お子さまから大人の方まで、くもんの書写は、選べる4教科
  • ペン習字
  • かきかた
  • 筆ペン
  • 毛筆
5月無料体験受付中!

100人100筆
私と書写のあるくらし

※書写歴は、取材時における年数です。

書写歴2年
Hさん(70代)

56歳でトライアスロンに挑戦。
68歳で始めたのが、公文書写です。

これまで30代でゴルフを始め、40代で水泳、50代でマラソン、トライアスロンと、いろんなことに挑戦してきました。そして3年前から始めたのが、公文書写です。最初はまっすぐ線を引くことすらままならなかったのに、最近は少し形が整って、普段めったに褒めない妻からも、「上達したじゃない」と言われるようになりました。

でも、まだ文字が生きていないんですよね。子どもさんの生き生きした字と比べると、私のは、手本に忠実に書こうとするあまり、線に力が宿っていない。だから今は、週に一度教室に通い、毎日宿題をして、練習、練習の積み重ねです。

いくつになっても「今さら」なんて
ことはない。練習を重ねると、今ま
で到底無理だと思っていたことが叶
うようになってくる。

私は、努力を重ねてさえいれば必ず上達すると確信しています。今、公文書写教室の他に、水泳教室でバタフライなどに挑戦していますが、最初は教わっていることがなかなか理解できず、やっと理解できるようになったと思えても、次は体が馴染んでくれませんでした。しかし、練習を重ねているうちに、今まで無理だと思っていたことが少しづつ叶うようになるのです。

70歳台に入った今、こうしたことに挑戦できる喜びを味わい、楽しんでいます。

友人の勧めで、私は56歳でトライアスロンを始めました。2年後には宮古島トライアスロン大会に初挑戦しましたが、この大会は3キロのスイムと155キロのバイク、42.195キロのフルマラソンという過酷な競技。仲間から「今さら始めても・・・」と揶揄されましたが、いくつになっても「今さら」なんてことはないと信じ、毎日練習を重ね、2年後に出場を果たすことが叶ったのです。本来、私のような初心者が出場できる大会ではないのですが、「この大会に参加したいため、これだけの努力を重ねてきた」という旨を嘆願書に記し、申込書に同封した熱意を認めていただけたのです。結果、1500人中576位に入ることができました。

「あれだけ練習してきたんだから、
ゴールできないはずがない」それは、書写も同じ。

トライアスロンに出場する時は、バイクを月に500キロ、ラン200キロ、スイム40キロを目標に練習をしていました。レース中苦しくなると、「あれだけ努力してきたのだから、ゴールできないはずはない!」と、自分を信じ走りました。自転車に乗っていたお陰で、昨年、念願の四国88ヵ寺をロードバイクで遍路し終えました。

これからも毎日コツコツと書写の練習を重ね、絶対上手くなります。今度は書写を生かし、面白い作品を仕上げて行くことを楽しみたいと考えています。