KUMONトピックス
Feature Report - 進化し続ける活動
カテゴリーを表示

KUMONグループの活動  2015/02/10更新

Vol.074 KUMONのスタディーツアー  

子どもたち
異文化交流に挑戦
インドネシア・スタディーツアー開催

子どもたちが現地の文化や実情を学ぶ「海外スタディーツアー」(12月23~29日の6泊7日)が開催されました。場所はインドネシア・ジョグジャカルタ。子どもたちの感想を交えながら、現地での活動をご紹介します。

世界の現実を知り、「自分に何ができるか」を考えるツアー


インドネシアの小学生との交流の様子。
一緒にダンスをしました。

ニュースだけでは知ることのできない世界の現実。そのことを学ぶために小学生から大学生までの25名の子どもたちが今回のスタディーツアーに参加しました(保護者6名も参加)。インドネシアの文化を学んだり、現地の小学校で日本の文化を伝えたり、そして現地の子どもたちと交流をしたり。そのような活動を通して、「今すぐではなくても、未来の世界に向けて、自分には何ができるのか」を考えるツアーとなりました。

英語でコミュニケーションをとる


けん玉や折り紙で日本の文化を紹介

現地でサポートしてくれたのは、かつてEnglish Immersion Camp(※)に参加してくれたキャンプリーダーたち(日本に留学したことのあるインドネシアやタイ出身の学生たち)。それぞれ母国語は違っても、英語を使ってコミュニケーションをすることができます。子どもたちは、感想を英語で話したり、日々の日記を英語で書いてキャンプリーダーとコミュニケーションをとったり、どのような発表をするか、英語で計画を立てたりしました。また、現地の小学生に、英語で日本の文化を伝えることにも挑戦しました。「英語を使うことで世界のいろいろな人とコミュニケーションができる」ということを強く実感できる体験となりました。

※小学生が世界各国の人と英語でコミュニケーションをとりながら生活を共にするキャンプ。毎年夏にKUMONが実施。詳細は下記関連リンクよりご参照ください。

「日本では当たり前」のことが「当たり前」ではない!

参加した子どもたちの中には、海外が初めてという子もたくさんいました。そして、日本では当たり前のことが、海外では当たり前ではないことも数多く学びました。例えば、トイレひとつとっても水洗ではない場所がほとんどで、トイレットペーパーもありません。かわりに水の入ったバケツと小さなひしゃくがあります。また、交通渋滞の影響もあり、予定通りに目的地に着くこともほとんどありませんでした。予約していたレストランで食事の準備ができていないなんてことも…。このようなことも大きな学びとなり、子どもたちからは「自分たちは恵まれているとわかった。もっと感謝しないといけないと感じた」という感想が多くありました。

私たちにできること



ボルブドゥール遺跡を見学し、
インドネシアの歴史も学びました。
 

インドネシアの子どもたちと一緒に
食事をしました。

このツアーに参加した子どもたちの多くが、文房具や楽器やサッカーボールなど、自分たちに身近なものを持ってきてくれました。それらはインドネシアの小学校や現地の子どもたちに渡すことができ、たいへん感謝されました。

また、折り紙やけん玉などを一緒にすることで日本の文化を伝えることができ、楽しく交流することができました。一方、インドネシアの小学生たちが、現地の伝統楽器を演奏してくれたり、支援を必要とする子どもたちとの交流では、日本の『チューリップ』の歌を歌ってくれたりと、互いに伝え合い、学び合う場面も多くありました。

参加者は「これからも継続してなにか活動をしていきたい」「1週間だったけど学ぶことがたくさんあった」という感想を多く持ったようです。以下、参加したメンバーの感想を紹介します。

このツアーで自分は成長したと思います。なぜなら、たくさんのことに挑戦できたからです。たとえば、現地の子どもたちに話しかけたり、質問に答えたりしました。(小6・Dくん)

インドネシアに来る前は、私はいいイメージしか持っていませんでした。でもたくさんの支援を必要とする子どもたちがいて、たくさんの問題があり、驚きました。それらについて知ることができてうれしいです。(高1・Nさん)

このツアーに参加して、日本人と比べるとインドネシアの子どもたちは勉強に対して熱心なことを知りました。彼らはみんな勉強したがっています!勉強をしたくない人はいませんでした。日本はどうでしょうか? わたしの学校ではほとんどの子が授業中に寝ています。なんて恥ずかしい!と思いました。
(中3・Nさん)

私はこのスタディーツアーでとても驚くことがいくつもあり、アディクビンタン(経済的な支援を受けている家庭)の言葉に驚きました。 私が彼女の家に行ったとき、日々の生活でたくさん困ったことがあるように感じました。しかし彼女は「何も問題はありません」と言いました。そして、高跳びのコンテストで獲得したお金を、彼女は自分のためには使わず、お母さんの家を建てるために貯めていました。(中2・Hさん)

インドネシアの子どもたちの生活や社会環境がよくなって、彼らの夢がかなってほしいと願っています。そして私はアルバイトをしているので、何らかの方法で彼らを助けたいと思いました。(大1年・Mさん)

