KUMONトピックス
Feature Report - 進化し続ける活動
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KUMONグループの活動  2022/08/23更新

Vol.451

KUMONの取り組むSDGsを考える③前編  

公文式学習のコツコツ頑張る力
持続可能な地球を作る

2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標が「SDGs(=Sustainable Development Goals)」。こちらの企画では、各界のオピニオンリーダーや実践者の方々をお招きして、公文教育研究会のSDGs委員会・アンバサダーメンバーの社員との対話を通じ、教育を通じて社会の課題解決へのグローバルな貢献を目指すKUMONの取り組みへの理解を深めていきます。
今回は、世界中に友だちを作り、社会課題を自分のこととして捉える「自分ごと化プロジェクト」代表の鈴木健斗さんをお招きして、プロジェクトの活動や学習経験について伺いながら、SDGsの「自分ごと化」について考えました。

プロジェクトで大切にしている
「誰一人取り残さない」こと

埼玉事務局 中元:「自分ごと化プロジェクト」ではどのようなことを意識して活動されているのでしょうか。

鈴木:自分ごと化プロジェクトの活動において一番大事にしているのは「誰一人取り残さない」ことです。グローバルな対話と言われると、基本的にまず英語が話せないといけない、また意識高い系などと言われている人たちが入るところ、というイメージがあります。

そういった印象を払拭したいという思いがあったので、通常セッションにせよ学校セッションにせよ、参加者の皆さんには「一番大事にしているのは、何でもいいから自分ごと化をすることです。英語で話すことは目的ではなく、あくまで手段です。目的は自分ごと化ですから、それを忘れないでください。」と伝えています。自分を含めて、日本語と英語を自由に話せるオーガナイザーを集めているので、英語ができなくてもその場を引け目に感じることができるだけないようにしています。

最初は英語も喋れず、努力してもやっぱり引け目に感じてしまい、消極的になっている方がいました。でも毎回来てくれるうちに、英語が話せないことを引け目に感じなくなり、カタコトの英語でも話してみよう、と会話に一生懸命参加してくれています。そうした個人の心の変化があることも発見です。

静岡事務局 安藤:ご経験の中で、日本の学生たちと、海外の学生たちの傾向や考え方の違いを感じることはありますか? 鈴木さんの視点から、日本の学生たちはここがすごいけど、ここがちょっと課題かなとか、感じられたことを教えていただきたいです。

鈴木 健斗さん

鈴木:日本の学生たちは準備をすることにはすごく長けていると思います。例えばセッションで3グループにわかれて10人でプレゼンを作ってくださいね、となった時、一言一句間違えないように英語で文章を書いて読むことには長けています。

逆に核心を突くような質問をしたときには、「うーん……」っていう反応をする。それは別にいい悪いじゃなく、そういった訓練を受けてないだけなんです。それはお国柄といいますか、何を重要視しているのかという話になってくると思います。

例えば今一緒にお仕事させていただているフィリピンの高校は、西洋的なカリキュラムを取り入れている学校なので、少人数ディスカッションやクリティカルシンキングを重要視していて、そういうところがすごく上手い、などがありますね。

安藤:自分自身の経験でも、クリティカルに物事を考えたり、確かにそういうトレーニングは少なかった印象があります。

鈴木:そうですね。難しいなと思うのは、日本も学校によってはグローバル化がどんどん進んでいて、トレーニングを自主的に受けているような子や、そういうことに慣れている海外帰国生がたくさんいる学校では、同じクラスの中でも相当差が出てしまうことだと思います。

でも、このプロジェクトを2年ぐらいやってきてわかったのは、そういった手を挙げない子、その場では話さないような子も、内に秘めた思いはたくさんあるということです。たっぷり時間をとってあげて、時間がかかってもいい、英語が流暢じゃなくてもいいんだよ、という姿勢を我々が示し続けてあげることによって、ちょっとずつ安心して、話すことができる。

一貫してその姿勢を貫き続ければ、個人個人の中でも変化が見られていくのかな、と思っています。一人ひとりの可能性を引き出しながら能力を上げていくことを重要視しているつもりです。

公文式学習のきっかけ・活動の転機

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