2018年度の取り組み・環境データ

KUMONグループは、環境方針に基づき、事業活動に伴う環境負荷の把握と低減活動を推進するとともに、森林保全促進に向けた取り組みを行っています。

2018年度も、引き続き環境に関する基本行動として、KUMONグループ全体で電気使用量および紙使用量の削減、古紙リサイクル量の拡大に努めました。

また、日本国内ではすべての社員が多様な働き方、価値創出・生産性向上を実現していく取り組みとして「働き方創造」を推進しています。この取り組みの一環として、書類の電子化および業務の効率化を図り、紙使用量が大幅に減りました。

2018年度のKUMONグループ全体の環境データは、2017年度比で、電気使用量:94.0%、紙使用量:81.2%、古紙リサイクル量:84.2%となりました。

  • *報告対象期間は2018年度(2018年4月1日~2019年3月31日)です。ただし、環境データ、活動内容については一部対象期間外の報告を含んでいます。
  • *電気使用量については下記拠点を報告対象外としています。
    北米公文
    • アメリカ
      North America Headquarters New York Tri-State Office,
      Manhattan Office,
      Washington, D. C. Office,
      Detroit Branch Office,
      Seattle Office,
      Boston Office,
      Atlanta Office
    • カナダ
      Montreal Office,
      Vancouver Office,
      Calgary Office
    アジア・オセアニア公文
    • インドネシア
      Bandung Office,
      Surabaya Office
    • オーストラリア
      Melbourne Office
    中国公文
    • China Headquarters
    ヨーロッパ・アフリカ公文
    • イギリス
      Birmingham Office
    • アイルランド
      Dublin Branch

電気使用量

KUMONグループは、温室効果ガスの排出を削減し地球温暖化を抑制するため、電気使用量の削減を推進しています。

空調の設定温度調整や使用していないエリアの照明の消灯、パソコンの省エネ設定など日常実施できる地道な活動に取り組んでいます。

2018年度の電気使用量は、各社が照明のLED化や空調設備の更新を積極的に進めたこと、また日本でオフィス再編を行った結果、2017年度と比較し、北米公文が10.5%削減、ヨーロッパ・アフリカ公文が4.6%削減、日本国内が6.4%削減となりました。

KUMONグループ全体では、電気使用量は6.0%削減することができました。

今後も引き続き省エネ活動を推進していきます。

グラフ
  2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
電気使用量(MWh) 13,110 13,905 14,110 13,200 12,413
前年度比(%) - 106.1 101.5 93.5 94.0

CO2排出量

KUMONグループの温室効果ガスの排出は、電気の使用が主な要因となっています。そのため、電気使用量の削減を推進することによりCO2排出量の削減に取り組んでいます。

2018年度のCO2排出量は2017年度と比較し、KUMONグループ全体で5.3%削減、原単位(CO2排出量/売上高)では5.1%削減することができました。

  • *CO2排出係数ついては、IEA(International Energy Agency)の「CO2 Emissions from Fuel Combustion」より、各国における最新の排出係数を用いて算定しています。
    なお、集計時より遅れて開示されるため、遡って該当年度の係数に修正しています。
グラフ
  2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
CO2排出量
(t-CO2)
6,858 7,105 7,100 6,688 6,335
前年度比(%) - 103.6 99.9 94.2 94.7

紙使用量

教材などで紙を多く使用するKUMONグループでは、森林資源保全のため、紙使用量の削減を推進しています。

文書の電子化やペーパーレス会議の推進、両面印刷、紙面構成のコンパクト化などに取り組みました。また、紙による申請・承認から電子申請・承認に一部変更しペーパーレス化を進めています。

2018年度の紙使用量は2017年度と比較し、ヨーロッパ・アフリカ公文が39.7%削減、北米公文が18.6%削減、日本国内では21.0%削減できました。

KUMONグループ全体では紙使用量は18.8%削減、原単位(紙使用量/売上高)では18.6%削減することができました。

  • *紙の購入量を紙使用量として算定しています。
グラフ
  2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
紙使用量
(百万枚)
71.2 70.9 69.2 63.9 51.9
前年度比(%) - 99.5 97.7 92.3 81.2

古紙リサイクル量

各グループ会社において、紙のリサイクルボックスを設置し、使用済みのコピー用紙を可能な限り回収し、リサイクルする取り組みを推進しています。日本国内では本社において定期的に不要物を回収し、リサイクルに回しています。

2018年度は紙使用量が大幅に減ったこともあり、KUMONグループ全体では2017年度と比較し、15.8%の減少となりました。

また、 KUMONグループでは、環境に配慮したFSC認証紙の導入を拡大しています。コピー用紙、名刺、社用封筒に続き、2018年度はトイカタログにもFSC認証紙を使用しました。

FSC認証紙
グラフ
  2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
古紙
リサイクル量(t)
769.6 720.4 968.9 1,223.3 1,030.6
前年度比(%) - 93.6 134.5 126.3 84.2

各年度の取り組み・環境データ

環境コミュニケーション

イングリッシュ・イマージョン・キャンプ、英語でSDGs、研究大会、情報公開、環境教育、環境ニュースの配信

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