桜ケ丘中央教室

 

　　　「しからない」にチャレンジしてみましょう！

５月は、「５月病」という言葉があるように、入学や進級の変化になじめず、子どもたちがやる気をなくすことがあります。

お母さんもつい、きつい言葉でしかってしまうという場面も多い時期かもしれません。でも、「しかったら子どもは言うことをきいた」、だから言うことをきかせたい時は、また、しかった。

これを何度もくり返すうちに、「しからないと、いうことをきかない」仕組みが出来上がってしまいます。しかられそうだと感じたことは隠す。嘘をついたり、ごまかしたりする。そういう行動パターンが定着してしまうと、まったく逆効果ですね。　　では、しからずに、子どもが望ましい行動をとるようにするにはどうすればいいのでしょうか？

ポイントは、言葉で言い聞かせるだけでなく、行動で学ばせるということではないかと思います。

例えば、電車に乗る前に「電車では静かにしようね」と話しておいて、「静かにできない時は途中で降りるよ」と言い聞かせます。そして、もしうるさくしたら、有無を言わせず電車から降りるのです。

ニッコリ笑って、「うるさくしたから降りるよ」と宣言すればいいのです。そしてホームでもう一度確認します。「今度は、静かにできるかな？」と。ちゃんとできたら、約束を守れたことを大いにほめてあげましょう。「ニッコリ笑って、バッサリ実行」

いかがでしょうか？