お子さまから大人の方まで、くもんの書写は、選べる4教科
  • ペン習字
  • かきかた
  • 筆ペン
  • 毛筆
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100人100筆
私と書写のあるくらし

※書写歴は、取材時における年数です。

書写歴5年
Yさん(60代)

筆ペンの学習が毎朝の日課。
自分のスイッチをオンにする大切な時間です。

私の毎朝の日課は、筆ペンを学習することです。朝食後、机に向かい教材を書き始めると、周りの音が一切聞こえなくなり無心になります。一日の初めにこうして集中力を高めると、頭がスッキリするんでしょうね。午後からもスムーズに行動できるんです。逆に筆ペンを握らないと、落ち着かないくらい。定年退職した今となっては、自分のスイッチをONにしてくれる大切な時間です。

「上達したい」という向上心が、
頭と心を活性化させてくれる気がします。

こうして普段から文字に触れていると、自然と「書」や「歴史」に関する興味が広がってきました。例えば、中国の思想家・孔子の話をまとめた『論語』を読んでみたり、博物館で開催される古文書の展覧会に行ったりすることもあります。また、飲食店でお品書きを見て、「お!うまいな」と感心することも。今までまったく興味がなかったはずなのに、街を歩いているだけで自然と文字に意識がいくんですよ。「上達したい」という向上心が、頭と心を活性化させてくれる気がします。

「上手になりたい」という思いは募るばかり。
私はまだまだ、挑戦の真っ最中なんです。

これまで、釣りやスポーツなどいろんな趣味に興じてきましたが、5年も続いたのは公文書写が初めてです。「書けた!」という喜びが学習意欲につながっているのだと思います。

通い始めた当初は、まったく思うように筆が運びませんでした。昔から“何をやっても器用なタイプ”だと思っていただけに、悔しくて。それで先生に筆ペンの持ち方を指導してもらったり、一生懸命練習しました。今思えば、それだけ夢中になれるものに出合ったということなんでしょね。

それに、コツコツ続けていると、ある日突然「あ!」と手応えを感じる日がくるんです。それがさらに「学びたい」という思いを呼び起こすのだと思います。退職後、こんな有意義な時間が待っているとは思ってもみませんでした。5年目を迎えた今も、「上手になりたい」との思いは募るばかりです。私の書写ライフはこれから。まだまだ挑戦の真っ最中なんです。