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子どもに大切な「レジリエンス」とは?親の関わり方や親子でできるトレーニングを紹介

  • 体験談
  • 2026.07.10
  • #コミュニケーション
子どもに大切な「レジリエンス」とは
5分

Pick Up Point ! この記事の要約

子どもに大切な「レジリエンス」とは?高めるために実践できるトレーニングも紹介

  1. Point
    1

    レジリエンスは失敗から立ち直る力で、日々の関わりを通して後から育てられる力です。

  2. Point
    2

    気持ちに寄り添い、失敗を先まわりして防がずに、自分で乗り越える経験をあたたかく見守ることが大切です。

  3. Point
    3

    小さな成功体験の積み重ねや感情の言語化、規則正しい生活を意識して、心と体の土台を整えていきましょう。

目次

  • ▽ 子育てで注目されている「レジリエンス」とは?
  • ▽ レジリエンスが子どもに必要な理由
  • ▽ レジリエンスが高い子どもの特徴
  • ▽ レジリエンスを高めるために必要な親の関わり方
  • ▽ 親子でできるレジリエンスを高めるトレーニング
  • ▽ お子さまのペースで自信をつけさせたいならKUMONがおすすめ
  • ▽ レジリエンスを育ててお子さまの折れない心を築いていこう

 

「うちの子はすぐに落ち込んでしまう」「失敗するとなかなか立ち直れない」など、お子さまの様子をみて心配になる保護者の方もいるのではないでしょうか。

そこで、近年注目されているのが「レジリエンス」という概念です。レジリエンスとは、困難や失敗に直面したときに気持ちを立て直す力を指します。

レジリエンスは、生まれつきの性格や気質だけで決まるものではなく、日々の関わりや環境によって育てることができます。

本記事では、レジリエンスの概要や、レジリエンスが高い子どもの特徴、親子で取り組めるトレーニング方法をわかりやすく解説します。

ぜひ最後まで読んで、お子さまとの関わり方を考えるきっかけにしてください。

 

子育てで注目されている「レジリエンス」とは?

レジリエンスとは、失敗やつらい出来事があっても気持ちを立て直し、前に進む「心の回復力」を指します。もともとは物理学の言葉で、曲げても元に戻るバネのような性質を表します。その考え方を心の動きに当てはめたものが「レジリエンス」です。

米国心理学会(APA)では、レジリエンスを「生まれつきの性格ではなく、誰もが後から身につけられる力」と定義しています※。

つまり、生まれつき心が強い子どもだけの特別な力ではなく、日々の積み重ねによって誰でも育てていける力といえます。

※出典:APA Executive Director for Practice「The road to resilience」

レジリエンスが子どもに必要な理由

レジリエンスが高まると、失敗やつらい経験があっても気持ちを立て直す力が育ち、交友関係や学びへの意欲を保ちやすくなります。

子どもの心の健康状態は、大人になってからの人生の満足度に大きく影響するため、幼いうちからレジリエンスを育てることが大切です。

また、現代の子どもは一世代前よりも多くのストレスにさらされています。そのため、思い通りにならないことがあっても、自分で気持ちを切り替えられる力がこれまで以上に求められています。

お子さまのためにも、早い段階からレジリエンスを育てる関わりを意識しましょう。

レジリエンスが高い子どもの特徴

レジリエンスが高い子どもには、いくつかの共通する特徴があります。以下では、代表的な4つの特徴を紹介します。

 

