環境コミュニケーション

子ども向け環境イベントの開催

くもん出版は、JFEエンジニアリング(株)及び(社)サイエンスエデュケーションラボと協働で2023年3月19日・26日・27日・30日にカーボンニュートラルをテーマにした小学3年生以上を対象としたイベント「理科の目で社会科見学」を開催しました。

食品リサイクルプラントの見学や、そこで取り組まれている生ごみのメタン発酵ならびにメタンを活用した発電の原理を学ぶ理科実験を実施しました。
また、カーボンニュートラルな社会の在り方を考える特製のボードゲームなどで子どもたちが楽しみながら、社会や理科を総合的に学ぶことができるイベントも企画しました。

4日間を通して28名の参加があり、今回のイベントのために開発した環境への意識を高めるボードゲームが好評でした。環境戦士と経済戦士に分かれて、二酸化炭素やメタンが増えるのを防ごうと頭を使って、ゲームオーバー(地球消滅)にならないよう、資金や費用(例:リサイクル発電所建設など)を計算したりと、白熱していました。また、微生物が人間と同じような行動をしていることを学んだり、実際に生ごみから発生させたバイオガスを用いて発電している工場を見学し、手元の実験でも実際に発電に挑戦し、本当に電気ができて驚いていました。

英語でコミュニケーション

2001年から実施している子どもたちと英語で数日間を一緒に過ごすグローバルイマージョンキャンプ(GIC)が3年ぶりに開催されました。

2022年度は5日間のオンラインプログラムで、日本各地から参加した29名の小学生と12か国地域出身の21人のリーダーが英語で楽しくコミュニケーションをとり、世界について学びました。

今回はSDGsの目標6に掲げる「水」についても学びました。JICA滋賀デスクのご担当者の協力を得て、子ども達は水にまつわる経済発展と環境問題のジレンマに揺れる架空の村の対策に取り組むロールプレイングゲームにチャレンジしました。

さまざまな人の話を聞くことで、水にまつわる問題を知りどのように解決するか、また、世界のために今自分にできること、将来取り組めそうなことについて考えました。大人では思いつかないような面白いアイデアもたくさん出ました。

※グローバルイマージョンキャンプ(GIC):2022年から名称がイングリッシュイマージョンキャンプ(EIC)から変更になっています。

環境レポートによる情報公開

KUMONグループは、2013年度より、環境理念・環境方針とともに、環境レポートをWebに掲載し、KUMONグループで行っている環境保全活動や環境データ(電気使用量・CO2排出量・紙使用量・古紙リサイクル量)の情報を公開しています。

社員への環境教育

KUMONグループは、全社員を対象に、環境に対する意識向上と理解を深めるために環境教育を実施しています。
2022年度も、新任管理職研修等eラーニングによる環境教育を実施し、地球環境問題、環境経営、環境法令に関する内容について啓発しました。

また、オフィスに環境意識を高めるポスターや環境データの掲示によって、各グループ会社において年々環境への意識が高まっており、社員同士が環境について学びあい、共有しあう場が広がっています。

環境ニュースの配信

KUMONグループは、年4回「KUMON Green News Quarterly」を、各グループ会社に日英二か国語で配信しています。

「KUMON Green News Quarterly」では、四半期ごとの地域別環境データを掲載するとともに、各グループ会社から環境活動を報告してもらい、 KUMONグループ全体で情報を共有しています。

また、グループ会社によっては社員向けに環境ニュースを配信するなど、環境コミュニケーションを積極的に行っています。

各年度の環境コミュニケーション

世界へ広がるKUMONの環境活動

日本国内、北米、南米、アジア・オセアニア、中国、ヨーロッパ・アフリカ

世界へ広がるKUMONの環境活動

日本国内、北米、南米、アジア・オセアニア、中国、ヨーロッパ・アフリカ

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