子どもたちの 内面の成長と 出会えると、
うれしくて たまりません。

先生インタビュー

愛知県

北川 愛美先生

PROFILE

  • 2人のお子さんのママ
  • 大学生時代はお母さまが運営するKUMONの教室でアルバイト
  • 保育士として13年間勤務した後、くもんの先生に
  • 元学習者
  • 子育て両立
  • 新規教室開設

SCHEDULE(例)

北川 愛美先生の一週間のスケジュール

POINT

  • 教室は週2日です
  • 平日はスキマ時間を活用して、友人とランチに出かけて自分の時間も楽しんでいます
  • 土・日は家族とゆっくり過ごす時間を大切にしています
INTERVIEW01

教室を開設する際に
不安だったことや、
その乗り越え方は?

長男が小学校に入学するタイミングとなる2020年3月に保育士の仕事を辞め、同年9月に教室を開設しました。その頃は新型コロナウィルス感染症の影響で世の中が大きく変わり始めていた時期で、新しいことを始めるだけでも不安なのに、「こんな時に開設して生徒さんが集まるのか」「教室をちゃんと運営できるのか」と、いろんな不安が重なっていたのを覚えています。ただ、前職を辞めてから開設まで半年あり、その間に感染対策やコロナ禍での運営方法などをKUMONの担当スタッフや他の先生たちから詳しく教えてもらえたので、結果的には大きな不安を抱えることなくスタートすることができました。

また、「生徒さんや保護者の方々に満足してもらえるような指導ができるか」という不安もありましたが、悩んでいても仕方がないと気持ちを切り替えることにしたんです。できることをやるしかないですし、余計なことは考えずに目の前の生徒さんたちをどう伸ばすかだけを考えるようにしました。教室に来てもらえるだけで愛おしいですし、生徒さん一人ひとりの今に向きあうことがやっぱり一番大切なことだと思ったんです。

INTERVIEW02

前職の経験が生きていることはありますか?

大学を卒業してから保育士となり、育休期間も含めると13年間働いていました。これまでにたくさんの子どもたちと接してきたからこそ、成長に対して肯定的に捉えることができていると思っています。悪いところを見つけるのではなく、よいところを見つけるということです。もちろん何でもありではなく、いいと思えるだけの根拠はしっかりと見つけ出すようにしています。特にKUMONの教材はきめ細かな「スモールステップ」で構成されていて、各段階の学力をしっかり定着させながら着実にステップアップしていくので、ほめるチャンスがいっぱいあるんです。だからこそ、ほめられるチャンスは絶対に見逃さないようにしていますし、そこには一段と注力するようにしています。

子どもたちもほめられることで成長を実感できますし、ちょっとした成長や変化を保護者の方々にも細かく伝えることで喜びを共有でき、家に帰ると家庭でもまたほめられてやる気がみなぎっていく。そんなサイクルが理想的だと思っています。

また、よいところを見つけるという面では、保護者の方々にも同様のことを心がけていますね。私自身もフルタイムで働きながら子育てと両立してきた経験があるため、送迎だけでもひと苦労なのは分かっているつもりです。保護者の方々とコミュニケーションする際は、いつもねぎらい、できるだけ励みになるような言葉を届けるようにしています。

INTERVIEW03

仕事と子育てを
両立する秘訣があれば
教えてください。

まず一つは、家事に完璧を求めないこと。これは、4年半の育休を経て復職する際に、保育士の先輩から教わったものなんです。「家事は完璧主義になったらダメ!完璧になると、アレもコレもできていないという風に、常にマイナス面に目がいくようになる。だから、今日はコレだけと決めてやればいい。まぁ、いいかと思えばいい」と言ってもらえて。その言葉を聞いて、なんだかすごくスッキリしたのを覚えています。

くもんの先生は保育士時代と比べると時間的な余裕はありますが、この考え方は今でも参考になっていますね。また、もう一つ秘訣を挙げるとすれば、スキマ時間を上手に使うこと。日々のやるべきことに優先順位をつけてスケジューリングし、その中で生まれたスキマ時間にやりたいことをどんどん詰め込むようにしています。ジムに行ったり、子ども服を見に行ったり、友人とランチに出かけたり、自分のための小さな楽しみを生み出すことで、仕事と子育ての両立もストレスなくできています。

INTERVIEW04

くもんの先生になってよかったのは
どんなことですか?

子どもたち一人ひとりの「できた!」「分かった!」という瞬間に立ち会えること。その瞬間は、本当にかけがえのないものだと思っています。また、目に見える成長という結果の部分だけでなく、内面の成長を感じられることも同様です。例えば、ある子に教材を渡した時の話です。これまでなら「(難しいから)できない!」と言って持ってくるかなと思っていたら、教材を見て「よし!やってやるぞ!」みたいな表情に変わっていると、内面も成長しているなと感じられます。挑戦しようという気持ちや自分の力で解こうとする姿勢を見ると、うれしくてたまらないですね。

最近、長男が「くもんの先生でよかったね」と言ってくれたことがあったんです。「どうして?」と聞き返すと、「似合っているから!」と。私の姿がそんな風に映っているとは思ってもみなかったですし、楽しく働いている様子が伝わったのかなと。その時、改めてこの仕事を始めてよかったなと感じました。

教室を開設して2年目で、まだまだ私自身の成長も必要ですが、地域の子どもたちみんなの夢や未来を広げていくためにKUMONの力をもっと役立てたいと思っています。学習面はもちろん、内面の成長は人生を生きる力にもなります。自分で考えて未来を切り拓く力をみんなが持てるように、これからも一人ひとりの成長を見逃さずにサポートしていくことが、くもんの先生としての私の大きな目標ですね。

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