「グローバル」という言葉を、ニュースやお子さまの教科書で目にする機会は多いのではないでしょうか。グローバルとは、簡単に言うと「地球規模の」「世界的な」という意味の言葉です。
グローバル化が進む社会では、子どもたちが大人になる頃には、世界と関わりながら生活する機会が今以上に増えると考えられます。
本記事では、グローバルの意味や使い方をわかりやすく解説するとともに、これからの社会を生きるお子さまに必要な力や、ご家庭でできる関わり方を紹介します。
Pick Up Point ! この記事の要約
グローバル化する社会で子どもに必要な力は、語学スキル、多様性の理解、自学力の3つ
グローバルは「地球規模の」という意味で、インターネットや交通網の発達により、世界との結びつきが日常生活にも浸透しています。
グローバル社会を生きるお子さまには、英語などの語学力、異なる価値観を理解する力、自分で学びつづける力が必要です。
ご家庭では絵本や地図、英語の歌、外国の食べ物体験など、楽しみながら世界への興味を広げることが大切です。
「グローバル」という言葉を、ニュースやお子さまの教科書で目にする機会は多いのではないでしょうか。グローバルとは、簡単に言うと「地球規模の」「世界的な」という意味の言葉です。
グローバル化が進む社会では、子どもたちが大人になる頃には、世界と関わりながら生活する機会が今以上に増えると考えられます。
本記事では、グローバルの意味や使い方をわかりやすく解説するとともに、これからの社会を生きるお子さまに必要な力や、ご家庭でできる関わり方を紹介します。
グローバル(global)とは、「地球規模の」「世界的な規模の」という意味をもつ言葉です。「国境を越えて地球全体に関わるさま」を表し、「グローバルな視点」「グローバルな問題」のように、「な」をつけて使うことが多い言葉です。
国立国語研究所の「『外来語』言い換え提案」では、言い換え語として「地球規模」が示されています。日本では1990年代半ばに「グローバルスタンダード」という言葉が広まったことをきっかけに、一般的に使われるようになったとされています※。
グローバル(global)は、「球体」や「地球」を意味する英語のglobeに由来します。globeは「球体」のほか「地球」や「地球儀」を表し、そこから派生したglobalは「地球規模の」「世界的な」という意味で使われます。
地球をひとつの球体として捉えると、グローバルが「世界全体に関わる」という意味をもつことを理解しやすくなるでしょう。
「グローバル」は、ビジネスの場面で「グローバル企業」「グローバル人材」「グローバル化」などの形で使われます。それぞれの意味は、以下の通りです。
●グローバル企業:複数の国や地域で事業を展開している企業
●グローバル人材:語学力やコミュニケーション能力をもち、世界を舞台に活躍できる人材
●グローバル化:人・モノ・お金・情報が国境を越えて行き交い、世界の結びつきが強まること
文部科学省の「グローバル人材の育成について」では、グローバル人材に求められる要素が具体的に示されています※。求められる資質として挙げられているのは、以下の3点です。
● 語学力・コミュニケーション能力
● 主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感
● 異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー
単に英語が話せるだけでなく、異文化への理解や主体的に行動する姿勢も含む、幅広い概念として捉えられています。
グローバルと似た言葉として「インターナショナル(国際的)」がありますが、両者の意味は異なります。
インターナショナルは「国と国との間」を意味する言葉で、国境が存在することを前提に、複数の国が互いに関わりあうイメージをもちます。一方、グローバルは国境そのものを越えて、地球全体をひとつのまとまりとして捉えるイメージです。
例えば、「国際交流」はインターナショナル、「地球温暖化などの地球規模の問題」はグローバルの例として考えると、その違いをつかみやすいでしょう。
また、グローバルの対義語は、地域や国内など限られた範囲を表す「ローカル」になります。
グローバル化とは、人・モノ・お金・情報が国境を越えて移動し、世界が一体化していく現象のことです。インターネットや交通網の発達により、今後も加速すると考えられています。
グローバル化は決して遠い世界の出来事ではなく、私たちの日常生活にも身近な例が数多くあります。以下では、お子さまにも説明しやすい具体的な例を3つ紹介します。
スーパーに並ぶ外国産の食品や、海外で作られた洋服など、私たちの身のまわりには世界各国から届いたものが数多くあります。インターネットの普及により、海外の動画やニュースといった情報にも、家にいながら気軽に触れられる環境が整いました。
こうした日常のあちこちに、グローバル化の影響が見られます。お子さまと一緒に「これはどこの国から来たのかな?」と調べてみることで、世界とのつながりをより身近に実感しやすくなるでしょう。
世界とのつながりが深まる中、学校教育においても外国語を学ぶ機会は着実に増えています。2020年度から全面実施された学習指導要領により、小学3・4年生では「外国語活動」が導入され、小学5・6年生では「外国語」が正式な教科として位置づけられました。
小学3・4年生の段階では、英語の音声や基本的な表現に慣れ親しみながら、「聞く」「話す」を中心に簡単なコミュニケーションを体験します。
