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Vol.107 2015.10.13

KUMONのインターンシップ

インターンシップ参加した
学生
感じたKUMON
〜成長を体感するKUMONのインターンシップ〜

KUMONでは「本格的な採用活動が始まる前の時期に、学生に、より深くKUMONを知ってもらう機会を提供したい」と2013年からインターンシップを実施しています。今回は、8~9月にかけて東京で行われたインターンシップに参加した学生に、彼らが感じたKUMONについて聞いてみました。

目次

イマドキのインターンシップ事情
~就職活動の第一ステップ~

近年、多くの企業が就職活動における学生との最初の接点としてインターンシッププログラムを提供しており、多くの学生が参加しています。企業にとっては、実際の仕事内容や職場の雰囲気を学生に直接知ってもらい、その後の就職活動の参考にしてもらいたいという思いがあります。学生側にとっても、説明会だけではわからない企業の実際の様子を肌で感じることができる、貴重な機会となっています。

KUMONのインターンシップ

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盛り上がるグループディスカッション

KUMONでは、2013年から毎年、5日間のインターンシップを実施しています。テーマは「『ひと×人』から生まれる成長をKUMONで体感する5日間」。プログラムのメインは、公文式教室の運営サポートの一つ、コンサルティング業務体験です。

今回、選考を経てインターンシップに参加した学生は21人。彼らがKUMONのインターンシップに参加しようと思った理由はさまざまです。
「自分は公文式教室に通っていましたが、それが理由というより、コンサルティングという点にひかれて応募しました」
「仕事を知るというより、自分の力を高めたいと思っていて、それがKUMONのインターンシップの内容と一致したので参加したいと思いました」
などなど。必ずしも教育に興味がある方ばかりではありません。

学生たちは、まず初日にKUMONの基本的な情報についてレクチャーを受け、一人ひとりが「インターンシップ終了時にどんな自分になっていたいか」という目標を設定します。2日目は、3グループに分かれて教室を見学。4日目に自分たちが見学した教室の指導者に教室の改善案を提案するというミッションが待っているので、単なる見学ではなく皆真剣そのものです。教室を見学した翌日は、実際に公文式教室のコンサルティング業務に携わっている社員がいる事務局へ行き、社員の話を聞きます。その後、それぞれのグループで見学した教室の指導者への提案を練っていきます。

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教室指導者への提案をプレゼンテーション

いよいよ指導者に提案をする4日目。指導者との直接のやりとりがあるこの日が、インターンシップの山場です。まずはグループごとに見学した教室の指導者と面談して、指導者の想いや考えを聞きます。ここでは、指導者に質問を投げかけたり、自分たちの認識が合っているかを確認したりと、よりよい提案に向けて指導者との話は尽きません。その後、チームごとに教室改善のための最終的な提案をまとめ、いよいよ指導者にぶつけます。5分という限られた時間の中で、緊張した面持ちで懸命にプレゼンテーション。全チームのプレゼン終了後、それぞれの教室の指導者からフィードバックを受けました。

指導者たちからは、「この短期間でここまで具体的なものを考えて実際に作ってくれたことはとてもうれしかった」という学生たちの誠実さを喜ぶ声があったり、「自分が今課題だと思っていないことに対する提案だったので、ちょっと残念ですね」という辛口なフィードバックがあったり……。真剣にフィードバックをくれる指導者の言葉を、学生たちは食い入るように聞き入っていました。

学生が感じたKUMON
「人の成長にこだわる会社」

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インターンシッププログラム最後の決意発表

インターンシッププログラムを通じて、学生たちは何を感じ、何を学んだのでしょうか?参加する前後で、KUMONのイメージがどのように変わったかを聞いてみました。

「指導者のインパクトが強かったです。『子どもたちに自学自習力をつける』ために、徹底して不要なことをそぎ落としておられました。以前からKUMONの教材のよさは感じていましたが、今回はその背景にある理念の強さや、関わる人たちの想いの強さを感じました」

「事務局見学で社員の話を聞いた時、指導者一人ひとりのよさや強みを大切にしながら、サポートされていると感じました。インターンシップの参加前は、教室のイメージしかありませんでしたが、教室をサポートする社員の方がバックにいて、指導者と連携しながら子どもたちのことをここまで深く考えているのだというのが、一番の発見でした」

学生たちは、指導者や社員など「人」の存在を通じて、「KUMONは人の成長にこだわる会社」だとイメージを新たにしたようです。

「人」とのかかわりで生まれる成長

学生たちは、このインターンシップの経験を今後にどのように生かしていきたいと考えているのでしょうか?最終日の決意発表の場面では、一人ひとりから今後の抱負が発表されました。

KUMONのインターンシップを通じて、人の長所を見つけて伝えられるようになりたいと思いました。まずは今自分がアルバイトをしている塾で、子どもたちに対して実践していきたいと思います」

「自分は、インターンシップでコミュニケーション力を高めたいという目標を立てて臨みましたが、コミュニケーションにはまず信頼関係が大事だということを学びました。相手の話をよく聞くだけでなく、その時に必要とされていることを見つけて、それを提供できるようになりたいです」

指導者や社員、学生同士など「人」とかかわることで、お互いが成長できることを実感した学生たち。インターンシッププログラムを中心になって作り上げた採用チームの担当者の「人の可能性を信じて、人の成長にこだわるのがKUMONの仕事。そこには大変さ、責任の重さ、そしてやりがいや楽しさがある。プログラムを通じてそれを客観的に学ぶだけでなく、自分の成長を通して体感してほしい」という想いは、学生たちに伝わり、その学びを今後の人生に生かし、成長していってくれることでしょう。

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