お子さまから大人の方まで、くもんの書写は、選べる4教科
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100人100筆
私と書写のあるくらし

※書写歴は、取材時における年数です。

書写歴16年
Nさん(70代)

「わあ!すごくきれいな文字ですね!」
百貨店の店員さんの一言で自信がつきました。

15年前、何か習い事を考えていたとき、偶然にも公文書写教室のチラシを見つけ「これだ!」と直感しました。もともときれいな文字に憧れがあったので、「住所と名前くらいは上手に書きたい」とペン習字と筆ペンを習いはじめました。

その後3~4年経ったころでしょうか、百貨店で買い物をして送付状を書いていると、「わあ!お客さま、すごくきれいな文字ですね!」と店員さんが感激してくださったんです。もしこれが友人や知人に言われたのなら、私が書写教室に通っていることを知っていますから「ご愛嬌で言ってくれたんだ」と笑い流すのですが、見ず知らずの方がこんなに褒めてくださるなんて「本当にそう思ってくれたのかな」と思え、ようやく自分の文字に自信が持てるようになりました。

何事もただ回数を重ねるだけではダメ。
“観察”が大事なんです。

でも、ここまで上達するには私も結構努力したんですよ。週に一度教室に通い、家でもペン習字と筆ペンのプリントを約1時間かけて毎日練習しています。ときには、「私には素質がないのかな。辞めようかな」と挫折しそうになった日だってありました。でも、友人の「もっと練習しないと上手になれないよ」という言葉に奮起し、それまで以上真剣に取り組みました。

やはり何事も、ただ回数を重ねるだけでは上達しないんでしょうよね。“観察”が大事。私は先生がどのように書いておられるのか、筆づかいだけでなく息づかいまでしっかり観てまねるようにしました。すると徐々に周囲から「文字が変わった」と評価されるようになり、自分でも変化を実感できるまでになりました。

文字を書くことで、こんなにも心が豊かになるんですね。
書写のおかげで、私の人生は楽しくなりました。

今では町を歩いてもバスに乗っても、看板や広告の文字が目に飛び込んでくるようになりました。「あの文字、上手だな」とか「この文字はこうして書くんだ!」とか、これまでと同じ風景なのに、まったく違って見えるんです。

文字を書くことで、こんなにも心が豊かになるんですね。書写のおかげで、私の人生は楽しくなりました。若いころ、別の書道教室に通い挫折したことがあるのですが、まさかこの年になって再度始めることになるなんて。もしかすると公文書写教室とは赤い糸で結ばれていたのかもしれませんね。