フランス語

家族で仏検受験やフランス旅行を一緒に楽しみたい!

加納 友美 さん・三久 さん(小2)
広島県・高陽矢口教室 沓内 順子 先生
加納 友美 様・三久 様
加納さんご家族、左から丸久さん、三久さん、友美さん。

3歳より公文の数英国の学習をされていた加納三久さん。年長になった2019年4月に、お母様の友美さんと一緒にフランス語に入会し、4A教材より学習をスタートされました。友美さんは2年2か月で最終教材を修了され、現在小2の三久さんは、E教材を学習中です。次女の年長の丸久さんも今年6月より念願のフランス語学習を開始しました。

フランス語学習を親子で学ばれたきっかけは?

三久が2歳になった時には語学が得意な主人とNHK教育TVのフランス語講座を見ながらよく一緒に発音して遊んでいました。年長の4月に「フランス語はしないの?」と言い出したので、子どもでも学べる教材を探しました。その時フランスへ行っていた友人から、「現地で会った日本人でよくフランス語がわかっていると思う人は、みんな公文で勉強しているよ」という話を聞きました。既に数英国の学習を通じて、公文は基礎から始めて応用力まで身につけることができる学習法だと実感していたので、公文に決めました。私も全くの初心者だったので、三久に教えることは出来ませんが、学ぶ過程を共感したいと思って一緒に始めることにしました。

公文でのフランス語学習を振り返って

仕事と家庭生活と公文で毎日忙しい中、一番工夫したのは学習時間の確保でした。毎日1時間以上は絶対勉強しようと思ってもまとめて1時間は難しいので、朝ごはんの支度をする前、銀行の待ち時間、打ち合わせに少し早く着いた時などに取り組み、プリントに付箋を貼ってかかった時間を最後に合計して記入しました。常にプリントやE-Pencilとイヤホンを鞄の中に入れていました。「日々のやる気に任せるのではなく、毎日学習する」と決めて続けました。公文のプリントは区切りがわかりやすいので、継続して取り組みやすかったです。

教材は進んでもフランス語が理解できるようになっているとあまり感じなかったのですが、語学は何を学んでも半年は成果を実感できないものだと思って、ひたすら先生から言われたことをやりました。過ぎてしまえば大したこと無いのですが、E、F教材の時は難しく感じ、細切れの学習ではなく連続した時間で勉強したいと強く思いました。

新出単語や文法事項もどんどん増え、2~3回復習しながら学習を進めて1年半位経ったG教材に進んだ頃から「あれ、分かる!」ということが少しずつ増えてきました。J教材以降では自分では手に取らなかった多くの原書に出会え、「椿姫」や最終教材のプルーストの「失われた時を求めて」が特に印象に残っています。日本人とは異なるフランス人の考え方に触れることができ興味深く取り組みました。

お子さんの学習の工夫や親子学習の手応えについて教えてください。

姉妹二人とも数・英・国・仏の4つの宿題はメリハリをつけて進めます。月木が公文の教室日ですが、帰宅後2教科位の宿題をやってしまいます。1日に4教科の宿題は大変ですので、土日も含め2~3教科に分けて毎日学習をして、1日の負担を減らします。公文の宿題は各自のタイマーで目標時間をカウントダウンして姉妹で楽しく競争しながら集中して取り組んでいます。公文のほかにもピアノの練習や翌日の学校の準備、読み聞かせなどもして、夜9時には就寝をしています。土日は遊びの時間も考慮して、朝9時半には公文の学習を終えるようにしています。公文の学習を通じて、1回目はわからなくても復習する中で理解出来るようになり、自分で考える習慣がついたこと、また「やればできる」という自己肯定感が日々育まれていることを感じます。

教材のトピックとか街中で「あっ、あれフランス語だね」などと話すのはフランス語学習者同士の楽しいひとときです。親が勉強している姿を見せられたのも良かったかもしれません。次女もフランス語を始めたので、近いうちに仏検5級を親子3人で受験したいと思っています。

「家族で、フランスに旅行に行きたい。」という友美さんに対し、三久さんからは「現地に住んでみたい!」という発言も飛び出しました。フランス語学習を通じて今後の親子の夢がふくらんでいます。友美さんは、教材は修了しましたが、子どもたちの学習に関わる中で復習しながらNHKラジオを聴き続けて耳と音読力をさらに鍛え、実際に話せる機会を楽しみに準備をされています。

沓内先生

沓内先生より

友美さんは多忙な毎日にもかかわらず、隙間時間を使った集中学習で、計画的にご自身の学習を進められました。入会当時年長の三久さんの数英国に加え通信学習のフランス語の宿題もしっかりと学習できるように見守り続けています。次女の丸久さんも強くフランス語の学習を希望されたので、友美さん修了後に入会されました。ご家族で学んだことをすぐに使われようとする姿勢が素晴らしいと思います。フランス旅行を楽しまれる日が早く実現するように願っております。