●自己肯定感が高い
●自分の感情をコントロールできる
●ものごとを柔軟に考えられる
●困ったときに助けを求められる

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

自己肯定感が高い

レジリエンスが高い子どもは、「自分は大切な存在だ」という感覚をもっており、失敗しても「大丈夫、またがんばろう」と前向きな気持ちに切り替えられます。

困難な状況に直面しても、「私ならきっとできる」「できなくても大丈夫」と思えるため、新しいことにも臆せずチャレンジできる点が特徴です。

自己肯定感は、保護者の方からありのままの自分を認めてもらう経験を積み重ねることで育まれます。

「よくできたね」という結果への評価だけでなく、「がんばっていたね」とプロセスを認める声かけを意識することが、お子さまの自己肯定感を高める上で大切です。

自分の感情をコントロールできる

レジリエンスが高い子どもは、嫌なことがあってネガティブな気持ちになっても、その感情を引きずらず、気持ちを切り替えて次の行動に移せます。

また、ネガティブな感情を抑え込むのではなく、「悲しい」「悔しい」と自分の気持ちを言葉にして受け止められる点も特徴です。

自分の感情を言語化する力が育つよう、「今どんな気持ち?」と日頃からお子さまの気持ちに寄り添う声かけをしてみましょう。

感情をうまくコントロールできる子どもは、困難な場面でも冷静に対処する力をもっています。

ものごとを柔軟に考えられる

レジリエンスが高い子どもは、ひとつの見方にこだわらず、「別の見方もできるかもしれない」と柔軟に考えられます。

うまくいかない状況でも、「こうすればできるかも」と前向きに考えられるため、落ち込みにくく立ち直りが早い点が特徴です。また、他人の言動や予想外の出来事にも動じにくく、変化に対応する力が身についています。

保護者の方が日頃から「ほかにどんな方法があるかな?」と声をかけることで、お子さまの思考の柔軟性を自然と引き出せるでしょう。

 

困ったときに助けを求められる

レジリエンスが高い子どもは、問題をひとりで抱え込まず、「お父さんやお母さんに話してみよう」と自然に助けを求められます。助けを求めることは弱さではなく、問題を解決しようとする前向きな姿勢の表れです。

日頃からお手伝いを通じて「誰かの役に立てた」という経験をもつ子どもは、自分が困ったときにも人に頼ることへの抵抗感が少なくなります。

保護者の方が「困ったときは助けを求めていい」という姿勢を見せることも、お子さまにとって大切な手本となるでしょう。

レジリエンスを高めるために必要な親の関わり方

レジリエンスを高めるために必要な親の関わり方

お子さまのレジリエンスは、日常の関わり方によって育まれます。

以下では、保護者の方が取り入れられる4つの関わり方を紹介します。

 

●お子さまの気持ちに寄り添い受け止める
●気持ちの切り替え方を一緒に考える
●失敗を避けようと先まわりせず見守る
●いつでも相談できる雰囲気をつくる

 

それぞれのポイントを見ていきましょう。

お子さまの気持ちに寄り添い受け止める

お子さまが落ち込んでいるときは、「気にしすぎだよ」「大丈夫だよ」と励ます前に、まず「それはつらかったね」「悲しかったんだね」と気持ちに寄り添うことが大切です。

話を途中でさえぎらず最後まで聞くことで、お子さまは「自分の気持ちをわかってもらえた」という安心感を得られ、自分の気持ちを整理する力が身につきます。

気持ちを受け止めてもらえる経験を積み重ねることで、「どんな気持ちになっても大丈夫だ」という安心感が生まれ、レジリエンスが育まれます。

気持ちの切り替え方を一緒に考える

気持ちを受け止めた後は、「次はどうすればいいかな?」「一緒に考えよう」と声をかけ、少しずつ気持ちを切り替えられるようサポートしましょう。

深呼吸や好きな音楽を聴く、体を動かすなど、気持ちが切り替わる行動をあらかじめ決めておくと、いざというときに落ち着きを取り戻しやすくなります。

気持ちの切り替え方法は、お子さまが興奮しているときではなく、落ち着いているときに親子であらかじめ話しあっておくのがおすすめです。

自分ではどうしようもないことに対しては、「そういうこともあるよね」と受け止めながら、別のことに気持ちを向ける方法も伝えてあげましょう。

失敗を避けようと先まわりせず見守る

親が先まわりして問題を解決してしまうと、お子さまが自分で乗り越える経験を積む機会を失ってしまいます。そのため、すぐに手を出さず見守る姿勢が大切です。

お子さまが失敗したときは責めるのではなく、「ここまでやれたね」とプロセスを認め、「次はどうすればうまくいくかな?」と一緒にふり返ることでレジリエンスが育まれます。

「なぜできなかったの?」という問いはお子さまを追い詰める可能性があるため、「次はどうする?」という前向きな問いかけに切り替えましょう。

いつでも相談できる雰囲気をつくる

「困ったらいつでも話してね」と日頃から伝え、お子さまが助けを求めやすい雰囲気をご家庭の中でつくることが大切です。

お子さまが相談してきたときは、頼ってくれたことを認め、話してくれた内容を否定せず、まず気持ちをそのまま受け止めましょう。

困ったときに一人で抱え込まず助けを求められるお子さまは、早い段階で気持ちや状況を整理できるため、立ち直りやすくなります。

そのため、日頃から何でも話せる親子関係を意識しましょう。

親子でできるレジリエンスを高めるトレーニング

レジリエンスは日常の関わりや習慣の中で少しずつ育てることができます。以下では、親子で取り入れられる5つのトレーニングを紹介します。

 

