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Vol.504 2024.01.23

これからのKUMONの成長戦略

子どもだけではなく
すべての人の可能性の追求
「できた!」の喜びを

世界の60を超える国と地域で学ばれる公文式学習と公文式教室。
この学習法を一人でも多くの人に届けたいという想いで事業を展開しているのが公文教育研究会(KUMON)です。「われわれは、個々の人間に与えられている可能性を発見し、その能力を最大限に伸ばすことにより、健全にして有能な人材の育成をはかり、地球社会に貢献する」という理念を、私たちは大切にしながら日々業務にあたっています。

この度、2025年卒業予定の大学生を対象としたオンラインセミナーを実施しました。
世界に広がるKUMONが今、どのようなチャレンジをしているのか?一人でも多くの方に公文式を届けるには?新たな挑戦をけん引する2人の担当社員が語ります。

目次

社員プロフィール

中澤 学(なかざわ まなぶ)
東海北陸リージョン リージョナルマネージャー
2000年入社。茨城・秋田にてコンサルティング業務を経験。新潟・熊本・兵庫にて局長職、本社にて部長、首都圏リージョンにてサブリージョナルマネージャーを経て2023年7月から現職。

鈴木 麻里子(すずき まりこ)
ライセンス事業推進部 調査企画チームリーダー
2003年入社。茨城にてコンサルティング業務を経験。入社当時、中澤が育成係を担当。産育休を経て広報部広報チームへ。広報チーム在籍中に2回の産育休を取得。2018年より現職。

 

入社動機と現在の仕事への想いは?

中澤:就職活動期に様々な会社や人と出会い、自分も夢中になれるような仕事がしたいと考えるようになりました。
また、当時出会った社員から研究会とは人間の可能性を研究するとともに実践する人のあつまりと聞いて、その社名にも惹かれて入社しました。

そして今、人間の可能性は奥が深く、その可能性を知れば知るほど、自分がまだ知らない世界が広がっていくことを感じています。人の成長に関わっているようでいて、いつの間にか自分自身が成長している仕事であり、この仕事に取り組むほどにワクワクが増しています。

鈴木:大学時代の教育実習で、同じクラスに学習内容に対する理解度がさまざまな生徒がいることを目の当たりにしました。
この経験が、子どもたち一人ひとりにとって理想の教育とはどのような教育なのかを考える機会につながり、私自身は、クラス全体に一斉の授業をする学校という場よりも、個人別の教育を提供している一般の教育企業を探してみようと考えました。そのなかで出会ったのがKUMONです。

最終的にこの会社に入社したいと思ったのは、社員の姿が決め手でした。入社前に出会った社員の方々が皆さん理念に共感していて、イキイキしていたのです。

現在は個人別の学びをグローバルに、幅広い層に届けることによって社会に貢献していきたいと考えています。

KUMONのICT活用とは?

中澤:KUMONは今まで、紙とえんぴつで学習するスタイルでしたが、それに加えて、現在はタブレットやアプリの導入が、海外・国内で順次進められています。
2023年3月時点、事業展開をした海外では48,174名がタブレットで学習中です。
日本国内の公文式教室においては、一部教室でのモニター検証中で、具体的なサービス展開の準備を進めています。

タブレットを使うことで子どもたちの学習データをより詳細かつタイムリーに掴むことができ、先生が今まで以上に生徒や保護者の方とスピーディーかつ深いコミュニケーションをとることができます。

また、このデータは日本に留まらず、世界から集めることができるため、グローバルに先生同士、社員同士、先生と社員が知恵を還流させていく機会を増やしていけるのです。

私たちが日々の活動において大切にしていることはどんな環境においても、もっと子どもたちの学習姿勢や自己肯定感、未知なる領域へ挑戦する力などを伸ばすこと。
そのために最も大切だと考えているのが指導者の存在、人の存在です。

事務業務などはICTを活用し、指導者がもっと子どもたちの学習に向き合えるようにすることで「人の存在がより際立つこと」を実現したいと考えています。

■ ICT活用によって何が変わってきているのか?

中澤:「ちょうどの学習」を実現するためには、一人ひとりを知ることが大切です。

ICTを活用することで詳細に子どもたちの状況を掴むことができ、それを指導に活かすことができます。

また、タブレットを使うことによって『子どもたちを知る観点』が増えます。それらを再び、紙の学習にも活かせるのではと考えています。
そのため、採点において現在は機械的な自動採点を取り入れてはいません。人が採点することで今まで以上にもっと子どもたちを伸ばすことにつなげられるのではと考えています。

ライセンス事業とは?

鈴木:ライセンス事業はフランチャイズの教室事業では届けられない層の方々に公文式を届けるということをミッションにしています。

教室事業は、会費を払える方が対象となっています。それは世界を見渡すと全体のほんの一握りです。

理念の実現のためには教室に通えない方々にも公文式を届けていきたいと考えています。 そのために、政府やNGO、NPOなど多様なパートナーと協力することによって、より幅広い層の方々にも公文式を届けていく仕組みを構築しようと取り組んでいます。

その際の指針として、次の3つを大切にしています。
●「紙」と「人」と「場」の制約をなくす“デジタル化”
●「社会」を新たな顧客とする“ソーシャル”
●「信頼できるパートナー」を通じてサービスをお届けする“パートナーシップ”

さらに弊部では、このライセンス事業の推進にあたり、次の4つを重点領域と定めて活動しています。
● 学校で公文式を活用いただく学校導入領域
● 社会的な課題を解決することを目指したソーシャルビジネス領域
● 大人の方々に対して公文式を届けていく大人向け領域
● 一定の範囲や地域をパートナーに任せて事業を広げていくサブライセンス領域

■ なぜKUMONがこれだけの広い分野と関われるのか?

鈴木:65年以上の歴史があり、60を超える国と地域に広がっている実績・信頼と、個人別で誰でも学べることが、広がりにつながっていると思います。
公文式学習を経験した方がパートナー企業様におられ、そうした方々からお声がけをいただくこともあります。

人材育成というのは、学校教育という枠を超えて、さまざまな活動の土台に必要なことであると思います。 だからこそ、さまざまな分野でも公文式を活用していただけるのではないかと考えています。

私自身が現在担当している「大人向け領域」に関して言えば、すでに仕事に就いている大人の方々が学習を通して学ぶ楽しさやご自身の成長を感じていただいています。
このことは、教育の大切さを大人が感じる機会となり、子どもたちの学習機会の提供にもつながっていき、SDGsゴール4の「質の高い教育をみんなに」の実現にもつながっていくのではないかと考えています。

採用育成チームから皆様へ

「変えないことと変えていくこと」
私たちのNext Stageにおいて、根底にあり続ける決意は、理念で示している通り、個々の人間に与えられている可能性の発見とその能力を最大限に伸ばすことによって地球社会に貢献していくことの実現です。

また、KUMONが社会課題の解決に向けてこれから変わらなければならないことは、もっと子どもたちを伸ばしていくために私たち自身が変化し、成長し続けることです。

どんな時代や環境においても地球社会を創っていくのは人の存在。一人ひとりの可能性の追求が次の世界を創っていくと考えています。

人の可能性を信じ、追求することを軸に、もっと良いものを作っていくために自分を時に変容させ、Next Stageにむけて共にチャレンジしていただける仲間をKUMONは求めています。

関連リンク KUMON 採用サイト 社員|KUMON now!

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