環境コミュニケーション

環境について英語で話そう
~イングリッシュ・イマージョン・キャンプ~

今年で18年目となる子ども達の英語キャンプ「イングリッシュ・イマージョン・キャンプ2018」が夏休みに開催され、小学校3年生から6年生までの計224名が参加しました。英語でコミュニケーションをとりながら、世界各国から集まったキャンプリーダーやスタッフたちと共同生活を送り、国際理解を深めるプログラムです。

琵琶湖キャンプでは京都のチョコレートショップ Dari K(ダリケー)と、伊豆キャンプでは環境問題に取り組むWWFと共に、食物に関する持続可能なサプライチェーンについて英語で考え、意見交換をする活動を行いました。

将来を担う子ども達が、世界で起きている問題を知り、自分なりに考えることで、地域社会に貢献する意欲を生み出せればと考えています。

また、2019年3月には「海外スタディツアー」が開催され、30名がインドネシアを訪問しました。現地では、WWFがサポートしているESD(Education for Sustainable Development)School(小学校)や女性のコーヒー農家グループを訪問し、インドネシアの文化や環境問題について学びました。小学校では、プラスチックをリサイクルして作った枕やブレスレットを見せてもらい、環境の取り組みについて意見交換をしました。

SDGsをテーマに子ども達が英語でコミュニケーション

2019年3月、子ども達が自分の夢や目標、そして社会に対する問題意識などについて英語で考えるイベントが開催されました。対象者はイングリッシュ・イマージョン・キャンプ※に参加し英語でコミュニケーションをとる楽しさを知った子ども達です。当日は東京会場と大阪会場をインターネット中継で結び、18か国のキャンプリーダーと日本の生徒156名が参加しました。

今年のテーマは「持続可能な開発目標:SDGs」。子ども達はイマココラボのカードゲームを使い、SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームに挑戦しました。与えられた「お金」と「時間」を使ってプロジェクト活動を行い、それがどのような結果を導いていくか、社会や環境にどのような影響を与えていくかを体験していきます。

世界の目標であり、公文教育研究会でも取り組んでいるSDGsについて、「なぜSDGs が私たちの世界に必要なのか」そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を考え、感想を共有し、自分たちができることについて英語で話し合いました。

  • ※イングリッシュ・イマージョン・キャンプ:毎年夏に開催されるKUMON主催のイベント。子ども達は様々な国と地域出身の学生キャンプリーダーたちと、英語をコミュニケーションツールとして、生活を共にし、お互いを理解することの大切さを学びます。

指導者・関係者向けに環境経営について啓発活動

公文教育研究会は、国内の指導者向けに公文指導者研究大会を毎年1回実施しています。KUMON創立60周年を迎えた2018年度は2019年2月に、KUMON創立60周年記念式典と公文指導者研究大会をパシフィコ横浜にて開催し、国内・世界各国の公文式教室の指導者や社員、関係者など、7,500名を超える参加者が集いました。

記念式典では、公文式OBでもある将棋棋士の羽生善治さん、2015年より貧困層への公文式普及の協働プロジェクトをしている、バングラデシュにある世界最大級のNGO・BRACのアベド総裁から、これからのKUMONに対してエールをいただきました。

展示会では、KUMONグループの環境理念や支援しているWWFジャパンの森林保全プロジェクトの活動について展示を行い、環境保全の重要性について、社員および指導者で理解を深めました。

環境レポートによる情報公開

KUMONグループは、2013年度より、環境理念・環境方針とともに、環境レポートをWebに掲載し、KUMONグループで行っている環境保全活動や環境データ(電気使用量・CO2排出量・紙使用量・古紙リサイクル量)の情報を公開しています。

社員に対する環境教育

KUMONグループは、全社員を対象に、環境に対する意識向上と理解を深めるために環境教育を実施しています。

2018年度も、新任管理職研修など、eラーニングによる環境教育を実施し、地球環境問題、環境法に関する内容について啓発しました。

また、オフィスに環境意識を高めるポスターや環境データを掲示するなど、各グループ会社において年々環境への意識が高まっており、社員同士が環境について学びあい、共有しあう場が広がっています。

環境ニュースの配信

KUMONグループは、年4回「KUMON Green News Quarterly」を、各グループ会社に日英二か国語で配信しています。

「KUMON Green News Quarterly」では、四半期ごとの地域別環境データを掲載するとともに、各グループ会社から環境活動を報告してもらい、 KUMONグループ全体で情報を共有しています。

また、グループ会社によっては社員向けに環境ニュースを配信するなど、環境コミュニケーションを積極的に行っています。

各年度の環境コミュニケーション

世界へ広がるKUMONの環境活動

日本国内、北米、南米、アジア・オセアニア、中国、ヨーロッパ・アフリカ

世界へ広がるKUMONの環境活動

日本国内、北米、南米、アジア・オセアニア、中国、ヨーロッパ・アフリカ

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