児童発達支援・放課後等デイサービスでの公文式
障害があるからこそ子どもの時から「生きる力」を育てたい


児童発達支援、放課後等デイサービスでの公文式導入は2014年から始まり、2025年現在、全国で150を超える施設と協働しています。
公文式の活用により、子どもたちの“できた”を増やし、成功体験を積み上げていく中で自立を養うサポートをさせていただいています。
サービス内容
施設の利用時間内で公文式教材を学習していただきます。
児童発達支援・放課後等デイサービスのプログラムの中に公文式学習プログラムを提供します
職員の皆さまには、採点や学習状況の観察をしていただき、好ましい変化を見つけて、ほめ、励ましていただきます。
実施方法は、各施設の実情にあわせた内容をご提案します。
5領域と公文式のつながり
公文式学習は、療育の一環として活用いただいています。
学習を通した経験や、手順や作法を守って取り組むプロセスの中で、日常生活、学校生活、身辺自立につながる力も育まれます。
学習を通した経験や、手順や作法を守って取り組むプロセスの中で、日常生活、学校生活、身辺自立につながる力も育まれます。
1. 健康・生活
- 決まった時刻に学習
- 場面、気持ちの切り替え
2. 運動・感覚
- 一定時間の着座
- 正しい姿勢で学習
⇒体幹の形成 - 目と手指の協応
指先の巧緻性
3. 認知・行動
- 数感覚、計算能力、記憶力、ワーキングメモリ
- ミスを受け入れる力、修正力
- 時間を計って学習
- 自分で学習結果を記録
4. 言語・コミュニケーション
- 職員とのやりとり
- 語彙力、読解力、音読力
- 指示の理解、自分から質問
5. 人間関係・社会性
- 挨拶をして学習開始・終了
⇒礼儀作法、依頼、お礼の習慣 - 学習手順やルールの理解
- 仲間といっしょに学習
5領域の支援に通ずる学習者の成長を実感いただいています
※公文式を導入している79施設に実施したアンケート調査より抜粋(2020年12月調査)
- 語彙力や基礎力などの学習効果はもちろんのこと、学習の開始と終了の時刻を毎回記録しているので、 生活全般で時間の意識が高まっているように感じます。(放課後等デイサービス)
- 場面の切り替えが上手になってきているなと感じます。休み時間に遊んでいても、公文の時間になると片付けをし、 勉強モードに切り替えることができる子が増えてきています。(放課後等デイサービス)
- 学習する教材を番号順に揃える、綴る、学習の記録を成績表に記入するなどの作業が、日々の自己管理能力の向上につながっていると思います。(児童発達支援)
- 生活の中で必要なコミュニケーション能力や状況対応能力の獲得にも繋がっています。 部屋の出入り・教材の提出時・質問時に必要な挨拶や態度(静かに挙手、担当職員に対する敬語等)を身につけることが出来ていると思います。(自立訓練)
- 学習以外のところでも、落ち着いて過ごせたり、良い姿勢での着座時間がのびたり、待てるようになりました。(放課後等デイサービス)
- 自発的な数唱はまだできませんが、こちらが数を数えるのにあわせて、イラストに印をつけながら、目で追うことができるようになりました。(放課後等デイサービス)
他にもこんなお声をいただいています!
- この子はここまでできるんだ、こんなことができるんだ!!など、公文式学習を取り入れているからこそ、 一人ひとりの潜在的な力を発見することができています。導入当初から、毎日、子どもも職員も成長しております。(児童発達支援)
- 足の動きや姿勢、言葉遣い、表情、プリントの字、学習の時間のかかり方などで、 その日の気持ちの変化やコンディションを見て声掛けをすることで、学習者の表情が和らいだり、 落ち着いたりすることがあることに気が付きました。(就労移行支援)
- 障害の特性が強い児童も根気強く最後までやろうという気持ちを持てることに感動しました。(放課後等デイサービス)
- 子ども達の得意・不得意を把握できるようになりました。今後の支援の方向性の参考になります。(放課後等デイサービス)
- 特に幼児の学習では、ほめるための機会を沢山見つけられ、学習以外でも指導員と子ども達の信頼関係を築けています。(児童発達支援)