お子さまから大人の方まで、くもんの書写は、選べる4教科
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100人100筆
私と書写のあるくらし

※書写歴は、取材時における年数です。

書写歴1年
Sさん(大学生)

大学2年生の冬。
就職活動をきっかけに、公文書写を始めました。

書写教室に通い始めたのは、就職活動のためです。もともと字を書くのが苦手で、中学生の頃なんて、自分でまとめたノートを読み返しても全く理解できないくらい、本当に雑な字を書いていました。さらに大学ではほとんどをパソコンで済ませるので、ノートをとることすらごく稀。ますます自分の手で文字を書く機会が減りました。

だから、大学2年生の冬、就職活動で実際に履歴書を書く段階になって、「これはさすがにまずいな…」と気づき、公文書写を始めました。他の書道教室も見学に行きましたが、やっぱり公文書写は生徒さんの年齢層が幅広く、時間帯も自由。学校やアルバイトとの兼ね合いがとりやすいと思って、入会を決めました。

とにかく緊張の連続、不安を感じる
毎日だから、信頼できる先生に相談
できると本当に心強い。

書写教室に通い始めて10か月。先生からの指摘により、僕は文字を小さく書く癖があると分かりました。だから、ペンを持つ時は、大きくのびのびと書くよう意識しています。おかげで以前と比べたら少し上手になれたのではないでしょうか。先日も、先生に履歴書を見てもらうと、「通い始めた当初に比べ、とくにひらがなが上手になった」と褒めてもらいました。

就職活動中は書類の提出や面接など、とにかく緊張の連続。毎日不安を感じることばかりだから、こうして信頼できる先生に相談できると、本当に心強いです。

いつか海外の人々に対して、
日本の美しい手書き文字の文化を伝えたい。

僕は将来、物流系の企業で、海外を相手にグローバルな仕事をしたいと思っています。子どもの頃から、旅行好きな両親の影響でいろんな国を旅してきたし、高校時代はグローバルコースに在学し、カナダに3か月間留学したこともありました。いつか海外の人々に対して、日本の美しい手書き文字の文化を伝えられたらいいですね。そうでなくても、社会人にとって、きれいな字が書けることは大切なこと。今はその準備期間だと思って、内定に向け、就職活動も書写教室での学びも、しっかり頑張ろうと思います。