大学入学共通テスト(共通テスト)は、大学入試で広く利用される試験ですが、その仕組みや詳細を十分に把握できていない方もいるのではないでしょうか。
共通テストでは、高等学校で身につけた知識・技能はもちろん、思考力・判断力・表現力といった能力も問われます。
本記事では、共通テストの概要や仕組み、以前のセンター試験との違いについて詳しく解説します。
Pick Up Point ! この記事の要約
大学入学共通テストは知識だけでなく思考力・判断力・表現力を問う試験であり、計画的な対策が合格への鍵
共通テストは7教科21科目で構成され、知識だけでなく活用力も問われます。
過去問を解くことで、出題傾向や苦手分野を把握できます。
志望大学の必要科目を確認し、苦手科目は早めに基礎を固めることが大切です。
大学入学共通テスト(共通テスト)は、大学入試で広く利用される試験ですが、その仕組みや詳細を十分に把握できていない方もいるのではないでしょうか。
共通テストでは、高等学校で身につけた知識・技能はもちろん、思考力・判断力・表現力といった能力も問われます。
本記事では、共通テストの概要や仕組み、以前のセンター試験との違いについて詳しく解説します。
大学入学共通テストとは、共通テストを利用する各大学と大学入試センターが共同で実施する試験です。
多くの大学の入学者選抜で利用されるため、受験する可能性がある方は、志望大学で必要な教科・科目や試験の仕組みを確認しておくことが大切です。
大学入学共通テストは、大学への入学を希望する人を対象に、全国で共通の問題を用いて実施される試験です。
文部科学省によると、その目的は、高校までの基礎的な学習の達成度を判定し、大学教育を受けるために必要な力を把握することにあります※。
知識や技能だけでなく、思考力・判断力・表現力なども重視して評価する点が大きな特徴です。暗記した知識を答えるだけでなく、知識を活用して考える力も求められる試験です。
大学入学共通テストは、国語、地理歴史・公民、数学、理科、外国語、情報の7教科21科目で構成されています※1。各教科と科目の内訳は以下の通りです。
| 教科 | 科目 |
|---|---|
| 国語 | 「国語」 |
| 地理歴史・公民 | 「地理総合、地理探究」「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」「公共、倫理」「公共、政治・経済」「地理総合/歴史総合/公共」(最大2科目) |
| 数学① | 「数学Ⅰ、数学A」「数学Ⅰ」 |
| 数学② | 「数学Ⅱ、数学B、数学C」 |
| 理科 | 「物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」 |
| 外国語 | 「英語※2」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」 |
| 情報 | 「情報Ⅰ」 |
※1令和9年度の情報です。実施年度によって内容が異なる場合があります。
※2英語は原則としてリーディングとリスニングの両方を受験します。
なお、受験する時期によって教科や科目の内容が変更される可能性があります。そのため、実際に受験を検討する際は、必ず受験する年度の受験案内を確認することが大切です。
大学入学共通テストの本試験は、例年1月中旬の土曜日・日曜日に、2日間にわたって実施されます。
ただし、実施日は年度によって異なるため、該当年度の受験案内を必ず確認してください。
「センター試験」の通称で広く知られる「大学入試センター試験」は、1990年から2020年まで、大学入学者選抜で利用されてきました。
長年にわたって大学入試の中心的な役割を担ってきた試験ですが、2021年からは「大学入学共通テスト」に移行しています。この変更の背景には、大学入試のあり方そのものが見直されたことがあります。
従来のセンター試験では、高校までに身につけた知識・技能をどの程度習得しているかが評価の中心でした。しかし近年は、身につけた知識や技能を活用して考える力も重視されるようになっています。
こうした流れを受けて導入された共通テストでは、知識・技能に加え、思考力・判断力・表現力を重視した問題が出題されます。
単に知識を問うだけでなく、それらを活用する力も評価する点が、センター試験との大きな違いと言えるでしょう。
