
僕は今、書写教室に通ってかきかたと毛筆を学習しています。教材のお手本を見ながら、四角いマスのどこから書き始めて、どの方向に線を伸ばすか、いつも考えながら書いています。文字を書いているときは集中しているので、周りの声が全然気になりません。この間もお母さんが、「『教室で学習するときすごく集中している』って、先生から聞いたよ」って。家でも宿題をしていたら、お父さんが「集中力がついたね」と褒めてくれました。
※書写歴は、取材時における年数です。
書写歴3年
Oさん(小学4年生)
僕は今、書写教室に通ってかきかたと毛筆を学習しています。教材のお手本を見ながら、四角いマスのどこから書き始めて、どの方向に線を伸ばすか、いつも考えながら書いています。文字を書いているときは集中しているので、周りの声が全然気になりません。この間もお母さんが、「『教室で学習するときすごく集中している』って、先生から聞いたよ」って。家でも宿題をしていたら、お父さんが「集中力がついたね」と褒めてくれました。
僕は文字を書くことが好きです。他にも習い事をしているけど、公文書写は小学1年生の夏からずっと続けています。
教室に通うようになって、最初に「文字が変わったね」と言われたのは自分の名前です。かきかたを学習するときは必ず名前を書くので、他の文字よりも名前を一番練習していることになるんです。自分でも「上手になってきたな」ってうれしく思います。
毛筆では、この間「光」という文字を学習しました。最初は5画目のはらいとか、6画目のはねがなかなか上手に書けなかったけど、何回も練習したら思いどおり書けるようになりました。今まで書けなかった文字が書けるようになると、書くことがもっと楽しくなります。
僕のことを見て、「お兄ちゃん、文字を書いていると楽しそう!私も書いてみたい」と1年前から妹も公文書写を始めました。教室には毎週一緒に通っていて、僕は妹が危なくないよう車が来ないか、転ばないか、いつも気をつけています。学習しているときも「頑張っているかな?」って、ときたま様子を見るんです。そしたら、自然と自分も「やるぞ!」って気持ちになります。妹と一緒に、これからもずっと公文書写を続けていきたいです。