●小さな成功体験を少しずつ積み上げる
●失敗を次につなげる
●自分の気持ちや考えを言葉で表す練習をする
●ストレスへの対処法を見つける
●規則正しい生活をする

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

小さな成功体験を少しずつ積み上げる

「ランドセルを自分で準備する」「夕ごはん前に机を片づける」など、達成しやすい目標を設定しましょう。

お子さまは「やればできる」という感覚を少しずつ身につけていきます。結果だけでなく、挑戦したことや最後まで取り組んだことを具体的にほめることも大切です。

小さな成功体験を積み重ねることで自己効力感が高まり、新しいことにも前向きに取り組む気持ちが育まれます。

失敗を次につなげる

失敗したときは「なぜダメだったか」と責めるのではなく、「そこから何を学べた?」「次はどう工夫する?」と一緒に考えましょう。

間違えた問題にもう一度挑戦したり、前回うまくいかなかった部分を工夫して取り組んだりすることで、改善策を考える力を育てることが大切です。

親が自分の失敗した経験をお子さまに話すことも効果的で、「失敗は誰にでもあること」と自然に伝えられます。

できなかったことだけでなく、少しでもうまくできたことも一緒にふり返ることで、お子さまは自分の成長に気づきやすくなります。

自分の気持ちや考えを言葉で表す練習をする

「悲しい」「悔しい」「不安」など、自分の気持ちを言葉にする練習をしましょう。気持ちを整理しやすくなり、落ち着いて行動する力が育まれます。

日記を書いたり、夕食時に「今日はどんな気持ちになった?」と話す時間を設けたりするだけでも効果的です。自分の感情を言葉にする力が育つと、ストレスや不安を感じたときに自分で落ち着いて対処しやすくなります。

ストレスへの対処法を見つける

自分にあったストレスへの対処法を子どものうちからもっておくと、気持ちが乱れにくくなり、「つらい気持ちになっても大丈夫」と思える安心感にもつながります。

大人になってからもストレスと上手につきあう力になるため、早い段階から取り組むことがおすすめです。

ストレスへの対処法として、お子さまが夢中で楽しめることを親子で一緒に探してみましょう。

好きな音楽を聴くなど、お子さまが自然と気持ちを落ち着かせられる方法をあらかじめ決めておくと、いざというときにスムーズに気持ちを切り替えられます。

規則正しい生活をする

十分な睡眠をとり、決まった時間に食事をし、適度に運動するなど、生活リズムを整えるようにしましょう。心と体の状態が安定しやすくなり、困難に直面したときも感情が乱れにくくなります。

規則正しい生活習慣の大切さを子どものうちから伝え、少しずつ自分でできるよう支えていくことが大切です。規則正しい生活習慣は、大人になってからも心を支える土台となるため、子どもの頃から少しずつ身につけていきましょう。

お子さまのペースで自信をつけさせたいならKUMONがおすすめ

レジリエンスの土台となる自己肯定感や、「やればできる」という自信は、学習の場でも育てることができます。

KUMONでは、お子さま一人ひとりの力にあったところから始め、スモールステップの教材で「できた!」を積み重ねながら学習を進められます。

無理なく取り組めるからこそ、自分から机に向かう習慣が自然と身につき、学ぶ意欲や自信が少しずつ育まれます。

「うちの子には難しいかもしれない」と感じる保護者の方もいるかもしれません。しかし、一人ひとりが無理なく学習を進められ、少しずつステップアップできる環境が整っています。

まずはお近くの教室を探して、無料体験学習※に参加してみましょう。

※受付期間外の場合がございます。

 

無料体験学習はこちら

レジリエンスを育ててお子さまの折れない心を築いていこう

レジリエンスは、生まれつきの性格だけで決まるものではなく、日々の関わりを通して育てることができます。

お子さまが失敗したときに気持ちを受け止める、一緒に切り替え方を考えるなど、日々の積み重ねがお子さまのレジリエンスの土台になります。

お子さまと一緒に成長していく気持ちを大切にしながら、本記事で紹介したトレーニングを実践してみましょう。

学習を通じてお子さまの自信や学ぶ力を育てたい方は、ぜひKUMONの無料体験学習※をご検討ください。

※受付期間外の場合がございます。

 

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