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KUMONグループの活動  2018/03/13更新

Vol.249 社会人だからこそ必要な国語力とは?―株式会社荏原製作所  

社会人だからこそ必要な国語力とは?
公文式国語で身につく
「考える力」「まとめる力」「伝える力」

創業100年を超える伝統の技術で、世界トップクラスの流体技術を誇る産業機械メーカー株式会社荏原製作所。ポンプやコンプレッサなどを扱う「風水力事業」、ごみ焼却プラントの建設・運営を行う「エンジニアリング事業」、主に半導体製造装置を製造する「精密・電子事業」を展開している。同社では、2016年から新入社員研修の一環として、公文式を導入。2017年度は週に2回、集合学習を取り入れてきました。公文式の導入によって、新入社員がどのような変化を見せているのか。その学習効果について、お話をうかがいました。

現場でより活躍できる人材を目指し「国語力」を高める

まず初めに、公文式を導入した経緯について、株式会社荏原製作所富津事業所人事・研修課の南島理津子さんにうかがいました。

―― 公文式を導入したきっかけについて教えてください。


株式会社荏原製作所富津事業所
人事・研修課の南島理津子さん

南島さん: 富津事業所では、新人技能職の研修生に対して、1年間の研修期間を設けています。その研修では、メモをとったり、週報、日報を書いたりと、「文章を書く」機会が多くあります。ところが、週報や日報を見ると、自分が言いたいことを文章でうまく表現することができていなかったり、読み手のこちらが意図をくみ取れなかったりすることがありました。そういう社員も、考えがないわけではなくて、話を聞くと、「あぁ、こういうことが言いたかったんだな」ということが必ずあるのです。ただ、せっかく能力があっても、報告書やメールなど文章でコミュニケーションをとる際に、伝えたいことがうまく伝わらないのはもったいない。そこで、新入社員のうちに文章を書いて表現する力を高めることで、現場に出てからより活躍できる人材になれるのではないかと思ったのです。じゃあ、どうしようかなと考えた時に、小学生の息子が通っている公文式がふと頭に浮かびました。そこで公文式教室の先生に相談したところ、「研修に公文式の国語を導入してみたらいかがですか?」というアドバイスをいただき、それで導入してみようということになりました。社員や周囲からすれば、日本人の社会人に対して「いまさら国語を勉強するの?」と疑問に感じられると思います。でも、意外にも国語だからこそ、基礎的な読解力や文章力を高めることで変化があると思いました。公文式を導入してみて、改めてそう感じました。ビジネスをするうえで、国語は本当に大事だなと、私自身が実感しています。

―― 国語の教材のよさについて、どのように感じられていますか?
南島さん: まずは、文章を要約するというところは、社会人にとって非常に役立つと思います。自分で文章の内容をよく理解しなければ、要約することはできませんので、問題を解くうえで、これはどういうことが書かれてあるのか、どういう文章がわかりやすく人に伝えられるのか、ということを自然と学ぶことができます。そうした「考える」習慣は、なかなか大人になってからは身に付けられるチャンスがありませんよね。ですから、公文式を通して、社員が考え、そして文章をまとめる力を身に付けられるというのは、公文式を導入して良かったと一番に思う部分です。

それともう一つは、有名な古典や小説などが教材の内容に盛り込まれていることです。今は本を読む子どもが少なくなってきていますし、大人になると、さらに本を読む機会というのは減ってしまいます。そういう中で、公文式を学習することで、「本を読む」ことができるというのは、とてもありがたいなと。それこそ、将来、海外に行った時に、「外国人は知っているのに、自分たち日本人が知らない」というのは、やはり恥ずかしいことですから、そういう意味でも非常に良い機会を与えてもらっているなと感じています。

―― 2017年からは国語に加えて、英語も導入されました。これは、どういう経緯からだったのでしょうか。
南島さん: 弊社の事業は、グローバル化が進んでいまして、入社2、3年目から海外出張する社員も少なくありません。ですので、やはり英語力は必要になりますので、出張が決まってあわてて学習するのではなく、常日頃から英語に触れるような習慣を身に付けてほしいということから、英語も加えようということになりました。

―― 実際に公文式を導入してみて、いかがですか?
南島さん: どの教科でもそうだと思いますが、難しいところから入ってしまうと、どうしても拒否反応を示してしまいがちですよね。でも、公文式は自分の能力に合わせて「やれる」とか「楽しい」というところからスタートすることができます。それと、学校の授業では一人ひとりに合わせることはできませんから、わからないことをそのまま素通りしてしまうこともあると思うのです。その点、公文式では、それぞれの「つまずき」を見逃すことなく、懇切丁寧に理解へと導いていくことができる。公文式ならではの良さを感じています。

―― 公文式を始めて、新入社員の方たちに、どのような変化を感じていますか?
南島さん: なかなかスムーズに学習を進めていくことができない社員もいたので、途中から集合学習のほかに個別の補習の時間を設けるようにしました。最初はこちらから「週に1回やろうか」と声をかけると、「えぇ!補習ですか……」という反応で、少しイヤイヤながらやっていたところがあったと思います。ところが、だいぶ理解が深まってきていたようだったので、「そろそろ補習は終わりにしようか」と言ったところ、「もう少し続けてもらえませんか?」と社員の方から意欲を見せてきてくれたのです。「やればできるんだ」ということがわかって、学習意欲がかきたてられたみたいですね。 その社員だけでなく、全体的に学習に対する姿勢が変わってきたなと感じています。最初のころは、集合学習の時間になっても集まり方がバラバラだったのが、今ではすっと集まるようになりました。こうした意欲や、気持ちの切り替えという部分は、仕事にも大いに役立つと感じています。

公文で学んだ社員たちの声とは?

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