KUMONの教材をつくっているのは、実は学習しているこどもたちなのです。
「KUMONの教材ができるまで」をご紹介します。
■子どもたちがつくるKUMONの教材
KUMONの教材は、「それぞれの問題をどう解いたのか」「どこで間違えたのか」など、常に子どもたちの学習の様子を観察して、小さい子どもであっても自習していきやすいように、より効果的に学力が向上するように…と仮説を立てて検証しながら、改訂を重ねています。
より良い教材を目指す改訂は、学ぶ子どもたちがそこにいる限り、永遠に続けられるのです。
■印刷工程にはワザがいっぱい!
KUMONの教材は、A5サイズ(A4サイズの半分の大きさ)ですが、印刷する時に使う紙の大きさは、なんと長さ12km、重さが400kgという大きな紙のロール1本! その大きな紙から27万5千枚のプリントが印刷されるのです。
教材の印刷工程には、効率よく作業を進めるためのワザがたくさんあります。
教材のa面(表面)とb面(裏面)の同時印刷、水とインクがまじらない特性を活かしてキレイに印刷する方法や、インクを乾かすには紫外線が使われています。紫外線のエネルギーを与えることによって0.2秒という短い時間で強制的に乾燥させることができます。
印刷後の教材をカット(断裁)するために、右に奇数番号の教材を、左に偶数番号の教材を印刷したり、教材同士がくっつかないようにワックスをつけたり…、その後の工程がスムーズに進む工夫も行っています。
教材をカットした後は、250枚にまとめて4つの穴を開けます。この穴はバインダーなどで綴じるためのものです。