CAREER STORY01
私はKUMONで、どこまで
自分を高められるだろうか。
滋賀ブランチ ブランチリーダー
持田 透2010年入社/医療衛生学部卒
大学では予防医学を学び、専攻を活かした医療系の就職を考えていた。しかし医療は尊い仕事ではあるものの、人の病というネガティブな要素を前提とした取り組み。自分がモチベーションをもって取り組むことができるのは人の人生にプラスを与える仕事だと考え、進路を変更することに。そして広く企業を検討するなかで、自らも学んでいたKUMONにあらためて興味を持ち、人の可能性を広げ、未来を創る仕事に魅力を感じて入社した。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです
INDEX
私のキャリア MY CAREER
2010年~2014年船橋事務局
教室実践研修後、
コンサルティング職へ
新卒入社後、船橋事務局に配属となる。教室実践研修として実際に教室を立ち上げ、生徒指導、後任指導者募集に1年ほど携わった後、コンサルティング職となり、その後のキャリアの基礎を築く。
2014年~2017年池袋事務局
都心部でコンサル
ティング活動を深化
池袋事務局へ異動。都心部でのコンサルティング活動に従事。指導者のパートナーとして教室発展をサポートするやりがいをいっそう強く感じるようになった。現場で成果を上げて自信を深める。
2017年~2020年前橋事務局
チーム力の向上に
注力
前橋事務局では引き続きコンサルティング活動に携わりながら、チーム力の向上も意識するようになる。今後の業務のあり方を全社で考える「未来創造プロジェクト」にも参画。
2020年~2022年愛知事務局
リクルート・
育成業務に従事
愛知事務局では、リクルート・育成業務に従事。これまでのコンサルティング業務と異なる領域として、 新たな教室の起ち上げに関わり、指導者と伴走しながらともに軌道に乗せていく役割を担った。
2022年~2023年愛知事務局
リーダーとして
チームを率いる
愛知事務局では、はじめてチームリーダーの役職に就く。同時に、国内におけるKUMON CONNECT導入を機に立ち上がった全社企画「新たな教室モデル具現化プロジェクト」にも参画し、未来の公文式教室像を検討。
2023年~滋賀ブランチ
滋賀を統括する
ブランチリーダーに
滋賀県内の教室運営の責任者であるブランチリーダーに就任。あわせて、国内教室事業の未来を見据えた中期経営計画を策定するプロジェクトにも参画。
※部署名は在籍当時のものです。
現在、「事務局」は「ブランチ」に名称変更しています。
TURNING POINT01
KUMONを体現する上司が私を変えた。
KUMONのコンサルティング業務では、入社年次に関係なく個々の社員に大きな裁量が委ねられ、自分で仕事を組み立てていきます。私は入社1年目の下半期から、生徒の新規獲得を目指す指導者向けゼミの企画運営を担当することになりました。しかし任されたものの、何から取り組んでよいのかわからず、先輩方にいろいろとサポートいただきながら企画を立案しました。初めのうちは思うようにいかないことばかりでしたが、当時の船橋事務局の局長が「このゼミを成功させて生徒数日本一を目指そう」「持田君は日本一になれる人だから」と事あるごとに自分に対する期待を伝えてくださったことが心の支えになりました。私が最初に作った拙い企画もポジティブに捉えてくださり、この発想は良いねと価値づけしてくれました。まさに「認めて、褒めて、伸ばす」という公文式の指導そのものです。そんな局長の励ましもあり、指導者の力になりたいという私の想いはいっそう高まり、結果としてこのゼミに参加した指導者の教室生徒数を増やすこともできました。このゼミは私にとって初めての大きな成功体験であり、将来はこの局長のようになりたいという目標が生まれました。
COLUMN
成長・変化を感じたこと
目標を設定し、ビジョンを描いて
行動する姿勢が身についた。
局長から「日本一を目指そう」と鼓舞され、その気になったことで、私の行動が変わったように思います。おそらく局長はゼミの企画運営を通して、大きな目標を掲げて、ビジョンの実現に向けて行動していくことの大切さを、私に伝えたかったのだと思います。これ以降、新しい業務に取り組むときには、まず大きな目標を設定し、実現する未来のビジョンを描いてから行動する癖がつきました。そのことが、私をここまで高めてきてくれたように感じます。
TURNING POINT02
私一人が120点取っても意味はない。
入社7年目に前橋事務局へ異動しました。それまでの私はコンサルティングの経験を重ねるなかで、指導者が実現したいビジョンを一緒にかなえていくことに喜びを感じていました。また私の実践事例が社内で評価されるなど、自分の活動に手応えも感じており、コンサルティング業務に自信をもって前橋事務局に赴任したのです。しかし前橋事務局の局長から意外な言葉をかけられ、それが私の仕事観を変えました。
赴任早々、局長は私に「あなたがどれだけ頑張っても120点にしかならない。メンバー全員が30点ずつアップすることができれば、事務局はもっと成長する」と、事務局内で最年少だった私に「先輩方の点数を全員30点上げる」ことを求めたのです。とても驚きましたが、確かに、私一人が頑張ってもその影響が及ぶ範囲には限りがあります。より大きな成果を生み出すためには、個々のチームメンバーの総和が大切なのだと、局長の言葉の意味が自分の中にストンと落ちました。それまでの私は、指導者向けのイベントなど、すべてを自分自身で企画しないと納得できない質でしたが、これを機に周りのメンバーに適宜業務を委ね、自分はサポートに回るようになりました。多くのメンバーに成功体験を積んでもらうことで各々の成長を促し、局長の期待に応えようと努めました。
COLUMN
成長・変化を感じたこと
どうすればメンバーが成長するのか?
