※書写歴は、取材時における年数です。

書写歴6年
Fさん(50代)

デジタル化が進んでも、
アナログな方法はずっと残るはずです。

 主人の仕事の関係で、普段からお礼状を書く機会がよくあります。公文書写教室に通い始めた理由も、「美しい文字でお便りを書きたい」という思いから。文字を学習するようになってから、娘のお稽古ごとの提出物にも筆ペンで一筆添えるようになりました。
 文字が美しいとその分思いが伝わりやすくなるようで、よくお返事をいただきます。先日は「手書きの文字に感動しました。思いがたくさん伝わってきて、私も久しぶりにお便りを書きたくなりました」と“お礼状のお礼状”をいただきました。時代の流れとともにデジタル化が進みどんどん便利になりますが、こうしたアナログな方法はきっとこの先も残っていくことでしょう。

今まで以上に「伝えたい」という気持ちが強くなりました。

 お便りを書いていて感じるのは、文字の上達だけでなく、書くことに対して前向きになれたということです。
 教室に通うまでは本屋さんで購入したマナーブックの文例を丸写しするだけ。非常に無機質な文章でしたが、今はそこに最近あったエピソードを盛り込み自分らしさを表現できるようになりました。例えば、大相撲の観戦にご招待いただいたときは「土俵際の接戦を目の当たりにし、横綱の闘志あふれる戦い様が心に残りました」と感動をしたためたことも。今まで以上に「伝えたい」という気持ちが強くなりました。

文字には日々のあり方がそのまま表れますね。

 教室に通い始めて6年。これまでの学習を経て、最近「文字にはこれまでの人生の歩みが表れる」と感じています。いつもご指導くださる先生の文字は、瑞々みずみずしく一文字一文字に奥行きを感じます。一方、私の文字はまだまだ平面的な感じです。
 やはり書道は「道」という文字を使うだけあって積み重ねが大切なんですね。ヘアスタイルや洋服で外見をごまかすことはできても、文字だけは日々のあり方がそのまま表れます。
いつか私も教養や人生観を文字に表せるよう、今後も尊敬する先生のもとで学習を積み重ねていきたいです。

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