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Vol.130 2016.01.18

香港でのKUMON

未知の内容自分で考えて
学ぶことはを強くする

世界49の国と地域で学ばれているKUMON。今回は、香港の公文式教室の様子と指導者の想いをお伝えします。

目次

香港でのKUMON

香港の第1号教室は、1988年に開設されました。それから27年。2015年10月現在、香港とマカオには約190の公文式教室があり、学習者数は3万7千を超えます(香港のKUMONでは算数・数学、英語、中国語が学ばれています。学習者数は、のべ教科数です)。

指導者の想い


呉先生

香港で2000年から公文式教室の指導者を務めている呉先生にお話を聞いてみました。

―これまで15年、公文式指導者として多くの子どもに接していらっしゃいますが、この仕事のやりがいは何ですか?

子どもの変化を見られることですね。たとえば、入会当時はあまり活発でなかった子が、自分で考えて学習する力が身につくと、日々の生活でも積極的になってきます。そういった子どもたちの成長には、いつも感動しています。

また、公文式指導者同士の学び合いの機会も多くあり、自分自身も成長していけるので有意義だと思います。

―先生の公文式の好きなところを教えてください。

公文式の「自学自習」です。自分自身、人から教えられるのではなく、自分で何かをマスターできたときの満足感が好きです。公文では、学習を続けていくと自分の学年を越えた内容を学ぶようになりますが、そういう未知の内容を自分で考えて学ぶということは、心を強くすると感じています。

―指導の際に注意していることはありますか?

公文式教室にくる子どもたちは年齢がバラバラです。どの子も自分で学習できるようにしなければなりませんが、そのために、学習の際には子ども自身が「自分で考えて、自分でできた」と感じられるようにすることを心がけています。先入観をもたずに子どもの立場に立って、子どもの気持ちを考えて、どう教材を使ったらいいかを考えるのは楽しいですね。

―これからの抱負をお聞かせください。

子どもたち一人ひとりに対して、教室での毎回の指導を後悔なくやっていきたいと思っています。その子にとってその時に必要な指導をして、どの子にも公文式で長く学んでほしいと思っています。継続することで学ぶ力を蓄積し、公文式の本当の価値を感じてほしいと思っています。

ここ香港でも、公文式教室の指導者にあたたかく見守られながら、子どもたちが学んでいます。

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