2021年度の取り組み・環境データ

KUMONグループは、環境方針に基づき、事業活動に伴う環境負荷の把握と低減活動を推進するとともに、森林保全促進に向けた取り組みを行っています。

2021年度も引き続き環境に関する基本行動として、KUMONグループ全体で電気使用量および紙使用量の削減、古紙リサイクル量の拡大に努めました。

日本国内ではすべての社員が多様な働き方、価値創出・生産性向上を実現していく取り組みとして「働き方創造」を推進しています。この取り組みの一環として、書類の電子化および業務の効率化を図り、紙使用量が大幅に減りました。また、リモートワークが定着しつつあることも、電気使用量と紙使用量の削減につながっています。

2021年度のKUMONグループ全体の環境データは、2020年度比で、電気使用量:94.9%、紙使用量:78.2%、古紙リサイクル量:93.3%となりました。

新型コロナウイルス対策として、オンライン学習を導入するとともに、マスクや消毒液等を国内・海外の指導者や教室に送り、感染拡大の抑制に努めました。

  • *報告対象期間は2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)です。ただし、環境データ、活動内容については一部対象期間外の報告を含んでいます。
  • *電気使用量については下記拠点を報告対象外としています。
    北米公文
    • アメリカ
      Manhattan Office,
      Washington, D. C. Office,
      Detroit Branch Office,
      Seattle Office,
      Boston Office,
      Atlanta Office,
      Dallas Office,
      Houston Office,
      Metro Long Island
    • カナダ
      Montreal Office,
      Vancouver Office,
      Toronto Office
    • メキシコ
      Warehouse(Logistics)
    アジア・オセアニア公文
    • インドネシア
      Bandung Office,
      Surabaya Office
    • ニュージーランド
      New Zealand Office
    中国公文
    • Hong Kong China Headquarters
    ヨーロッパ・アフリカ公文
    • イギリス
      Glasgow Office
    • アイルランド
      Dublin Branch

電気使用量

KUMONグループは、温室効果ガスの排出を削減し地球温暖化を抑制するため、電気使用量の削減を推進しています。

空調の設定温度調整や使用していないエリアの照明の消灯、パソコンの省エネ設定など日常実施できる地道な活動に取り組んでいます。

2021年度の電気使用量は、各グループ会社が照明のLED化や空調設備の更新を積極的に進めたこと、またリモートワークやオフィス再編を進めた結果、2020年度と比較し、アジア・オセアニアが17.6%削減、日本国内が4.7%削減となりました。

KUMONグループ全体では、電気使用量を5.1%削減することができました。

引き続き省エネ活動を推進していきます。

グラフ
  2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
電気使用量(MWh) 13,200 12,413 11,901 9,847 9,349
前年度比(%) 93.5 94.0 95.9 82.7 94.9

CO2排出量

KUMONグループの温室効果ガスの排出は、電気の使用が主な要因となっています。そのため、電気使用量の削減を推進することによりCO2排出量の削減に取り組んでいます。

2021年度のCO2排出量は2020年度と比較し、KUMONグループ全体で5.4%削減、原単位(CO2排出量/売上高)では10.2%削減することができました。

  • *CO2排出係数ついては、IEA(International Energy Agency)の「Emissions Factors 2021」より、各国における最新の排出係数を用いて算定しています。
    なお、集計時より遅れて開示されるため、遡って該当年度の係数に修正しています。
グラフ
  2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
CO2排出量
(t-CO2)
6,460 5,945 5,605 4,617 4,367
前年度比(%) 94.2 92.0 94.3 82.4 94.6

紙使用量

教材などで紙を多く使用するKUMONグループでは、森林資源保全のため、紙使用量の削減を推進しています。

文書の電子化やペーパーレス会議の推進、両面印刷、紙面構成のコンパクト化などに取り組んでいます。また、リモートワークが増加したことにより電子申請やFAXの電子化が実施され、ペーパーレス化が進みました。

さらに、KUMONグループでは、環境に配慮したFSC認証紙の導入を拡大しています。

2021年度の紙使用量は2020年度と比較し、日本国内が25.5%削減、アジア・オセアニアが10.7%削減、中国が7.1%削減となりました。

KUMONグループ全体では紙使用量を21.8%削減、原単位(紙使用量/売上高)では25.8%削減することができました。

  • *紙の購入量を紙使用量として算定しています。
グラフ
  2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
紙使用量
(百万枚)
63.9 51.9 41.6 17.7 13.8
前年度比(%) 92.3 81.2 80.2 42.4 78.2

古紙リサイクル量

各グループ会社において、紙のリサイクルボックスを設置し、使用済みのコピー用紙を可能な限り回収し、リサイクルする取り組みを推進しています。日本国内では本社において定期的に不要物を回収し、リサイクルしています。

2021年度は、KUMONグループ全体での古紙リサイクル量は2020年度と比較し、6.7%の減少となりました。

グラフ
  2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
古紙
リサイクル量(t)
1,223.3 1,030.6 937.1 846.1 789.5
前年度比(%) 126.3 84.2 90.9 90.3 93.3

各年度の取り組み・環境データ

環境コミュニケーション

情報公開、 環境教育、環境ニュースの配信

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