
僕が幼稚園から通う公文書写教室の先生は、いつも「1㎜の違いにこだわれる人になりなさい」と言って教えてくれます。「ほんの1㎜のことだけど、その違いにこだわれる人は将来どの世界に行ってもプロとして通用するよ」って。
たしかに文字を書くとき、一画目をどの位置から書くのか、ほんの少し違うだけで文字全体が大きく変わるし、僕が大好きなサッカーも蹴る場所が少し違うだけでボールが飛んでいく方向が全然違う。細かい所まで意識することが大切なんだと思います。
※書写歴は、取材時における年数です。
書写歴7年
Mさん(小学5年生)
僕が幼稚園から通う公文書写教室の先生は、いつも「1㎜の違いにこだわれる人になりなさい」と言って教えてくれます。「ほんの1㎜のことだけど、その違いにこだわれる人は将来どの世界に行ってもプロとして通用するよ」って。
たしかに文字を書くとき、一画目をどの位置から書くのか、ほんの少し違うだけで文字全体が大きく変わるし、僕が大好きなサッカーも蹴る場所が少し違うだけでボールが飛んでいく方向が全然違う。細かい所まで意識することが大切なんだと思います。
他にも書写とサッカーは共通するところがあって、例えば「方向」について。文字を書く場合はどこに向かってどれくらいの長さで書くか考えるし、サッカーならボールをどの方向にどれくらいのスピードで蹴るか、考えてから動き出します。大事なのは、どちらもしっかり考えるということ。練習のときも、適当に回数をくり返すより、ちゃんと考えて取り組んだほうが上達が早いと思うようになりました。うまくできたら自信がつくし、「もっと頑張ろう!」という気持ちが湧いて楽しくなる。僕は公文書写の学習から考える習慣が身についたと思います。
僕の将来の夢はサッカー選手になることです。お父さんもお母さんも応援してくれていて、公文書写の先生も「文字の練習をしないと、サッカー選手になったときに上手にサインできないよ」と励ましてくれます。いつかは長友佑都選手みたいに、最後まであきらめない選手になることが目標です。
もちろんサインも練習中、名前の横にサッカーボールの絵を書く予定です!