2023年度の取り組み・環境データ

KUMONグループは、環境方針に基づき、事業活動に伴う環境負荷の把握と低減活動を推進するとともに、森林保全促進に向けた取り組みを行っています。

2023年度も引き続き環境に関する基本行動として、KUMONグループ全体で電気使用量および紙使用量の削減、古紙リサイクル量の拡大に努めました。その結果、2023年度のKUMONグループ全体の環境データは、2022年度比で、電気使用量:96.1%、紙使用量:84.2%、古紙リサイクル量:90.7%となりました。

日本国内ではすべての社員が多様な働き方、価値創出・生産性向上を実現していく取り組みとして「働き方創造」を推進しています。この取り組みの一環として、書類の電子化および業務の効率化を図り、紙使用量が大幅に減りました。また、リモートワークが定着しオフィス再編による環境整備を行ったことが、電気使用量と紙使用量の削減につながっています。

  • *報告対象期間は2023年度(2023年4月1日~2024年3月31日)です。ただし、環境データ、活動内容については一部対象期間外の報告を含んでいます。
  • *電気使用量については下記拠点を報告対象外としています。
    北米公文
    • アメリカ
      Detroit Branch Office,
      Atlanta Office
      Houston Office,
      Washington, D. C. Office,
      San Francisco Office,
      Seattle Office
    • カナダ
      Toronto Office,
      Vancouver Office,
      Calgary Office
    アジア・オセアニア公文
    • インドネシア
      Surabaya Office
    • オーストラリア
      Melbourne Office,
      Brisbane Office,
      Adelaide Office
    • ニュージーランド
      New Zealand Office
    ヨーロッパ・アフリカ公文
    • イギリス
      Manchester Office,
      Birmingham Office
  • *海外の上記地域本社に属していない支店や子会社は対象外としています。

電気使用量

KUMONグループは、温室効果ガスの排出を削減し地球温暖化を抑制するため、電気使用量の削減を推進しています。

空調の設定温度調整や使用していないエリアの照明の消灯、パソコンの省エネ設定など日常実施できる地道な活動に取り組んでいます。

2023年度の電気使用量は、各グループ会社が照明のLED化や空調設備の更新を積極的に進めたこと、またリモートワークやオフィス再編を進めた結果、2022年度と比較し、日本国内が9.6%削減、ヨーロッパ・アフリカが8.4%削減となりました。

KUMONグループ全体では、電気使用量を3.9%削減することができました。

引き続き省エネ活動を推進していきます。

グラフ
  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
電気使用量(MWh) 11,901 9,847 9,349 8,632 8,299
前年度比(%) 95.9 82.7 94.9 92.3 96.1

CO2排出量

KUMONグループの温室効果ガスの排出は、電気の使用が主な要因となっています。そのため、電気使用量の削減を推進することによりCO2排出量の削減に取り組んでいます。

2023年度のCO2排出量は2022年度と比較し、KUMONグループ全体で3.4%削減、原単位(CO2排出量/売上高)では9.5%削減することができました。

  • ※CO2排出係数ついては、IEA(International Energy Agency)の「Emissions Factors 2023」より、各国における最新の排出係数を用いて算定しています。なお、集計時より遅れて開示されるため、遡って該当年度の係数に修正しています。
グラフ
  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
CO2排出量
(t-CO2)
5,578 4,500 4,185 3,862 3,730
前年度比(%) 94.2 80.7 93.0 92.3 96.6

紙使用量

教材などで紙を多く使用するKUMONグループでは、森林資源保全のため、紙使用量の削減を推進しています。

文書の電子化やペーパーレス会議の推進、両面印刷、紙面構成のコンパクト化などに取り組んでいます。また、リモートワークが増加したことにより電子申請やFAXの電子化が実施され、ペーパーレス化が進みました。

さらに、KUMONグループでは、環境に配慮したFSC認証紙の導入を拡大しています。

2023年度の紙使用量は2022年度と比較し、日本国内が22.2%削減、アジア・オセアニアが4.9%削減となりました。

KUMONグループ全体では紙使用量を15.8%削減、原単位(紙使用量/売上高)では21.1%削減することができました。

  • ※紙の購入量を紙使用量として算定しています。
グラフ
  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
紙使用量
(百万枚)
41.6 17.7 13.8 11.8 10.0
前年度比(%) 80.2 42.4 78.2 85.7 84.2

古紙リサイクル量

各グループ会社において、紙のリサイクルボックスを設置し、使用済みのコピー用紙を可能な限り回収し、リサイクルする取り組みを推進しています。日本国内では本社において定期的に不要物を回収し、リサイクルしています。

2023年度のKUMONグループ全体での古紙リサイクル量は2022年度と比較し、9.3%の減少となりました。

グラフ
  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
古紙
リサイクル量(t)
937.1 846.1 789.5 900.0 816.6
前年度比(%) 90.9 90.3 93.3 114.0 90.7

各年度の取り組み・環境データ

環境コミュニケーション

子ども向け環境イベントの開催、英語でコミュニケーション、情報公開、 環境教育、環境ニュースの配信

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