KUMONトピックス
Feature Report - 進化し続ける活動
カテゴリーを表示

KUMONグループの活動  2014/09/09更新

Vol.053 私立一貫校でのKUMON-沖縄カトリック中学高等学校  

一人ひとりに応じた教育”を
行うことで、将来の幅を広げる
自分で学ぶ”体験をさせてあげたい
「面倒見がいい!」と評判の学校での、
公文式を活用した個人別指導・対応

高校や大学を中心に公文式を導入する学校が増えています。進学実績の向上や基礎学力の定着など、学校ごとにそれぞれ目的は異なるものの、「一人ひとりにちょうどの学習を提供できるので活用しやすい」という評価を一様にいただいています。公文国際学園(横浜)をはじめ、全国のいくつかの私立一貫校でも公文式が活用されています。今回はそのなかのひとつ、沖縄カトリック中学高等学校をご紹介します。

公文式教室と学校の両方で学習しているので進み方が速くなった


校舎外観

学習風景

沖縄県宜野湾市にある沖縄カトリック中学高等学校(以下、本記事中では「沖縄カトリック」と表記)は中高一貫教育を行っているミッションスクールです。「自ら進んで実行でき、自分の行動に責任を持ち規律ある生活が送れ、学習の必要性を認識し自ら進んで学習できる」という生徒像を掲げ、優れた道徳性と高い知性を備えた自主自立の人づくりを目指しています。今年度の重点目標は「けじめある学校生活の確立と学力の向上」です。地域の公文式教室の賛同もあり、これらの目標実現を目指して、2013年12月から校内での公文式学習(数学)がスタートしました。

実際に学習している生徒さんにインタビューをしたところ、このように話してくれました。 「中学生になって初めて公文式を学習しました。公文式を学習したことで勉強の仕方を身につけることができたと思います。どの教科もまずは基本ができるようになることが大事で、基本的な問題をくり返して解くことで基礎力がつき、その後に応用問題ができるようになるのだと思います。身につけたこの方法を学校で習うすべての教科に活かすようにしています」(中3男子)。最近受けた模試が自己最高の点数だったと嬉しそうに話す彼は、小さなころから習っているピアノを活かして、将来は音楽関係の仕事に就きたいと考えているそうです。

「小5のときから公文の教室に通いはじめ、いまも続けています。公文式教室と学校の両方で学習しているので、1週間で学習するプリントの枚数がグッと増えました。その分進み方が速くなりました。教室でも『計算のスピードが速くなったね』と言われてすごくやる気が出ます」(中2女子)。学校と公文式教室での学習の相乗効果について話してくれた彼女は、学校の授業がより一層わかるようになり楽しくなったとのことです。

一人ひとりが伸びていく「面倒見のいい学校」でありたい


夏見隆晴校長

ご自身が「中高一貫校で育ててもらった」とおっしゃる夏見隆晴校長にお話をうかがいました。 「私も中高の6年間を私学の一貫校で学びましたが、ふり返ると本当によかったと思っています。自分の経験からも、学校の中で子どもは育っていくと感じています。私が通った学校は田舎の小さな中高一貫校でした。大学も同じくあまり大きくないところです。高校も大学も先生方が随分声をかけてくださり、いつも温かな気持ちでいることができました。 生徒にとって先生との出会いは大きいです。そんな体験から、もっと積極的になっていいんだという気持ちになり、本校も私が学んだ学校と同じような生徒対応をしたいと考えています。『一人でがんばるのであれば大きな学校に行ってもいいけれども、みんなで一緒に伸びたいのなら面倒見のいい小さな学校に行くのがいいのではないか』と思っています」。

公文式創始者である故・公文公も、自学自習で進む公文式学習をつくりあげる背景には、自身が受けてきた学校教育の影響がありました。夏見校長も、ご自身が受けてこられた学校教育の良かったところを沖縄カトリックで実践しようとされていると感じました。

「本校のカリキュラムと公文式学習の相乗効果を実現したいのです。生徒は当然一人ずつ違いますから、その子に合わせ6年間かけて、しっかり育てていきたいですね。例えば、小学生のときにおどおどしていた子も中学校でイキイキと伸びていってくれます。学習はその基礎になります。自信を持ちなさいと言っても、『できた!』という実感や体験がないとなかなかそうはなりません。『できるんだよ、きっとできるよ』と自信を持てるよう対応していくことを心掛けています。そのためにも、むずかしいことに挑戦させ、できるようにしたいと思っていましたが、全員の子にはなかなか実現できなかったのです。しかし公文式を導入して、基礎から積み上げていくことでむずかしい内容も理解できるようになると改めて確認できました」(夏目校長)

沖縄カトリックは生徒や保護者の方たちから、「きめ細やかな指導や対応をしてくれる面倒見のいい学校」という評価が高い学校です。生徒同士だけでなく先生と生徒の距離も近く、アットホームな雰囲気の学校という評判もあります。公文式学習を活用した個人別指導・対応が加わり、さらにその評価が高まっていくことでしょう。

「生徒一人ひとりにとってベストな進学」を実現したい


仲村俊也先生

沖縄カトリックは保護者の方、そして特に生徒さんたちから、「親身な進路指導」も高く評価されています。「生徒一人ひとりにとってのベストな進学」を目指されている先生方の代表として、仲村俊也先生(数学科)は力強くこう語ってくださいました。