大学入学共通テストは、すべての大学や入試方式で受験が必要となるわけではありません。国公立大学の一般選抜では、多くの大学で共通テストが利用されているため、受験するケースが一般的です。
一方、私立大学については、大学や学部、入試方式によって共通テストを利用する場合と利用しない場合があります。そのため、志望校の入試方式を事前にしっかりと確認することが重要です。
共通テストで高得点を狙うには、効率的な勉強法を押さえることが重要です。対策のポイントとして、主に以下の2つが挙げられます。
●過去問を活用する
●学習計画を立てて継続的に勉強する
それぞれ詳しく解説します。
共通テストの過去問題は公式に公開されており、出題傾向をつかむ上で役立ちます。実際に過去問を解くことで、問題形式や各大問にかける時間の目安もつかみやすくなるでしょう。
また、解いた後に間違えた問題をふり返ることで、自分の苦手分野を客観的に把握することにもつながります。過去問演習は、単なる練習ではなく、学習の優先順位を整理する上でも重要です。
共通テストでは、複数の教科・科目にわたって幅広い知識が問われるため、計画的に学習を進めることが重要です。場当たり的に勉強をつづけていると、特定の科目に時間を取られすぎてしまい、他の科目が手薄になるリスクがあります。
まず、志望大学がある程度決まっている場合は、必要な教科・科目を事前に確認し、優先順位を明確にして学習計画を立てると効率的です。大学によって必要な科目の組み合わせは異なるため、早い段階で情報を収集しておくことが大切でしょう。
また、苦手分野がある場合は、後回しにせず早めに取り組むことをおすすめします。苦手科目は理解が不十分な部分もあるため、基本から丁寧に見直すことで、応用問題にも対応しやすくなります。
得意科目は比較的、短期間でも力を伸ばしやすい一方で、苦手科目の克服には時間がかかることがあります。そのため、学習計画全体のバランスを意識して進めることが大切です。
大学受験や共通テストを見据えて、まずは基礎学力を身につけたい方には、KUMONも選択肢のひとつです。
KUMONでは、得意な教科をさらに伸ばすことはもちろん、苦手な教科の克服や基礎学力の向上など、一人ひとりの目的や状況にあわせて学習を進められます。なお、算数・数学、英語、国語の1教科から学ぶことが可能です。
また、KUMONでの学習を通じて、共通テストで求められる多様な文章を読み解く力も養えます。長文や複雑な文章でも、内容を整理しながら正確に読みこなす力を、日々の学習の中で育てていけるでしょう。
まずはお近くの教室を探し、無料体験学習※に参加してみてください。
※受付期間外の場合がございます。
共通テストに関するよくある質問をまとめました。試験対策や出願手続きに関する不安を解消するために、ぜひ参考にしてください。
大学入学共通テストは、大学入試で広く利用される全国共通の試験です。一方、一般選抜とは、学力試験などを通じて大学が入学者を選ぶ入試方式のことを指します。
一般選抜には、共通テストの利用方法が異なる複数の方式があります。共通テストと大学ごとの個別試験を組み合わせる方式もあれば、共通テストを利用せず大学独自の試験のみで合否を決める方式もあります。
つまり、共通テストはあくまで一般選抜の中で活用される試験のひとつであり、すべての一般選抜に共通テストが必須というわけではありません。
共通テストの利用方法は大学や学部、入試方式によって異なるため、志望大学の募集要項を事前にしっかり確認することが大切です。
共通テストには、すべての大学に共通する一律の合格点はありません。各大学が共通テストの利用方法を独自に定めているため、必要な得点の目安や合否の決め方は、大学・学部・入試方式によって異なります。
そのため、「何点取れば合格できるか」は一律には答えられません。志望大学が決まったら、募集要項を確認し、必要な教科・科目や配点、合否の判定方法を把握しておくことが大切です。
大学入学共通テストは、共通テストを利用する各大学と大学入試センターが共同で実施する試験です。多くの大学の入学者選抜で利用されているため、受験を考えている場合は、試験の仕組みや必要な教科・科目を早めに確認しておきましょう。
なお、準備が遅れると対策に充てられる時間が減るため、早めの情報収集が重要です。共通テストに向けて、お子さまにあった方法で計画的に学習を進めていきましょう。
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