環境コミュニケーション
子どもたちへのSDGsキャンペーン
2023年11月1日~11月30日に「iKUMONサイト」のSDGsキャンペーンを通じて、公文生が考えるSDGsについて投稿していただく企画を実施しました。
目的は「公文式で学んだ子どもたちが考えるSDGs」について知り、子どもたちの考えや夢を深堀していくことによって、社内外にKUMONのSDGsへの貢献を広めることです。公文式で学ぶ子どもたちが、SDGsについてどのように考えているかをもっと知りたい、教材との関連もあるのではないか?という考えのもと、今回のキャンペーンを実施しました。
結果として、年少から中学3年生まで幅広い層の137名にご回答いただき、一つひとつの回答から私たちが気づきと学びを頂くような内容がたくさんありました。アンケート結果の一部をご紹介します。

■「SDGs」という言葉を聞いたことがありますか?

約9割が聞いたことがある、と回答しました。年齢に関わらず多くの公文生がSDGsについて認知していることがわかりました。
■SDGsの17の目標のなかで考えてみたいという目標や、みんなで達成したいと思う目標を選んでください。

一番多かった目標は、目標14「海の豊かさを守ろう」でした。どの目標も回答があり、関心の広まりを感じました。
■SDGsの目標を見て、学習したプリントで思い浮かんだものはありますか?

23%が「思い浮かんだプリントがある」と回答してくれました。国語と英語の教材について、具体的な教材名を出してくれた公文生もいました。
英語でコミュニケーション
2001年から子どもたちと英語で数日間を一緒に過ごすグローバルイマージョンキャンプ(GIC)を実施しています。各国のキャンプリーダーとの多文化な交流やプログラムを通じて子どもたちのSDGsに対する意識を高めていきます。
2023年度は8月5日~8日の4日間のオンラインプログラムで、日本各地から参加した21名の小学生と23か国の国・地域出身から参加した24人のリーダーが英語で楽しくコミュニケーションをとり、世界について学びました。
3日目にはベトナムの子どもたちが参加し、一緒に世界の課題について考えました。WWFジャパンの天野さん(Yohさん)を迎え、ひとつの例としてインドネシアの環境問題についてお話を聞きました。動物(オランウータン)、農家(パームヤシの木)、政府や環境を考える団体(WWF)など、様々な立場の状況や考えを知りました。その上で、自分の生活との関り、買い物をする時に意識できるマークがあるなど、環境を守るために今、自分にできること、将来取り組めそうなことを考えました。

環境レポートによる情報公開
KUMONグループは、2013年度より、環境理念・環境方針とともに、環境レポートをWebに掲載し、KUMONグループで行っている環境保全活動や環境データ(電気使用量・CO2排出量・紙使用量・古紙リサイクル量)の情報を公開しています。
社員への環境教育
KUMONグループは、全社員を対象に、環境に対する意識向上と理解を深めるために環境教育を実施しています。
2023年度も、新任管理職研修等eラーニングによる環境教育を実施し、地球環境問題、環境経営、環境法令に関する内容について啓発しました。
また、オフィスに環境意識を高めるポスターや環境データの掲示によって、各グループ会社において年々環境への意識が高まっており、社員同士が環境について学びあい、共有しあう場が広がっています。
環境ニュースの配信
KUMONグループは、年4回「KUMON Green News Quarterly」を、各グループ会社に日英二か国語で配信しています。
「KUMON Green News Quarterly」では、四半期ごとの地域別環境データを掲載するとともに、各グループ会社から環境活動を報告してもらい、 KUMONグループ全体で情報を共有しています。
また、グループ会社によっては社員向けに環境ニュースを配信するなど、環境コミュニケーションを積極的に行っています。

各年度の環境コミュニケーション
日本国内、北米、南米、アジア・オセアニア、中国、ヨーロッパ・アフリカ
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