同じところを何度も復習するのは、なぜですか?

KUMONでは、100点を取っても同じ教材を何度も復習することがあります。その理由についてご紹介します。

■次の段階に進んでも困らない学力をつけるため

一口に100点といっても、必死にがんばって取れた100点もあれば、余裕で取れた100点もあります。この違いは先の教材に進んだときに現れてきます。

なんとか解ける程度で先に進んでしまうと、あとで行きづまってしまうことが多く見受けられます。
そのため、常にすらすらできる状態で進んでいくことが着実であり、子どもに負担をかけない方法でもあるのです。
KUMONが考える復習とは、できないからするのではなく、次のステップに進んだときに困らないだけの力をつけるためのものでもあります。

■一人ひとりの子どもを伸ばす

KUMONでは次の段階に進むか復習するかを、どのようにして決めるのかについてご説明します。
KUMONでは、学習の状態を判断する基準として、教材ごとに「標準完成時間」というものを定めています。
年齢や学年に関係なく、学習にかかった時間と「標準完成時間」を照らし合わせて判断します。

「正確さ」に「時間」という視点を加え、次の段階に進んでも困らないだけの学力をつけてもらうことを心がけています。

ただし「標準完成時間」は、あくまでも目安です。
教室では、お子さんの学習の様子やミスの内容、どの問題で時間がかかったかなど、さまざまな要素を考察して、復習するかどうかを考えて指導しています。学習に関してご不明な点やご質問などがありましたら先生にご相談ください。