ドイツ語

念願のドイツ語学習 多様な作品との出会いが公文式の醍醐味

藤井 英樹 さん(社会人)
大阪府・誉田教室 南 清子 先生
藤井 英樹 様
ブレーメン旧市庁舎・音楽隊像の前にて

ドイツ赴任時に学んだドイツ語を学び直したいと、退職後に公文式ドイツ語を始められた藤井さん。
ドイツ語学習の魅力と、最終教材修了を達成された秘訣を伺いました。

いつか必ず!と思っていたドイツ語学習

ドイツ語との出会いは2008年のドイツ赴任でした。ドイツへ渡る前に国内の語学学校で50時間ほど学習しましたが、引き続き学べるよう独学用の教材・参考書を探していました。その際公文式ドイツ語を知り、段階ごとに区切られ確実な読解力を養成する構成の公文式教材に興味を持ちましたが、渡独直前であったために泣く泣く諦めました。

現地では主に英語でのコミュニケーションとなりましたが、ドイツ語スキルの高い同僚たちが現地の方々とドイツ語で流暢に話す姿を見て、ずっと引け目や悔しさを感じていました。同じく赴任していた上司がそのご自宅近くの現地の公文式教室でドイツ語学習をしており、教材を見せてもらった際にやはりとても良い教材だと改めて感じました。

同時に、私の住まいからはその教室が遠く現地勤務も多忙で通えないけれど、いつか公文式でドイツ語を学びたい!と思うようになりました。帰国後もなかなか時間がとれず、折角縁ができたドイツ語だから学び直したいという気持ちを持ちながらも、取り掛かれずにいました。退職して時間に余裕ができたことをきっかけにドイツ語を学び直すことを決意し、ずっと心にあった公文式ドイツ語を始めることにしました。

公文式ドイツ語ならではの魅力

公文式ドイツ語教材で目に留まったのは、G教材からはじまる読解教材です。読解力養成の参考書などは多くありますが、段階を踏んで着実に力を身に付け、原書が読めるほどの読解力を養成するというのは、他にない魅力だと感じました。参考書などは自ら立ち戻ろうとしない限りは1回きりの学習になりがちです。しかし、公文式では何度も何度も繰り返すことで、文法や語彙の定着を目指します。

時々、こんなに繰り返しが必要かな?と感じたこともありましたが、振り返るとその繰り返しがあったからこその定着だと感じ、まさに語学に必要なことだったのだと思います。読解教材では様々なジャンルを扱っています。『ベニスに死す』や『西部戦線異状なし』、『車輪の下』などは抜粋された形での学習でしたが、とても感動しました。この3作品ともこれまで読んだことはなかったのですが、全文を読みたいと思い日本語訳版を購入しました。いずれじっくりと原文も読んでみたいと思っています。

公文式ドイツ語の特長の一つは、先生の存在だと思います。通信学習のしおりという冊子で、学習に関する質問のやり取りなどを行うのですが、担当してくださった南先生は毎回コメントもたくさん書いてくださいました。いつもたくさん褒めてくださり、それが何よりの励みになりました。参考書での独学や語学学校での学習にはない特長だと思います。先生が褒めてくださったから頑張らなくては!と奮起し、モチベーションを保ち続けることができました。

また、教材を一読しただけではわからない部分も、質問をするといつも的確な回答をいただくことができました。わかりやすい解説で疑問も解決することができ、効率的に学習を進めることができました。最終教材も修了した今の目標は独検準1級へのチャレンジ、加えて論説文やニュース記事など様々なジャンルの文章を読んでいきたいと思います。

また、大学時代に第二外国語として学んだフランス語も学び直したいと思っており、公文式フランス語に挑戦したいと考えています。

無理なく、一歩ずつ、ステップアップを目指して

公文式ドイツ語学習は、無理なく一歩ずつ基本から積み上げていく構成ですので、教材を信じてコンスタントに続けていけば、必ず力が付きます。毎日やらなきゃと自分を追い込んでしまうとどこかでガクンと挫折してしまうことになりかねませんから、気が向かない時などはお休みして気分転換するのが良いと思います。

現在自分は時間の余裕がありますのでほぼ毎日3時間程度学習してきましたが、日によって学習時間を短くしたり、その日の学習をお休みにしたり、適度に息抜きをしながら続けてきました。時々リフレッシュしながらも諦めずに続ければ、しっかりとしたドイツ語力が身に付きます。数多くの修了生を輩出してきた公文式ドイツ語の力を信じて、自分もステップアップしていけると信じて、頑張ってください!

南先生

南先生より

藤井さんは、学習を始められた時から目標意識をしっかりとお持ちになっていた方でした。基礎文法であるA教材からの学習を自ら希望され、A〜Lまでの12教材を一貫して1回10枚学習で続けられました。ほとんどミスもなく、教材1枚1枚をとても丁寧に取り組んでくださいました。藤井さんからの教材返送回数は45回、通信学習のしおりは4冊、その毎回のやりとりが本当に楽しみでした。語学に対するチャレンジ精神が素晴らしい藤井さん、これからの更なる挑戦を、そして語学の達人になられるのを楽しみにしております。