インドネシアの現実を見ました。ツアーに参加する前に日本でインターネットを見て調べ、いくつかの楽器とサッカーボールをプレゼントしました。そしてプレゼントで、誰かが幸せになるかもしれないと確信しました。わたしも幸せになります。わたしは誰かのために「テイクアクション」を続けたいと思います。(中1・Rくん)

自分たちの経験を伝えていく

子どもたちは、この1週間という短い期間で大きく成長しました。帰国後の振り返り会でも、「積極的に自分たちでできることを考え、自分たちの経験を伝えていこう」と口々に言ってくれました。将来を担う子どもたちにとって、今回のツアーはかけがえのない経験となったはずです。これからの人生を拓くうえで、大きな意義のある1週間だったのは間違いないと思います。

関連リンク
English Immersion Camp公式サイト『イングリッシュ・イマ-ジョン・キャンプ2014』開催|KUMON now!The hoshiZora Foundation Official Site

※現地でサポートをしてくださった非営利団体。すべてのインドネシアの子どもたちが平等に教育を受けられることを目標に日々活動されています。代表を務めるのはかつてのEICのキャンプスタッフです。

関連記事

KUMONグループの活動  2015/11/17更新

Vol.114 English Immersion Camp 2015

世界とつながろう! 子どもたちが英語を使って 様々な国や地域の学生と 過ごすキャンプ ~「イングリッシュ・イマ-ジョン・キャンプ2015」開催~

KUMONグループの活動  2017/07/18更新

Vol.218 世界とのつながりを感じる

タイ・スタディーツアー開催 -English Immersion Camp(EIC)-

KUMONグループの活動  2017/06/06更新

Vol.212 英語で視野を広げよう!

世界に触れ、仲間たちとともに 踏み出す一歩 -第9回 Ambassadors of Peace Network」(APN)開催-

KUMONグループの活動  2013/09/10更新

Vol.002 English Immersion Camp

世界を知る6日間! 子どもたちが様々な国の学生と 英語だけで過ごすキャンプ 『イングリッシュ・イマージョン・キャンプ2013』開催

KUMONグループの活動  2016/04/19更新

Vol.147 English Immersion Camp15周年イベント開催

仲間たちとともに、 未来に向かって羽ばたこう

バックナンバー

KUMONグループの活動  2020/06/02更新

Vol.357 浮世絵に描かれた遊び

「ままごと」遊びがうつし出すもの ~子どもの遊びから見える人々の暮らし~

KUMONグループの活動  2020/05/26更新

Vol.356 ~創始者公文公の言葉より~

    公文式の原点②            <自学自習>

KUMONグループの活動  2020/05/19更新

Vol.355 フコクしんらい生命との協働

認知症の方とご家族が安心して暮らせる 社会づくりを目指して ~認知症予防セミナー~

KUMONグループの活動  2020/05/12更新

Vol.354 浮世絵から見える江戸時代の人々

“百物がたりのまなび”とは? ~人々の暮らしと「お化け」の関係~

子育て・家庭学習  2020/05/01更新

Vol.353 家庭学習調査2019(3)
保護者の子どもへの関わり方

家族の誰と過ごす時間が 長くなっているのか?

KUMONトピックス カテゴリー別インデックス

記事アクセスランキング

おすすめ記事 Recommended Articles
OB・OGインタビュー
Catch the Dream 夢をかなえる力
NEW
Vol.069 後編
米ベンチャー投資家/京都大学特任准教授(DNX Ventures インダストリーパートナー)
山本康正さん
「見晴らしの良い場所」から 学ぶことで未来はよりよく見える
Vol.069 前編
米ベンチャー投資家/京都大学特任准教授(DNX Ventures インダストリーパートナー)
山本康正さん
「見晴らしの良い場所」から 学ぶことで未来はよりよく見える
Vol.068
バレエダンサー
ニコライ・ヴィユウジャーニンさん
「石の上にも三年」の気持ちで 一歩一歩進んでいけば 山も登れる
Vol.067
AKB48
武藤十夢さん
「可能性の追求」を続けて 新しい扉を自分で開こう
スペシャルインタビュー
Academic Milestones 学びを究める力
NEW
Vol.062 後編
筑波大学国際発達ケア:エンパワメント科学研究室教授・保健学博士
安梅勅江先生
「エンパワメント」の力が 「みんなが夢を持てる世界」を実現する
Vol.062 前編
筑波大学国際発達ケア:エンパワメント科学研究室教授・保健学博士
安梅勅江先生
「エンパワメント」の力が 「みんなが夢を持てる世界」を実現する
Vol.061
臨床心理士、国際TA協会公認交流分析家
末松渉先生
「心の危機」は成長の機会でもある 「学ぶ喜び」を知って 「生きる力」にしていこう
Vol.060
合同会社MAZDA Incredible Lab CEO
松田孝さん
プログラミングをきっかけに 未来社会に向けて 「新しい学び」を獲得していこう
KUMON now! フェイスブックページ
KUMON now!に「いいね」して、子育てに役立つ情報を受け取ろう!