元小学校教員の
経験が生き、
たくさんの
子どもたちと
出会えたことが、
私の財産です。
先生インタビュー
宮城県
佐藤 智子先生
PROFILE
- 2人のお子さんのママ
- スタッフ経験を経て、別教室を引継ぎで開設
- 元小学校教員の経験を生かして、くもんの先生に
- 元小学校教員
- 子育て両立
- 引継ぎ教室開設
SCHEDULE(例)
POINT
- 教室は週2日です
- 土曜日は子どもの習い事の送迎や応援、生花教室へ。日曜日は子どもたちのスポーツ少年団がなければ家族でスポーツ観戦や釣りなどに出かけることもあります
- わが子の家庭学習は一緒に行うようにしています
くもんの先生になった
きっかけを教えてください。
短大を卒業して小学校の教員を15年勤めた後、長男の出産を機に退職。いつかはまた講師として復帰したいと思っていましたが、そうなると自分の性格的にも全力で臨んでしまうため、子育てや家事ができるかとても不安でした。ただ、子育てと家事を繰り返す生活リズムが自分にはあっていないことも実感していたので、本格的に働き出すまでの準備運動として選んだのがKUMONの教室スタッフだったんです。週2日2時間程度のアルバイトだから、家庭への影響が少ないのもポイントでした。
働き始めると、やっぱり子どもと接する仕事が大好きだと再確認し、「5〜10年後にはくもんの先生をやってみたいな」という想いも芽生えるようにもなりました。それでも教室の先生から「向いているからやってみない?」と誘われたときはビックリしましたが、この仕事なら子育てと両立しながら長く続けられると思って決心したんです。主人や父、義母の協力も得られたので、引継ぎというカタチで教室を開設しました。
子育てと仕事を両立する上での
ポイントはありますか?
時間の使い方ですね。子育てに専念している時はやることを見つけてから行動していましたが、今は何事も逆算して行うようになり、時間を計画的に使えるようになりました。そのおかげで子育てと仕事だけではなく、自分のための時間も作れるようになり、すべてをバランスよく保てることで、その瞬間の時間を大切にできるようになってきたと思います。
また、子どもたちが家庭で学習しているときは、できるだけ一緒にいるようにしています。昔は質問されても「ちょっと待って」と先延ばしにしていたこともありましたが、それはよくないなと。子どもたちにとってはやっぱり今が大切だからこそ、その瞬間に向きあうのが親としての役目。晩ごはんの準備が遅くなったとしても、子どもの今を優先するようにしています。そうしたコミュニケーションの積み重ねが、親子の関係をさらに深めるポイントにもなると感じています。
前職(小学校教員)との
違いはどんなところですか?
前職の経験が生きていることは
ありますか?
小学校で教えているときは、赴任した学校や地域によって指導方針や注力する部分も違いがありました。学習内容も、「ここはもっと丁寧に習熟させたい」と思っても、時間数の関係で実行が難しく、葛藤することもあったんです。でも、KUMONの場合は、一人ひとりの教材の進み具合に合わせてレベルを上げていけるため、その子に合った伸ばし方ができます。そして、たくさんの先生たちと交流できるので、「このような生徒さんに、こういった指導をしているのですが…」という自分の悩みに対して、「こうしたらもっといいよ」「こんな経験があったよ」と、みんながすごく前向きに相談に乗ってくれるんです。基本的な指導方針はありますが、そうした交流によって私自身の選択肢もどんどん増えていくのがKUMONならではだと思います。
これまでたくさんの生徒さんを見てきたので、その子の性格やその日の顔色、仕草で、いろんな声のかけ方や働きかけ方ができるのは、やっぱり前職の経験が生きていると実感しています。
くもんの先生になって
よかったことはどんなことですか?
たくさんの生徒さんたちと出会えたことは、本当に私の財産です。始めた頃はどのようにして伸びていくかイメージが掴めませんでしたが、一日一日を大切に積み重ねて来て感じるのは、やればやるだけ伸びていくということ。それに、「こんな風に伸びるのか」と、伸び方のパターンも私の中でたくさん蓄積できました。長く続けてくれている生徒さんも多く、「さぁ、次はどうする?」と先を見通しながら話せるのもすごくうれしいですし、やりがいを感じますね。
これからも子どもたちの可能性を広げるお手伝いをしていきたいし、何事にも自信を持って挑める子どもたちを育てていきたい。学力の面だけではなく、内面的な自信も含めて!そんな大きな目標を持てるようになったことは、くもんの先生としても、一人の女性としても、とても幸せなことだと思っています。