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私の孫のお話です。
幼少期より公文を始めましたが、他府県在住のため教室には通えず、通信での学習でした。
ところがなにせ、勉強がさほど好きでもない男の子、教室でほかの子に刺激をもらうことも先生にほめてもらうこともできず、時には泣きながら、時にはプリントを隠し、時には解答を丸写し…
小学校高学年でやっと中学教材に入ったものの、やがてやめてしまいました。
その彼が大学4年生となり、さらに勉強を続けたいと来春より大学院に進むことになりました。当時の彼からはとても想像できません。
そこで先日会った時に「公文をやっていて何か役に立ったことあった?正直に言っていいよ」と聞いてみました。
その答えです。
「確かに泣きながらやったりしたけど、基礎学力はついたと思う。小学校と中学校では学校の授業で困ることはなかったし、高校生になってからやりたい方向が決まってきて、大学へ入ってすごく尊敬できる先輩と出会い、ぼくもその道に進みたいと思うようになった」のだそうです。
大事なのは、小学校の段階で「授業がわからない→勉強が楽しくない」と思わせないこと。「わかる!できる!」と自信を持たせること。
それができていれば、自分の意志が育った時、子どもは自分の力で、そしてまわりの影響で伸びていくことができるのだと教えられた気がしました。
やりたいことが見つかった時、学力不足で諦めざるを得ないということのないようにしてあげたいですね。