |
4歳 | 43人(16.0%) | 10人(3.3%) |
5歳 | 13人(4.9%) | 4人(1.3%) |
6歳 | 43人(16.0%) | 3人(1.0%) |
7歳 | 29人(10.8%) | 4人(1.3%) |
8歳 | 4人(1.5%) | 3人(1.0%) |
9歳 | 2人(0.7%) | 1人(0.3%) |
10歳 | 26人(9.7%) | 0人(0.0%) |
未回答 | 1人(0.5%) | 0人(0.0%) |
合計 | 300人(100%) | 300人(100%) |
現在働いている方の76.5%が、子どもが0、1歳から仕事を始めていることがわかりました。一方、現在働いていない方からは、3、4歳や6、7歳など幼稚園や小学校へあがってから仕事をしたいという回答が得られました。
■主に0、1歳から仕事を始めて「よかったこと」「困ったこと」
・保育所という環境にすんなり慣れたこと。家では教わらないような遊びを吸収して子どもが育っている。
・1年間ゆっくりと子どもと関わり、その後は仕事と育児の両立を頑張っていこうという気持ちの切り替えができ、生活にもメリハリがつく。
・子どもが病気の時、仕事を休みづらく、子どもに無理をさせてしまうこともしばしばあった。
・子どもが寝てから家のこと、残った仕事を片付けていると、自分の時間がほぼない。
2)働いている方の94.3%が「絵本の読み聞かせは子どもとの関わりに役立つ」と回答
Q.限られた時間で「絵本の読み聞かせ」は子どもとの関わりや子育てに役立つと思いますか?
【現在働いている方】 | 【現在働いていない方】 |
■具体的な理由
・絵本タイムはスキンシップにもつながるし、共通の話題にもなる。
・子どもを叱っても、読み聞かせの時だけはゆったりした気分になれる。
・読み聞かせの時間は、子どもが母親を占領できる確実な時間になるから。
Q.限られた時間での子どもとの関わり方の工夫を教えてください。
・子どもが興味をもったことを教えてもらって、一緒に調べたりして楽しむ。
・バタバタと一日が終わってしまうので、寝るときにたくさんお話しする。
・出張や夜遅くなる日はお手紙を置いておく。
・食事の支度など前日にできることは済ませ、お迎え後はなるべく話を聞いたりできるように余裕を持つ。
・家の中で仕事の愚痴を言わない。大好きな仕事をしてイキイキしている姿を見てもらえればと思う。
・テレビをつけると子どもも私も何かと手が止まるので、なるべくつけないようにしている。
・家事はまとめて土日に。できるだけ夕飯も作りおきして子どもとふれあえる時間をつくる。
3)ミーテ会員が選んだ「限られた時間で楽しめる絵本」「働くママ・パパを応援する絵本」80冊
1位:『だるまさん』シリーズ(かがくいひろし/ブロンズ新社)
2位:『いないいないばあ』(松谷みよ子、瀬川康男/童心社)
2位:『おとうさんはウルトラマン』(みやにしたつや/学研)
2位:『よるくま』(酒井駒子/偕成社)
5位:『ノンタン』シリーズ(キヨノサチコ/偕成社)
5位:『バムとケロ』シリーズ(島田ゆか/文溪堂)
これらを含め、80冊の絵本が会員の回答によって得られました。詳しくは下記サイトをご覧ください。
▼教えて!「子育てと仕事」アンケート結果詳細はこちら
https://mi-te.kumon.ne.jp/contents/article/8-865/
«「ミーテ( https://mi-te.kumon.ne.jp/ )」について»
「ミーテ」は2006年12月にKUMONの子育て応援活動の一環としてリリースされた子育て・絵本の読み聞かせをテーマにしたコミュニティサイトです。会員数は11万人を超え、会員が読み聞かせをした総数は450万回を超えるまでになり、全国で読み聞かせの輪が広がっています。わが子が読んだ絵本を記録する「絵本コレクション」ほか、読み聞かせをしたときの反応等を「読み聞かせ日記」に綴ることができ、自宅のプリンターで印刷し、わが子の成長記録として残すことができます。また、読み聞かせ日記は「ミーテ」内で公開できるので、利用者同士で日記にコメントを寄せ合い、工夫事例を交換することもできます。「ミーテ」を通じて子育て仲間のきずなが、各家庭の子育てを応援していきます。
◆ミーテWEBサイト: https://mi-te.kumon.ne.jp/
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公文教育研究会 TEL 03-6836-0030