お子さまから大人の方まで、くもんの書写は、選べる4教科
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100人100筆
私と書写のあるくらし

※書写歴は、取材時における年数です。

書写歴2年
Yさん(60代 主婦)

お手紙だとじっくり思いを綴ることができますし、
お相手の都合の良い時に
読んでいただけるのでいいですね。

私は手紙を書くことが好きで、昔から折に触れ文字で思いを伝えるようにしています。お手紙だとじっくり思いを綴ることができますし、お相手の方が忙しいお立場だと、電話に比べ都合の良いタイミングに読んでいただけるという点もいいですよね。

もともと学生時代、英文を学んでいたこともあり、これまで手紙は横書きが主だったのですが、公文書写に通い始めてからは練習の意味も込めて縦書きに挑戦しています。縦書きは、何といっても“続け字”がありますから難しいのですが。それでも最近は、公文書写のお陰で「上手になったね」と褒めてもらえるようになり、ますます手紙を書くことが楽しくなってきました。

母の姿から、
文字で気持ちを伝える
素晴らしさを教わりました。

記憶をたどると、私の母も筆まめな人でした。祖父母への季節のお便りや、何かいただきものをした際には必ず御礼状を書いていましたし、私が結婚してからもよく便りをくれました。実家からそんなに離れた場所に嫁いだわけでもないし、頻繁に会っておしゃべりもしていたのですが、それでも心配してくれていたのでしょう。体のことを気遣う手紙をよく送ってくれました。

こうした母の姿から、私たち姉妹も、文字で気持ちを伝える素晴らしさを教わったのだと思います。現在も、ことあるごとに姉妹で手紙のやりとりをしています。電話でもすむような些細な内容ですが、「ポストに手紙が入っているとうれしいわ」と喜んでくれますし、私自身もその気持ちがすごく共感できますから。

文字に思いを託すとでもいうのでしょうか。
当時の母の気持ちが少しわかるような気がします。

数年前に二人の息子が結婚し、最近はそのお嫁さんにも手紙を書くようになりました。二人ともとても良い娘なので、「息子のことをよろしくね」との思いをこめて四季の便りを送っています。文字に思いを託すとでもいうのでしょうか。書いていると、なんだか当時の母の気持ちが少しわかるような気がします。思いを文字で伝えるって、とっても素晴らしいことですね。今度は、息子たちにも書いてみるつもりです。