世界へ広がるKUMONの環境活動

北米公文の取り組み

カナダの各支局では、省エネ・省資源活動に積極的に取り組んでいます。

トロント支局では、エアコンの設定温度を高くしたり、使用していない会議室は自動的に消灯するなど、省エネ活動を行っています。また、電灯の代わりに太陽光の使用を奨励しています。

紙使用量削減の取り組みとして、紙で郵送する代わりに、デジタル署名が可能なPDFを使用しています。また、社内における指導者・教室情報の情報共有は、紙ベースではなく、電子ファイルで情報共有ができるシステムを利用しています。ゴミの分別にも力を入れ、各ワークステーションやオフィスにおいて、ゴミを分別するためのリサイクルBOXを設置しています。

モントリオール支局では、紙や再利用可能な資源のリサイクルに力を入れています。電話のメモ書きのような小さな紙切れも捨てずに、すべてリサイクルしています。リサイクルを推進するため、モントリオール市から、コンポスト容器を入手しました。また、ペットボトルの水の購入を最小限にするために、オフィスに給水器を設置しています。

カルガリー支局では、 オフィスで再利用する用紙を置くトレイを作りました。片面が再利用できる紙をこのトレイに入れて、メモ用紙として再利用しています。また、使用していない場所の照明の消灯や紙の印刷量削減などにも取り組んでいます。

南米公文の取り組み

ブラジル公文の物流部はブラジル、ボリビア、ペルーの全指導者への教材物品の配送や、海外法人への教材輸出を担当しており、電気使用量では南米公文全体の11%、紙使用量では南米公文全体の25%を占めています。

物流部の業務の性質上、指導者から届く発注書の印刷や、教材・物品の購買から支払いの一連のプロセスにおいて、多くの紙を印刷しなければなりません。現状では印刷量自体を減らすのはなかなか難しい状況ですが、紙使用量を減らす取り組みはできないかと検討をしました。

現在、物流部の事務管理部門には2台のプリンターがあり、1台は両面自動印刷ができるのですが、もう一台は片面印刷しかできないプリンターです。メンバーで話し合い、1台を再利用の紙での印刷専用と決めました。専用とすることで各自が目的に応じてプリンターを選んで印刷します。これにより紙を入れ替える手間を省き、印刷ミスによるむだを防いでいます。

この取り組みにより、月間の紙使用量を約1,000枚減らすことができました。

アジア・オセアニア公文の取り組み

インドネシア公文では、環境にやさしい活動の促進に、全力をあげて取り組んでいます。

オフィスで最も電力を消費するのは、照明とエアコンです。そこで、ジャカルタ支局では、節電のために、エアコンにタイマーを設置し、使用していない時には電源をオフにするエリアを設定しました。

オフィスビルの2階と3階のエアコンにタイマーを設置し、エアコンがつくのは、月曜日の午前8時から午後6時30分まで、そして、火曜日から金曜日までの午前9時から午後6時30分までとしています。タイマーの使用により、エアコンによる電気使用量の削減が可能になりました。

照明については、電気使用量削減のために、グルーピングシステムを導入しています。例えば、廊下の照明はオフィスとは別のグルーピングシステムになっており、廊下だけ消灯することが可能です。作業エリアでは、セクショングルーピングシステムを導入し、セクションごとに消灯が可能です。オフィス内で使用していないセクションがあれば、そのセクションの照明の消灯が可能になりました。

また、オフィスでの紙使用量削減にも取り組んでいます。報告書などを印刷する代わりに、電子メールで送信するという方法を実施しています。さらに、指導者向けの講座やゼミの資料は両面印刷にするようにし、非公式な文書や参考資料には、再利用の紙を使うようにしています。

中国公文の取り組み

中国公文の各オフィスでは、資源消費量の削減やリサイクルの推進に取り組んでいます。

北京公文、上海公文、広東公文では、両面印刷を徹底し、北京公文では印刷した紙の98%が両面印刷で行われました。

省エネ活動についてもスタッフにしっかりと意識づけされており、使用していない箇所の消灯や使用していない電気製品の電源オフを実施しています。

また、グループ会社である公文商貿は、「e-Channel」という社内ポータルサイトを活用し、紙使用量の削減に努めています。「e-Channel」の「ドキュメントライブラリー」で、各都市にある事務所間において電子ファイルでの情報共有が可能となりました。公文グループ環境活動の社内報「KUMON Green News」も「ドキュメントライブラリー」で共有しています。

それ以外にも、省エネ活動としてエアコンの使用を制限しています。朝の涼しい時間帯、昼間の暑い時間帯など、状況に応じて仕事の割り振りを決め、エアコンの使用を削減しています。

中国公文では、今後も環境活動を推進していくとともに、社員の環境意識向上に努めていきます。

ヨーロッパ・アフリカ公文の取り組み

ヨーロッパ・アフリカ公文では、日頃よりオフィスの省エネやゴミの分別、古紙のリサイクルに取り組んでいます。また、再生紙を使用した商品の購入も進めています。

イギリス公文では、省エネやリサイクルの掲示、メールによる定期的な注意喚起により、社員の意識向上をはかっています。

グループ会社であるくもんブックサービスでは、倉庫の照明のうち3分の2に、人感センサーとLEDを導入しました。これにより省エネが順調に進んでいます。また、使用済みの木製パレットとプラスチックコップはすべてリサイクルしています。 

国内の取り組み

日本公文教育研究会および国内グループ会社 (公文エルアイエル、くもん出版、公文公教育研究所、グローバル・コミュニケーション&テスティング)では、「国内環境委員会」を中心に環境経営推進活動を進めています。 2013年度は次の取り組みを推進しました。

日本公文教育研究会では、オフィスのプリンター・複合機などの利用状況に応じて最適な出力環境を構築・維持するシステムを導入しました。その結果、出力機器の機能統合による台数削減、省エネモードへの移行時間短縮などにより、プリンター・複合機などの出力機器で消費していた電気使用量を約60%削減でき、日本公文全体の電気使用量の2.7%削減につながりました。

また、PCでプリントアウト操作を行った後に、さらに複合機のパネル操作を行わないと印刷できない認証システムやセキュリティプリント設定を導入・開始したため、今後は紙の出力枚数削減にもつながることを期待しています。さらに、大阪本社(公文教育会館)のオフィスフロアなどで、照明のLED化に取り組みました。

公文エルアイエルでは、教材で使用する紙を環境に配慮したものに変更しました。公文書写教室では、毛筆や万年筆などの筆記具との相性や使用感を重視した紙を採用していましたが、2013年度より、使用感だけでなく環境にも配慮し、古紙を含んだ紙や、森林認証紙を採用しました。

くもん出版では、出版する参考書などの書籍に使用する紙に、再生紙を使用するなど、環境配慮化に取り組んでいます。耐久性や筆記適性、原画の再現性など高い品質と、環境配慮化の両立を念頭に、今後も商品開発を行っていきます。

また、品川へのオフィス移転を機に社員の使用するPCをノートPCに置き換えました。これにより、会議は社員自身のノートPCに資料を入れて参加することで、社内会議のペーパーレス化を徹底することができました。

各年度の世界へ広がるKUMONの環境活動

KUMONグループの環境経営

環境理念・環境方針・環境推進体制

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