そして小学5・6年生になると、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を通じてコミュニケーションの基礎を育むカリキュラムへと発展します。
こうした教育環境の変化により、子どもたちにとって英語や外国の文化に触れる機会は、以前よりずっと身近なものになっていると言えるでしょう。
出入国在留管理庁によると、2024年末の在留外国人数は376万8,977人で、過去最高を更新しました※。街中で外国語の看板や案内表示を目にする機会が増えているだけでなく、学校や地域でも外国にルーツをもつ友だちと出会うことは珍しくありません。
こうした変化は日常生活の様々な場面に広がり、多様な文化や価値観に触れる機会が当たり前になりつつあります。
また、ビジネスの面でも、日本の企業が海外に進出したり、海外の企業が日本でサービスを展開したりと、世界との結びつきは強まっています。
このように社会全体でグローバル化が進む中、重要性を増しているのが、異なる背景をもつ人々と協働する力です。
グローバル化が進む社会では、国籍や文化の異なる人と関わりながら学び、働く機会が増えると考えられます。文部科学省の「グローバル人材の育成について」を参考にすると、これからの時代に育みたい力は大きく以下の3つです。
●英語をはじめとした語学力
●多様な価値観を受け入れて伝えあう力
●自ら考え、行動し、学びつづける力
以下でそれぞれ詳しく解説します。
世界の人々と気持ちや考えを伝えあうための土台となるのが、英語をはじめとした語学力です。
英語は世界の幅広い国や地域で使われており、日本でも小学校から学びます。そのため、これからの時代を生きる子どもたちにとって欠かせない力のひとつと言えるでしょう。
ただし、語学はすぐに身につくものではなく、毎日の積み重ねが何より大切です。だからこそ、幼児期や小学生のうちから、英語の発音やリズムに少しずつ親しむことが、将来の語学力につながります。また、無理なくつづけられる環境を整えることも大切です。
グローバル社会では、文化や習慣、考え方の異なる人と協力する場面がますます増えています。そうした環境の中では、自分と違う意見を否定せずに理解しようとする姿勢や、相手の立場に立ってものごとを考える力が欠かせません。
同時に、日本の文化や自分自身の考えを大切にしながら、それを自分の言葉でしっかりと伝えることも重要です。「違い」を怖がるのではなく、興味をもち、受け止める姿勢を育むことが、世界とつながる第一歩になるでしょう。
変化の速いグローバル社会では、学校で学んだ知識だけに頼るのではなく、大人になってからも自分で学びつづける姿勢が求められます。
主体性や積極性、チャレンジ精神は、文部科学省の「グローバル人材の育成について」でも、グローバル人材に求められる要素として挙げられています。
こうした力の土台となるのが、子どもの頃の「できた」という成功体験です。自分の力で問題を解けたという成功体験の積み重ねが、「もっと学びたい」という意欲や、自分への自信につながります。
グローバル社会に向けた準備といっても、特別なことを始める必要はありません。日常の関わりの中で、お子さまの世界への興味を少しずつ育てることが大切です。
例えば、以下のような取り組みをご家庭で気軽に取り入れられます。
●絵本や地図、地球儀などで様々な国に触れる
●英語のうたや遊びを生活に取り入れる
●外国の食べ物や行事を一緒に体験してみる
●お子さまの「どうして?」を一緒に調べる
幼児期から様々な文化に触れる経験は、異文化への抵抗感をもちにくくし、世界への好奇心を育むきっかけになります。
大切なのは、無理にやらせるのではなく、お子さまが「楽しい」「もっと知りたい」と感じられる範囲でつづけていくことです。小さな積み重ねが、世界に目を向ける姿勢を育てるでしょう。
グローバル社会に向けてお子さまの英語力を育みたいなら、KUMONの英語がおすすめです。
KUMONの英語では、専用リスニング機器「E-Pencil(イー・ペンシル)」を使い、ネイティブスピーカーの音声を聞いてからマネして読むことで、本物の英語の発音やリズムに自然と慣れ親しんでいけます。
また、一人ひとりの学力にあわせて「できるところ」から学習をスタートし、スモールステップで少しずつステップアップする仕組みのため、初めて英語に触れるお子さまでも無理なく進められるでしょう。
さらに、「自分でできた!」という成功体験を積み重ねながら、自分で学ぶ力と英語力を同時に育てられる点も大きな特長です。
無料体験学習※も用意されているため、まずはお近くの教室を探してみてください。
※受付期間外の場合がございます。
グローバルとは「地球規模の」「世界的な」という意味をもつ言葉で、国境を越えて地球全体をひとつのまとまりとして捉える考え方が根底にあります。
グローバル化は社会や経済だけでなく、日常生活にも広がっており、子どもたちが世界と関わる機会は今後さらに増えると考えられます。
語学力や多様な価値観を受け入れる力、そして自分で学びつづける力は、特別な環境だけで身につくものではありません。毎日の積み重ねの中で、少しずつ育まれていきます。
まずは絵本や遊びなど、身近なことからお子さまの世界への興味を少しずつ広げていきましょう。
人気記事トップ5
新着記事
人気記事トップ5
新着記事
© 2001 Kumon Institute of Education Co., Ltd. All Rights Reserved.