お子さまから大人の方まで、くもんの書写は、選べる4教科
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100人100筆
私と書写のあるくらし

※書写歴は、取材時における年数です。

書写歴3年
Mさん(60代)

くり返し学習することで型が身につき、
意識せずとも自然とできるようになります。

書写教室には、かれこれ3年ほど通っています。毎週、教室に通ううち、30年来続けている茶道と通じるところがあると最近、気づきました。

公文書写は同じ教材をくり返し学習します。これは茶道でも同じこと。「稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一」という言葉があって、一から十まで学んだらまた一から学び直します。実際、同じことを練習しても、一回目と二回目では習熟度がまったく違います。くり返すことで型が身につき、意識せずとも自然とできるようになります。くり返し学ぶって本当に大切なことですね。

自信がつくと、いろんな困難を
乗り越えられると思います。

書写に出会ってから、茶道にも深みが出たように思います。例えば、お茶会の招待状。今までは自分で「下手だな」と思いながら書いていましたが、今は楽しんで書けるようになりました。今年は行書で暑中見舞いも書いたんですよ。昔からずっと「行書が書けるようになりたい」と憧れていたのでとってもうれしいです。

自分でも納得いく文字を書くことができ少し自信がつきました。この「自信がつく」ってとても大切なことだと思います。自宅で開いている茶道教室の生徒さんにも言えることですが、人は自信がつくと、いろんな困難を乗り越えることができると思います。それまでの過程でできなかったことを一つひとつ克服していくからでしょうね。習い事って技術だけでなく心を磨くことだと思います。

千利休の教えである『利休百首』を
いつか書いてみたいです。

書写も茶道も取り組んでいるときは、いつも心の中が「無」の状態です。集中しているときって余計なことを一切考えませんから、私にとっては、すごく大切な時間です。

そして自分から取り組んでいると目標が生まれますから、いつまでも学ぶ姿勢を持ち続けられると思うんです。今の私の目標は、千利休の教えである『利休百首』を筆で書くこと。いつか美しい文字で茶道の教えを書けるよう、書写も茶道も終わりなく学んでいきたいです。