「本校は『隣人愛』を掲げている学校であり『みんなで支え合っていこう』という団体行動が生徒も得意です。たとえば、大学受験も団体行動という側面があるので、『みんなで一緒に取り組む』というのは本校の強みだと思います。その一方で、やはり一人ひとりがきちんと力をつけていく個人行動という側面も大切にしています。生徒一人ひとりがモチベーション高く、将来に向けての目標を持ってほしいと思っていますが、現実には個人差もあります。個人別学習ができる公文式によって自信と意欲をつけ、それぞれの課題が解決することを期待しています。生徒には自分で考えて、自分で基礎学力を身につけていくことの大切さを実感してもらいたいですね。ここ数ヵ月のことですが、数学科の教員の間で生徒の学力が上がってきていると話題になっています。今後は生徒のモチベーションをいかに維持するかを考えていかないといけません。公文式学習に頼るのではなく、われわれ教員が積極的に公文式を活用していくことが大事なのでしょうね」。

最後にふたたび夏見校長です。「夢はとても大切ですが、地に足をつけていくことも大事です。数学でも計算だけではないという声もありますが、私はやっぱり計算は数学の基礎ではないかと思います。それができて次の段階へと進んでいきます。そして、生徒の考える力もレベルが上がっていきます。『要るものは要るんだ』『段階を追っていけばできるようになるんだ』ときちんと伝えていくことが不可欠です。生徒がつまずきやすい数学で公文式を活用した基礎固めと学力向上を実現したいと思います。数学でつまずいて将来の選択の幅を狭めるのは本当にもったいないですから。そして、人は生まれてきた以上は何かの役に立ちたいと思っています。それを実現していく道が、何よりコツコツ学んでいくことだと思うのです。生徒たちにいつもそう言っています。そして、学びは生涯続いていくもの。その意味では、学校では『自分で学ぶ』という体験をたくさんさせてあげることが大事なのではないでしょうか」。

関連リンク
沖縄カトリック中学高等学校

null 学力向上、能力開発、学習姿勢や意欲の向上のために。
学校での公文式 高等学校・高等専修学校等
一人ひとりに「ちょうどの学習」を提供する公文式は、高等学校等にもとり入れられています。
詳細をみる

 

バックナンバー

KUMONグループの活動  2019/10/01更新

Vol.326 メキシコの教室の “Big Man”

数字が怖かったマヌエルさん 公文式学習から得たものは、仕事に 必要なスキルと自信そして学ぶ喜び

KUMONグループの活動  2019/09/24更新

Vol.325 English Immersion Camp 2019

英語を使って世界を身近に ~イングリッシュ・イマージョン・キャンプ2019開催~

KUMONグループの活動  2019/09/17更新

Vol.324 公文式の英語教材

子どもたちが自学自習 しやすくするために 一瞬の「間」も大切に

子育て・家庭学習  2019/09/13更新

Vol.323 親子のきずなづくり

「ことばのやりとり」を通じて、 親子の“歯みがきタイム”を楽しい時間に

学習者・OBOG  2019/09/10更新

Vol.322 パナマ共和国に公文式教室開設!

子どもたちの可能性を 育んでいきたい ~パナマに6教室同時開設~

KUMONトピックス カテゴリー別インデックス

記事アクセスランキング

おすすめ記事 Recommended Articles
OB・OGインタビュー
Catch the Dream 夢をかなえる力
NEW
Vol.064 後編
小説家
伊与原新さん
自分の手をたくさん動かし続けて 小さな成功体験を積み重ねれば 見える世界は広がっていく
Vol.064 前編
小説家
伊与原新さん
自分の手をたくさん動かし続けて 小さな成功体験を積み重ねれば 見える世界は広がっていく
Vol.063
JAXA 宇宙航空研究開発機構 主任研究開発員
渡辺英幸さん
柔軟な価値観を持ち 変化を不安と思わずに チャンスととらえて楽しもう
Vol.062
国連広報センター所長
根本かおるさん
「好奇心」は大切な原動力 What, Why, Howを自らに問いかけて 思考やものの見方を広げよう
スペシャルインタビュー
Academic Milestones 学びを究める力
NEW
Vol.057 前編
中部大学 副学長 国際センター長
辻本雅史先生
くり返しによる「学びの身体化」で その学びは本物になる 学び続けて生涯自分を成長させよう
Vol.056
声楽家
安田祥子さん
歌いかけは親子をつなぐ大切な時間 童謡が持つ日本語の豊かさを大切に
Vol.055
東北大学スマート・エイジング学際重点研究
センター特任教授/村田アソシエイツ代表
村田裕之先生
「人生100年時代」に向け、 自分の「好き」を見つけて 「自分軸」で生きていこう
Vol.054
関西大学 外国語学部・
関西大学 大学院外国語教育学研究科
教授 竹内理先生
「ふれて、使って、気づいて、直す」 外国語習得の効果的なサイクルで 自分の目的にあった英語力を育てよう
KUMON now! フェイスブックページ
KUMON now!に「いいね」して、子育てに役立つ情報を受け取ろう!