お子さまから大人の方まで、くもんの書写は、選べる4教科
  • ペン習字
  • かきかた
  • 筆ペン
  • 毛筆
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100人100筆
私と書写のあるくらし

※書写歴・学年・年齢は、取材時におけるものです。

書写歴1年(小学5年生)Rさん(兄)―右
書写歴1年(小学2年生)Mさん(弟)―左
Kさん兄弟

文字って、書く人の心情まで伝えるのだと思いました。

Rさん(兄):初めて教室で毛筆を学習した時、先生に指導してもらった筆の持ち方で書くと、力を入れなくてもすーっと気持ち良く書けるのでビックリしました。あんな感覚を味わったのは初めてです。

お母さん:それを機に、長男はすっかり書写の世界にはまっています。もともと文字にあまり自信がなかったのですが嘘のような変貌ぶりです。多分先生が普段から文字の歴史や筆の産地など、いろいろお話しくださるので書の世界に興味を持ったのでしょう。先日は「顔真卿がんしんけいの展覧会を観たい」と言うので次男と3人で行ってきました。

Rさん(兄):会場では、顔真卿のいろんな文字が紹介されていました。落ち着いて書いたときは整った文字なのに、心が乱れているときは文字も崩れているんです。物事を伝えるだけじゃなくて書く人の心情まで伝えるものなのですね。「やっぱり文字って面白いなぁ」と感じました。

※中国、唐の政治家・書家(709~785)

涙が出るのは、悔しさをバネに努力している証拠です。

お母さん:同じ兄弟でもそれぞれ個性があり、探求心に突き動かされる長男に対し、次男は思うように書けない悔しさが原動力になっているようです。先生のお話によると、ときには泣きながら学習していることもあるみたいです。でもそれは、お手本のレベルに自分が達していないことに対するジレンマですから、子どもなりに明確に目標設定ができているということ。悔しさをバネに前向きに努力している証拠だと思っています。

Mさん(弟):思うように書けないときは悔しいけれど、くり返し教材に取り組んで上手に書けるようになると本当にうれしいです。

お母さん:そういう日は家に帰ってきたときの様子が違うんです。表情がスッキリしていて、「自分の力で乗り越えた」という自信がこちらまで伝わってきます。

今後、2人がどのように
自分の世界を広げていくのか楽しみです。

お母さん:まったく個性の違う息子たちですが、先生が一人ひとりの性格に合わせて長所を伸ばしてくださるので、2人とも確実に文字が変わってきました。特に長男は上達が著しく、授業の板書もテストの文字も見違えるほどきれいになりました。

Rさん(兄):文字に興味を持つと細かい所まで意識して見るので正しく覚えます。だから、最近漢字のテストも成績が良いんです。

Mさん(弟):僕は教室に通うようになって「できないこともあきらめずに頑張ろう」と考えるようになりました。

お母さん:書の世界に出会い、息子たちはそれぞれ一生懸命成長しています。今後、2人がどのようにその世界を広げていくのか今からとても楽しみです。