常にそのことを意識するように。
私はKUMONのコンサルティング活動に誇りを持ち、ある意味強引に周囲を巻き込みながら、自分が良いと思う方向に突き進んできました。しかし前橋事務局長の言葉で意識が変わってからは、どうすればもっとメンバーが成長するだろう?と考え、これまでの自分の経験もシェアしながら、周りのメンバーを引き立てて活躍の機会を提供するようになりました。それは現在の私のマネジメントスタイルにもつながっています。
TURNING POINT03
メンバーが誇りを持てるマネジメントを。
現在、私は滋賀ブランチの責任者を務め、滋賀県内でKUMONを発展させるためのマネジメントに力を注いでいます。滋賀エリアは学習者数が減少傾向にあり、それを回復させることが大きなミッション。そのためにはメンバーのモチベーションをもっと高めていく必要があると感じた私は、何かきっかけを作りたいと、指導者から発注いただくウェブ広告の受注数で日本一になる目標を掲げました。これが成功体験となれば、メンバー全員が滋賀ブランチの一員であることに誇りを持ち、仕事への意欲も高まっていくのではないかと考えたのです。こうして現状を打破しつつ、メンバー一人ひとりが強みを確立し、プロ意識を持っている状態を作ることで、滋賀エリアの指導者の教室発展、ひいては滋賀の子どもたちの成長を最大化させていきたいと思っています。私はこれまでに、KUMONを学ぶ子どもたちが変化・成長する瞬間を数々目にしており、この学習法は本当に大きな意義があると実感しています。私の娘もKUMONで学んでいますが、彼女の「自ら考える力」が養われていく様子に、親として驚かされることがあります。私はこの学習法を教育インフラとして世界中に広めていきたい。今後のキャリアにおいては、そうした海外展開をマネジメントすることにも挑戦したいと考えています。
COLUMN
成長・変化を感じたこと
KUMONの現状に問題意識を抱き、
社員の価値観を変える必要性を実感。
マネジメントに携わって事業の経営の現状を理解する立場となり、より高い視点から物事を捉えるようになりました。組織がさらに成長していくためには、一人ひとりが未来に目を向け、新たな挑戦に前向きに取り組む姿勢が重要だと感じています。
現在は中期経営計画の策定プロジェクトにも携わっており、将来のKUMONのあるべき姿を社内に発信することで、前向きな意識づくりのきっかけを生み出していきたいと考えています。
あなたにとって、KUMONらしさとは?
可能性を自ら広げていく、
その成長を支えること。
それがKUMONの真髄。
常にプラスを創っていくことが、KUMONらしさだと感じています。組織の文化として、公文式学習法と同様に、社員や指導者など、関わる人の長所を伸ばす意識が根づいています。できない理由を探すよりも、どうすればできるのかを議論し、常に未来志向で物事が動いています。そして、自分を越える人を輩出することをKUMONはとても重んじています。自分一人では大きなことを成し遂げられなくても、それを実現できる人を育てることで、社会に大きな影響を与えられる。それこそが、KUMONの真髄だと感じています。
ある1日のスケジュールONE DAY'S
SCHEDULE
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9:00
出社・進捗確認
メールや前日の記録をチェックするとともに、当日のスケジュールを確認して業務の準備。
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9:20
チームミーティング
今週の進捗確認と来週に向けて取り組まなければならない業務を確認し、次週の目標を設定して共有。
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10:00
指導者とコンタクト
メンバーからサポートしてほしいと依頼のあった指導者と面会して、近況のヒアリングや次のアクションを確認し、コンサルティング活動の支援。
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11:00
教室開設に向けてメンバーとミーティング
教室開設希望の指導者候補の情報をもとに、教室開設提案のプレゼンが受諾していただけそうな内容になっているかどうかを確認。
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13:00
メンバーとの1on1ミーティング
現在の業務の進捗や、困っていること、悩んでいることなど、1対1のコミュニケーションでメンバーの状況を把握。
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15:00
本社部署との打ち合わせ
本社部署に依頼している指導者向け講座の内容について打ち合わせ。滋賀ブランチの現状や講座で提供したい情報、役割分担などを協議し、講座を聞いた指導者が実践したいと思える内容に仕上げる。
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16:00
開設希望者との面接
開設を希望される方との採用面接。事前にリクルート業務の担当者と打ち合わせ、その方の思いを引き出す質問を検討したうえで面接の場へ。
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17:00
デスクワーク
打ち合わせや面接の間に入っていたメールの処理や、依頼された作成物などに対応。
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18:00
終業
翌日のスケジュールを確認。また、メンバーが対応に困っている案件について翌日に相談の時間を設けるなどの計画を立て、一日の業務を終了。
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