お母さん：「何か新しいことを始めたい」と書写教室を訪れたのは、二番目の子を出産してから。産休中で時間に余裕があったので、前々から気になっていた公文書写の無料体験学習に挑戦したんです。

お子さん：私もついて行ってたよね。

お母さん：うん、そうね。子どもが二人に増え、ますます育児が忙しくなる一方、“自分へのご褒美”と言うか、何か自分に投資できるものがほしくなったんです。「始めるなら産休中の今しかない！」と思い切って入会しました。しかも欲張ってペン習字と筆ペンの二教科。学習量が倍になり大変ですが、書き方など共通点が多く互いに活用できることもたくさんあるんです。それに、自分のペースで進められるので無理せずマイペースに続けています。

お母さん：この子は小さいころから私にくっついて教室に来ていたので、自然と書くことに興味を持ったようです。

お子さん：お母さんが書いているのを見て面白そうだったから、「習いたい」って。

お母さん：文字が上手だと大人になってもずっと役立ちますから、まだ就学前でしたが一緒に通うことにしました。おかげでこの一年でかなり成長した様子。教室では落ち着いて机に向かえるようになったし、文字も大きく元気になりました。

お子さん：一生懸命書いて、終わったらお母さんとハイタッチするのが楽しみ。

お母さん：先生に褒めてもらった日は「今日、花丸もらったよ」と報告してくれます。同じ習いごとをしていると娘の喜びに共感できるからうれしいですね。

母さん：書写教室で文字を教わってから書くことが楽しいようで、このごろよく手紙を書いてくれるんです。この間も、出張に出る主人に向けて書いていました。

お子さん：「お父さん大好き♡」って書いて渡したら、「ありがとう。大切にするよ」って。保育園のお友だちに書くこともあります。

お母さん：この間、保育園の先生も「字が上手ですね」って褒めてくれたね。いつかお手本みたいな文字が書けるようこれからもお母さんと一緒に頑張ろうね。